なでしこジャパン、選手以外の部分でスウェーデンに完敗
なでしこジャパン、スウェーデンに2対1で負けちゃいました。
今日の夕方に勝負が決まったのですが、正直試合後すぐにこの記事を書くと怒りでとんでもない文章になりそうだったので、ちょっと時間を置いて書く事に(^^;)
スウェーデンは確かに日本より格上です。
(ランキング スウェーデン3位 日本11位)
試合を見てもスウェーデンは確かに上手くて身体能力がある事は良く分かったのですが、正直勝てた試合だと思います。
この試合のスウェーデンの最大のウィークポイントは疲れであることは前回記事にしました。
もし私が監督だったら、前半は相手を疲れさせるために言い方が悪いですが「捨て駒のフォワード」を使います。
相手が前線にボールを送るのを防ぐために、フォワードがひたすらスウェーデンのバックス陣にひたすらプレスするやり方です。以前男子のワールドカップで前田選手を使ったのは記憶に新しいところです。
「スウェーデンはテクニックがすごいからプレスをはがされてしまうのでそのやり方は使えない」
という意見はサッカー板でもありましたが、私は反対です。
目的はボールを保持することではなく、相手を疲れさせることが今回のこの方法の本質だからです。私は池田監督は当然この作戦を採ってくると思っていました。
しかし蓋を開けてみれば前半45分はスウェーデンのバックス陣に対してノープレス。バックス陣が中盤にパスしたタイミングでプレスしていました。45分間これは変わっていなかったので間違いなく監督の作戦と認識していいでしょう。
結果はスウェーデンの体力温存を助ける事に。挙句の果てに失点までする始末。
そりゃそうでしょう、テクニックや体力が上の相手に対して全開でプレスもしなかったら相手からしたら楽勝です。結果スウェーデンは体力温存しながら1点取るという最悪の前半でした。
なんで日本の池田監督や作戦チームは相手の体力を削りに行く作戦を採らなかったのでしょう?
個人的には全く理解不能です。もしかすると次の戦いを見据えて戦力温存したかったのか?それとも単なる思い上がり?
スウェーデンの体力削減プランしか勝機はないと個人的に思っていたので、極めて残念です。
ついでに書いておくと、この私のプランを考えた場合には、宮澤選手を使うなんてことは絶対考えません。猶本選手が第一候補になると思います。そもそも宮澤選手は出ずっぱりで相当疲れが溜まっていたはずです。それが証拠に前半終了時には殆ど走れなくなっていました。浜本選手が肩の調子が悪いのなら、前半の捨て駒作戦で使っても良かったのに😅
この文章書きながら怒りが(笑)
後半PK取られて2-0になってから日本が全開でプレスし始めてからやっと日本のペースに。
でも時すでに遅し(T_T)
後半30分以降はスウェーデンは全く走れなくなってきたし、キックミスも多発していました。日本的にはこのスウェーデンがミスしまくりな状態に持ち込むために全精力を注ぐ必要があったのに、監督含めてスタッフは何がしたかったのだろうか?
勿論日本が後半にプレスしまくった時にピンチもありましたが、それでもスウェーデンが走り回ってミスをする場面が多々あったのも事実です。
正直サッカーに取り組んでいる歴史に負けた気がします。
今日はスウェーデンの首脳陣に完敗しました。
個々人の選手の能力は日本はかなり上がってきました。次は日本サッカーの監督や首脳陣の変化が必要だと考えます。
なんか今の日本社会の縮図みたい。
いや、今も昔もか(笑)
「兵隊一流、将三流」
太平洋戦争時代から何も変わらない日本の伝統芸です😅
なでしこの皆さん、本当にお疲れ様でした。
胸を張って日本に帰って来てください(#^.^#)
あー、この夏の楽しみが一つ終わっちゃったなー
ではでは(^^)/