イチいち参加後記
2023年5月13日(土)22:30~23:30、藍笹キミコさんとの「イチいち」(1時間いちごつみ)に参加させていただき、袴田は以下5首を作ることができました。ありがたいことでした。
申し込みフォームには短歌を詠む速さを自己申告する欄があり、確か「遅い」か「まあまあ遅い」で入力したんじゃないかと思います。これまで開催されたイチいちにはとても速い方もいらっしゃって、その方に比べれば私の詠んだ歌の数は半分以下ですから、私の自己認識は妥当だったように思います。たぶん、藍笹さんの詠む速さの申告とマッチングしていただいたんだと思います。
4首目の回文短歌よりも8首目に時間がかかってしまいましたが、藍笹さんの7首目から摘む語を「朝食」か「コンチネンタル」で迷っていました。
コンチネンタル風=大陸風、のアナロジーのなかでの規模感の拡大というんですかね、ああこれは自分が使いたかったなー、と心を奪われた時間が確かにありました。その時間はタイムロスにはなりますが、詠み手/読み手としては貴重な時間だったような気がしています。こういうカメラワークの効いた歌には憧れがありますが、自分ではなかなか作れません。コンチネンタル、いつか使ってみたいです。
時間的に私の10首目で最後になるかしらと思いきや、藍笹さんから最後の一首が放たれました。さらに私から即詠で応えられたらよかったですが時間切れ。こういう、最後を取りに行く、という面白さもありそうです。
確かに、よほど特殊なプレイでもない限り、ノコノコは全員マリオに踏まれるわけじゃないですね。マリオへの復讐のために――とまでいかなくても、一族の生存のため、くらいかもしれませんが――クッパJr. の子守りをしている温かい景が浮かびました。
……私は平均して5.4分に1首詠んだことになり、これは私にとっては異例の速さです。例えば、うたの日で最大1日推敲できる、ということがいかに恵まれたこと(?)かと思い知らされました。また、ツイートがタイムラインを流れていく感じとの関連でしょうか、これは現代版の曲水の宴なのかもしれない、などと、かつてない頻度でリロードを繰り返したパソコンの前で思ったのでした。
定時の約束がなかなか難しいのですが、都合がうまく合うときにはまた参加したいと思います。ありがとうございました。
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