「ロシア重要単語2200」と「標準ロシア語会話」の音声をMP3に変換 62歳からのロシア語⑦
3つの教科書でついにロシア語練習スタート!
どうしたらロシア語を独学学習できるか、いろいろ模索したが結局、基礎文法・発音・頻出単語の三つだけとりあえあず実行することにした。
節約のため、大昔に購入した教科書を利用することを鉄則にした。余裕のある方は、最新の充実した最新教材を購入することをお勧めしたい。
本棚をかき回して、ホコリにまみれて探し出したのが次の三つ。もちろん、購入しただけで、どれひとつとしてやってこなかった。カネがないと言いながら、実際にはほんとうに無駄遣いしている。
1)「例文で覚えるロシア重要単語2200」(佐藤純一・木島道夫 共編、白水社1983年)
最新版はこちら
2)「初歩のロシア語」(佐藤純一著、昇龍堂出版 1992年36版)絶版
3)「ロシア語発音の基礎」(城田俊著、研究社 1998年)絶版?
正確に言うと、1)で見つかったのはカセットテープだけ。カセットがあるということは確実に本も買ったはずなのだがどうしても見つからない。
そこで、Amazonで中古を探し、やむなく約800円の出費を余儀なくされた。
テープを聴こうとしたらレコーダーが2台とも壊れていた
さぁて、まずは単語帳からやるぞ! やる気満々て机の奥からカセットレコーダーを取り出したはいいものの、2台ともまったく作動していなかった。
だいたい今時カセットテープもないだろう・・・とは分かっているがとにかく今は金をかけられない。さてどうしたものか。
考え、ネットでしらべた。結局、カセットテープをデジタル化しパソコンやスマホに入れるしかないと観念した。そこで購入したのが下記のカセットテープMP3変換プレイヤーだ。
デジタルとITの沼に溺れる
思い切ってMP3変換レコーダー2,999円を買ってみたものの、何をどうやれば、カセットテープの音声をデジタル化して、パソコンに入れることができるのか。
いつものように、デジタルとITの沼に溺れてしまうのではないかとの予期不安は最初からあった。
果たして、やぱり沼にはまり、ネットをみてあれこれ模索することに。
結局、分かりやすく解説してくれている情報としては、YouTube番組「ゲーム老人チャンネル」のカセットテープをMP3にデジタル化する方法がとても役立った。
この「ゲーム老人チャンネル」にはほんとうに助けられた。何かの方法や製品説明がわかりずらい例が多すぎる。それを懇切丁寧に解説しているので、この姿勢には学びたい。
無料音声編集ソフト「Audacity」で成功!
このMP3変換レコーダを入れるためには、パソコンに音声編集ソフトをインストールしなければならない。
その方法も、YouTubeの「ゲーム老人チャンネル」で懇切丁寧になされている。本当に分かりやすい。この人の説明通りに無料でインストールした。無料音声編集ソフトAudacity
カセットとパソコンの接続のしかた。Audacityの動かしたも細かく動画で解説されているのですぐに理解できた。
これで、テープ音声をデジタル化できた部分の音声を毎日少しずつ聴きながら、単語と例文を口頭でと会えるトレーニングを始めた。
これでいける! となんとなく明るい未来が見えたと思った矢先、ハプニングが・・・。
不純な理由で日本ユーラシア協会の会員になる
調子よくカセットテープをまわし、変換した音声をパソコンに入れていたとき、ぷっとかすかな音がした。
嫌な予感通り、カセットテープが切断されてしまったのだ。ロシア語訓練をはじめて10日間くらい経過した4月半ば2023年3月のことだった。
すでにデジタル化している録音もあるが、どうせなら全部デジタル化して聴きたい。新しいバージョンのこの単語帳「例文で覚えるロシア重要単語2200」(白水社)ならCD付きで、一部の例文が録音されているからこれを買おうか。
待った末に、ロシア語ができるひとに「もしやこのカセットテープをお持ちじゃないですか」と聞いたところ。「日本ユーラシア協会の図書室にあります。会員になれば借りられると思いますよ」とのことだった。
ありがたいことに、一か月ごとに会費を払うシステムになっているので入会した。
日本ユーラシア協会の皆様、自分勝手な理由で入会してすみません。ちなみに、会員になったとたん月刊のブランケット版会報紙が送られてくるようになった。
けっこうおもしろい内容の記事も多い。こうして、なんとか単語帳の音声全デジタル化が完了した。
伝説の会話集「標準ロシア語会話」の音声をデジタル化
ついでに伝説の会話集「標準ロシア語会話」も、すべてデジタル化完了。黒田龍之介さんが著書で書いていたように、早くこの会話集の「暗唱トレーニング」をはじめたい。
しかしその前に、「例文で覚えるロシア重要単語2200」のうち最低90ぺーセント以上の単語を覚えたあとにしよう。楽しみは後回しだ。(つづく)