セロトニンでは幸福にならない
幸せの神経伝達物質で知られるセロトニン。
セロトニンの分泌量を増やしてみんなで幸せになろう。
でもあなただけ、生きづらさは消えません。
幸せになるセロトニン
日光を浴びると、リラックスできる脳内の神経伝達物質「セロトニン」が分泌されます。
セロトニンの分泌量が増えると、安心感が増します。
ビタミンDがより生成され、免疫力が高まり、体調不良が少なくなります。
でもあなたはまだ人生を肯定できず、生きづらさを抱えています。
セロトニンを増やす
あなたは、日光を求めて日照時間が長い場所へバカンスに出かけます。
少しでも日光が出れば外で日光浴や日焼けをします。
筋トレをすることでセロトニンを増やすことができます。
あなたは家で筋トレを始めてみて、ジムにも通うようになります。
脚の筋肉がつき、体が引き締まっていくようです。
スタイルがよくなり、自己肯定感が上がります。
幸福感は増えない
セロトニンは増えているはずです。
それでもあなたには幸福感は広がってきません。
確かに、筋トレをして、太陽を求めるため、外出をするようになりました。
物事を継続できていることもあり、前向きに考えることができるようになりました。
それでも抑うつ的な気分はなくなりません。
あなたが抑うつな気分を選択していることもあるでしょう。
セロトニンの量が増えてもあなたの生きづらさは変わりません。
続けること
セロトニンの量とあなたの生きづらさは関係がないのかもしれません。
それでも、セロトニンを増やすことを継続しましょう。
セロトニンを増やしたいと思うことで、あなたはまだビルの屋上から飛び降りようと思うようにならないからです。
明日も日焼けをして、ジムに通います。
セロトニンへ向けた習慣があなたを助けていることもあるのです。
セロトニンは、あなたを幸福にしませんが、見えない生きづらさをなくしているかもしれません。