久しぶりにレンズ沼がやってきた!(ちょっと長文)
どうも はじめです😀
最近カメラとレンズの構成には結構満足いっていた私ですが、ついこの間撮影行った時に新しいレンズの必要性をビシビシ感じでしまったのでご報告いたします😭
あ、カメラとか興味ない方は読み飛ばしてください(笑)
まずはこちらの写真をご覧ください。
こちらの写真、朝焼けがきれいそうだということでカメラを持ち出して近所に撮影に行ったものです。
この日はJPEGとRAWで撮影していました。
普段近所を撮影するときはJPEGでしか撮影しないのですが、こういった景色はもしかすると(いやもしかしなくても)RAWの方が結果が良くなるだろうと思って両方で撮影しておきました。
で、色々いじくった結果が上の写真なのですが、私が感じたことは「やっぱりマイクロフォーサーズはRAWでもいじくりにくいなー」という事です。
まあ、以前からカメラ板ではよく言われていた事ですが(笑)
JPEGに比べればはるかにマシですが、それでもやっぱりGFX50SとかでRAWでいじるのとは次元の違う速さで特に空が破綻してしまいます。
GFX50Sは約5000万画素、フルサイズ換算で約3000万画素です。
かたやG9proはマイクロフォーサーズのセンサーで約2100万画素ですからどうしても画素ピッチ上では元から不利です。
その他の景色は別として、特に空だけはセンサーサイズの差が如実に出てしまいます。
諧調性と言えばいいのかもしれません。
マイクロフォーサーズの写真で空をいじるとあっというまに破綻してしまいますねー(^^;)
私のGFXシステムはほとんどの焦点距離でレンズは揃っています。
(但しマウントアダプタ経由のPENTAXのFA645レンズですが・・・)
換算26.5mm~240mmまでがあります。
唯一ないのが超広角レンズです。
そこでいつも私のターゲットになっているレンズがこちら
そうです、富士のGマウント用超広角レンズ『GF20-35mmF4 R WR』です。
「じゃあこれ買っちゃえばいいじゃん!?」
いえいえ、事はそう簡単はありません。
このレンズ、死ぬほど高価です(笑)
お値段地図カメラさんで33万円強!しかも売れすぎているのか納期未定!
買いたくても買えません(財布と物理)
さらに言うとこのレンズは手振れ補正がありませんので、GFX50Sでは手振れ補正が効かないのです。
ここでもう一回前の写真を見直してみましょう。
この写真、EXIFを見たらシャッタースピードが1/40秒、ISO200、絞りf4.5で撮影しています。
(明るく見えていますが、この時あたりは真っ暗に近い)
私は最近G9ProのISOは200に固定しています。
何故かというと被写体が動きものではない限りISOを上げる必要性を感じていないからです。それ位G9proの手振れ補正を信頼しています。
しかしこれがGF20-35mmになると手振れ補正がありませんのでどうしても三脚を使用するかシャッタースピードアップのためISOを上げて手持ちするかしなくてはいけません。
■三脚→機動力が落ちる
■手持ち→ISOアップゆえの画質劣化
また、三脚はいつでもどこでも使えるわけではないのでできれば避けたいです。特に今回の撮影場所は橋の上のため三脚を置く場所がありませんでした。
となると手持ちでもこのような写真を撮りつつ、RAWでもいじりやすい写真を撮るためにどうすればよいのか???
次に考えたのが「マウント変更」、つまりフルサイズの導入です。
最初に考えたのがニコンのZ5です。
値段も16万円弱くらいですし、手振れ補正内蔵、しかもSDカードがダブルスロットなのもとても私の評価が高い点です。
あとお店で見たときにファインダーがめちゃくちゃ広くて見やすいのもかなりの高評価です(^_-)-☆
これで決まりか!と思いきやそうはいかないのがレンズ沼です(笑)
ニコンのZシステムはレンズが高価なのがイタイ!
