
2024年・元旦の丹生川上神社三社参り
あけましておめでとうございます。
(今さら感たっぷり)
2023年末は、怒涛の出勤でした。
年末ともなれば、ガソリンスタンドは一気に忙しくなります。
なんで、みなさん年末に車を洗うんやろう…
(普段からキレイにしておけ、というSSスタッフのつぶやき)
とはいえ、年始は1日・2日が休みでした。
ここ3年ほど、年始は奈良県吉野地方の「丹生川上神社」にお参りしています。
丹生川上神社は、水の神様をお祀りする神社です。
上社・中社・下社と、三社あります。
さて1日。
風もなく、おだやかな朝。
夫と二人で、出発しました。
まず向かったのは、上社です。
ダム湖のすぐ近くにあります。
グーグルマップを見て気づいたのですが、このダム湖…
龍の形に見えるんですよね。
我が家から、京奈和自動車道を経て、車で2時間ほどの道のりです。

上社・境内。
ご神徳は…
高龗大神(たかおかみのおおかみ)は龍神にて水・雨を掌られる大神様です。生きとし生けるものは、すべて水無くしては生命を保持することはできません。
そして、「農」を以て国の基礎としてきた我が国においては、雨を降らせ、また止めるなど、雨を掌られるこの大神様に対する人々の尊崇の念は極めて篤く、古来より今日に至るまで変わることなく続いています。
この大神は、神代において伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が火の神かぐつち神を斬り給うた時に生(あ)れませる神様です。
「高龗神」は山の峰の龍神、下社に祀る「闇龗神」は谷底に棲まれる龍神のことです。
高龗神を御奉祀する神社の数は、全国で本社 約1,300社、境内社 約300社、計1,600社となっています。
長くなるので省略しますが、丹生川上神社は、晴れを願う時には白い馬を、雨を願う時には黒い馬が奉納された、という由緒があります。
これがのちに、「絵馬」になったんだそうです。
ゆえに、馬とのご縁が深いのですね。

拝殿の前に、対のお馬さんがいらっしゃいます。

山深い神社で、平日はそれほど参拝客もいないのですが…
さすがお正月。
普段より、多くの人が訪れていました。

写真に写っているのが、ダム湖(大滝ダム)です。
マップで見ると、本当に龍のよう。

雨あがりだったようで、山に雲がかかっていました。
いかにも水神らしい風景だなぁと思いました。
さて。
次は、中社です。
上社から中社までは、車で40分弱の道のりです。
神社駐車場が満車だったので、まず「東の滝」へと向かいました。
東の滝は、中社から徒歩5分ほどの所にあります。

車道から橋を渡り、歩道を進みます。
川のせせらぎの音が、心を癒してくれます。

とにかく水が美しい!!!


東の滝です。
「東の瀧」は「秋津野の瀧」「龍神の瀧」ともいいます。
高見川(丹生川)・日裏川・四郷川の三支合流において、日裏川が高見川(丹生川)に注ぐところに「東の瀧」があります。
東の瀧には龍神が棲むといわれ、その神秘に触れようと大勢の参拝者が訪れます。
「東の瀧」は吉野離宮の東にあるということから、この名が付けられました。
滝はそれほど大きくはありませんが、水量が多く「ごうごう」と音をたてていました。
滝の流れがクロスしているところも、どこか不思議に見えます。

滝のすぐ近くに「夢淵(ゆめぶち)」があります。
朱塗りの蟻通橋の上流に高見川(丹生川)・日裏川・四郷川の3つの川が合流して、紺碧の深い淵が形造られています。
夢淵は古代の人々が水神の鎮坐す霊境として、斎み潔めを行う場所で、斎いみ淵ぶちともいったのが、訛って「いめぶち」となり「ゆめぶち」となりました。
とても深い淵なのに、この透明感…
この深い緑色…
美しい。


東の滝を、スローシャッターで撮ってみました。
…というわけで、中社拝殿の写真を撮り忘れました。
夫がスタスタ歩いていくものですから。

中社で、龍のおみくじを引きました。
私は辰年の生まれですのでね。
夫は中吉、私は大吉でした。
それにしても…愛らしい龍さんです。
さて、次は下社に向かいました。
中社からは、車で1時間少々の道のりです。
この日は、朝早く出発したので、下社に到着したのはお昼前でした。

夫の後姿が写りこんでいます。
(お約束)
そして、夫が持っている封筒には「丹生川上神社三社めぐり」の色紙が入っています。
色紙は、吉野和紙で作られていて、三社それぞれの御朱印をいただきます。
詳細は↑こちらから
以前も、三社めぐりの色紙をいただいたのですが…
今年の色紙は、龍が御朱印を囲むデザインになっていました。

近いうちに額装します。

下社には、神馬さんがいます。
白さん、黒さん、というお名前がついているそうです。
とても人懐こくて、馬場に行くと近寄ってきてくれます。
下社の宮司さんは、とても気さくな方です。
参拝すると、色んなお話を聞かせていただくのですが…
この日はいらっしゃいませんでした。
さて、無事三社に詣でて…
奈良県五條市あたりでお昼を、ということで車で向かいました。
ナビ通りに進んでいたのですが、夫が「五條の看板ある、こっちやわ」と言って、ナビとは反対の道に進んだのです。
しばらくは、センターラインありの片道一車線道路でした。
が、10分も進むと「対向車来たらどうすんの」みたいな山道になり…
夫も「しまった、やってもうた」と苦笑い。
ですが、私は山道が嫌いではありません。
むしろ好きな方です。
夫は心配性なので「土砂崩れに遭ったらどうしよう」とビクビクしながら運転していましたが…
夫は細い道をどうにか運転して、無事五條市にたどり着くことができました。
というわけで、2024年も中岡始をよろしくお願いします(*^^*)
(「夫が推しで何が悪い」は、今月中に出版できるかと…)
下社のみ、Facebookページ
いいなと思ったら応援しよう!
