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これがトヨタ式「〝労災保険を使わせない〟マニュアル」だ!「トヨタにはルールがあるんです」明らかに労災の負傷社員に示された、謎の小冊子

 マイニュースジャパンに、この記事を書きました。この背景には、労災保険制度の趣旨と実態運用がずれている問題があり、なかなか難しい問題です。とはいえ、トヨタをはじめ少なからぬ企業で、明らかな労災なのに従業員に健康保険を使用させ、労災にしないケースもあります。これは大問題。

 私は趣味のことや、いろいろな内容の記事をnoteに書いていますが、今後、このような雇用問題や労働問題にかかわる記事もnoteにアップしていこうと思います。

※以下「マイニュースジャパン」の記事冒頭

ながらく“謎の小冊子”とされてきた、トヨタ自動車の正式な「労災手続きマニュアル」が、裁判所に証拠提出される形で、初めて明らかになった。トヨタは「訴訟記録閲覧等制限申立書」を裁判所に提出し、このマニュアルの非開示を要求したが、裁判所は却下。トヨタがそこまでして隠しておきたかった冊子は〝労災回避マニュアル〟ともいうべきもので、事業所内で就業中に起きた傷病であっても、まずは健康保険で処理することを求めていた。現場でもその通りに運用が徹底されていることが複数の取材で裏付けられている。健康保険で治療すると、本来ゼロ円であるはずの治療費に自己負担が発生するほか、休業補償を受けられない、のちに後遺症が発覚しても補償されないなど、労働者にとってデメリットが大きい。働き手を労働災害から守る労災保険制度の趣旨に反するほか、労基署が認定するトヨタの労災発生件数が、実態よりも低く抑え込まれている可能性が高い。

 つづきはマイニュースジャパンで。


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Hayashi Masaaki 林克明ジャーナリスト
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