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私が幼い頃、父が愛用していたカメラ

おはようございます。
相変わらず寒い日が続いていますが、日差しに少し春を感じます。
いかがお過ごしでしょうか。

さて。
昨夜、父とカメラの話になりました。

ちょうど私がパソコンの前に座っていた時で、父が

「キヤノンのA-1、検索してみ。あんたが子供の頃、俺が使ってたカメラや」

というので、検索してみました。


(Cannon公式より)

発売は、1978年(昭和53年)4月。
私が2歳の頃です。

発売当時の価格は、FD50mm F1.4SSC付きで、114,000円です。
これが、今の価格でいくらになるのか…
日本円貨幣価値計算機で、計算してみました。

すると…
173,991円、ということでした。
計算機では2019年までしか、計算できませんでしたが、そう変わりはないと思います。

およそ17万4千円…
私なら、手の出ない価格です。

そもそも、なぜ父とカメラの話になったのか。
きっかけは、少し前に見つかった、私の幼い頃の写真でした。

私が2歳の頃だと思われます。
今見ても、とても良い写真だと思います。

表情が自然。
うまく撮ってるなーというのが、正直な感想です。

この写真を父に見せたところ…

これな、よく撮れてるやろ。
ちょうどA-1買った時くらいで、あらかじめ「ここ」にピントを合わせといたねん。
ほんで、アンタが向こうから歩いてきたとこで、シャッター切ったわけやな。

父曰く

なるほど…
いわゆる「置きピン」ですか。

A-1を手に入れてからというもの、父は写真を撮りまくったそうです。
ええ、それはよく知っています。

私が子供の頃のアルバムは、当時としてはあるまじき分厚さです。
「フエルアルバム」というもので、台紙を継ぎ足せるアルバムです。

その厚み、10㎝ほど。
えげつない。

ちなみに、昭和41年生まれの、夫の子供時代のアルバムは2㎝弱。
いかに、父が私の写真を撮りまくったかが、うかがえます。

父によると、アルバムに収めた写真は、実は全撮影枚数の1/3くらいなんだそうです。
良い写真だけを、厳選したんだとか。

ちょうどその頃、母も私の部屋にやってきたのですが…

「あの当時、フィルム代と現像代が半端なかった」

ということでした。

今がデジタルの時代で、良かったです。
もちろん、現在においてもフィルムカメラの魅力はあるかと思いますが…

私も割と大量に写真を撮るので、やはりデジタルは手軽で良いです。

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中岡 始
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