ついに「伝説の会話集」朗読に着手 62歳からのロシア語20
言語学習モチベーション維持の本
ついに、伝説の「改訂版 標準ロシア語会話」(白水社 東一男・東多喜子共著1980)朗読に着手した。昨日のことだ。
2023年4月2日に開始したロシア語再学習(最初の一歩から全部やりなおし)を続けるモチベーション維持に役立った本は、「ロシア語だけの青春」(黒田龍之助著、現代書館・ちくま文庫)だ。
これまた伝説のロシア語学校「ミール・ロシア語研究所」に著者自身が通っていた時期を中心に書かれた本なのだが、その「ミール」で使用されていたのが、この会話集なのである。
この会話集を暗唱するのが授業の中心をなしていたようだ。大きな声で可能な限り正確に発音し、力を入れて読む箇所を極端に強調した発音練習方法だ。
もちろん、音読じゃなくて暗唱だから完全に覚えてしまうわけで、単純だが強烈な方法ともいえる。
中途半端にしないで最後までやりきる
この本の影響で、再学習開始とともに「標準ロシア語会話」をすぐにでも始めたかったが、そうもいかなかった。
先に「ロシア重要単語2200」をスタートさせてしまったからだ。これ以外に初歩の文法教科書も始めたので、少ない時間内に終わらせるためには、やることを絞るしかなかった。
やることは少しでも、ひとつひとつを最後までやりきると最初から決めていたので、「標準ロシア語会話」を後回しにせざるを得なかったのだ。
数日前、ようやく「ロシア重要単語2200」を95%以上覚えていると確認できたので、これを終了することにした。
こうして「標準ロシア語会話の暗唱」にこぎつけたというわけだ。
ウクライナ語にもひかれるが今はロシア語に絞るしかない
実は、昨日と一昨日(2月24日、2月25日)、慶應義塾大学日吉キャンパスでウクライナの文化についてのセミナーがあった。
ものすごく充実した内容で、2日間続けて參加して本当に良かったと思う。
テーマはウクライナだが、それ以外の課題にも適応できる内容、どころか、人生についても考えさせられた。
複雑なウクライナの言語問題についての発表もあった。
以前からウクライナ語には興味があった。ウクライナ語を学習してみたいなという気持ちもある。
でも2つ同時には無理だし、何よりも私にはロシア語を使ってやりたいことがある。
だから、ここは踏ん張ってロシア語練習を継続していく。
この「改訂版 標準ロシア語会話」には5000 くらい例文があるらしい。全部は無理でも4500例文くらい暗唱できるようにやりたいなあ。(つづく)
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