一番安い広角レンズがこちら。
今日現在で最安値145,855円なり。
f2.8通しなのはいいですが、風景撮るにはこんなに高スペックじゃなくてもいいので安価な広角レンズが欲しい所。
とてもじゃないがカメラ本体とレンズ1本で30万強は払えません。
それなら元から考えていたGF20-35mmを買ったほうがいいかなー(^^;)
ニコンとくれば次はキャノン( `ー´)ノ
本体とレンズ両方行きましょう!
本体のRPが11万円強、RF15-30mmF4.5-6.3 IS STMが7.5万円前後ですので、両方合わせると19万円弱でしょうか??
MTF見るとこのレンズ周辺画質がイマイチのようですが、まあまあ満足できそうなスペックなので「お、これでいいんじゃね?」と思ったのですが事はそう簡単ではありません。
問題はRPの方です。
そう、RPはカードスロットがシングルなのです😭
人間贅沢なもので、一度マルチスロットを使ってしまうと二度とシングルスロットには戻れなくなってしまうのです(個人差があります)
特に私はSDカードを昔から使いまわしているので、いつカードがお釈迦になるかもわかりませんので特に気になってしまいます。
コスト的にはこのカメラとレンズの組み合わせが一番現実的なのですが、撮影したと思って家に帰ってきたらSDカードが死んでたら目も当てられません。
なので、この組み合わせも厳しい😭
SONYもα7Ⅱとサードパーティーのレンズで安く組む事は出来ますが、そもそもソニーは手振れ補正が構造上弱すぎる(個人の感想です)上に、そもそもα7Ⅱもシングルスロットで不可。
また、ソニーはゴミ取り機能が少し弱い気がします。
私が操作性が大好きなパナソニックのフルサイズはどうでしょう?
この組み合わせはいいかも?
カメラ本体が18万円位、レンズが10万円弱、両方で28万円位ですねー。
Lマウントはシグマも一緒にやってますのでレンズも豊富に出てきそうでいい感じなんですが、なぜか盛り上がってないですね(^^;)
このレンズ結構写りもいいみたいだし、スタート14ミリからだしいい感じなんですが、やはりパナソニックのフルサイズカメラはオリンパスからSSWFを断られているのかゴミ取り機能が貧弱すぎる気がします。
センサーサイズが大きくなればなるほどゴミ取り機能がとても重要なはずなのに・・・(特に風景撮影は絞り込むので余計に必須になってくる)
マイクロフォーサーズからフルサイズに方向転換したのがやっぱり旧オリンパスの怒りを買ったのでしょうねー💦
ここが解決しない限りちょっとパナソニックのフルサイズは手が出しにくいです。
それにフルサイズで28万円と中版デジタルで33万円だったら中版にします。
以前ネットでこんな書き込みがありました。
「フルサイズから中版にアップグレードした時より、マイクロフォーサーズからフルサイズにマウント変更した時の方が変化が大きかった」
撮れた写真の感想は個人の感性によるところが大きいので否定はしませんが、私はどちらかというと逆で、
「マイクロフォーサーズからフルサイズにアップグレードした時より、フルサイズから中版にマウント変更した時のほうが変化が大きかった」
これでした。
以前にも少し書きましたが、絵の重さというか立体感というものがフルサイズとは全然違いました。ちなみに以前使用していたフルサイズはソニーのα7Ⅱとα7Rの二台です。まあこのあたりは撮影対象によって受ける印象が全く違いますので何とも言えませんが、少なくとも私の撮影対象ではそのように感じました。
ポートレート主体の方なら確かにマイクロフォーサーズからフルサイズへの変更のほうがボケという意味では変化が大きく感じるかもしれませんね。
いやーレンズ沼ってほんと深いですよねー💦
マウント変更まで考えないといけない位まで考えちゃいます(笑)
まあこれっておそらく正解が絶対にないからこそはまっちゃう沼なんだと思います。正解がないからこそ面白いし、また正解が人によって違うからこそ他人に聞いたりネットで検索してみたり・・・・
まあマイクロフォーサーズで空が撮影できないかといえばそんな事はありません。ただ、露出の失敗が致命傷になる可能性は大いにあります。
ネットでよくマイクロフォーサーズこそ玄人向けだと言われますがそれが今だとよくわかりますねー(^^;)
もうすぐ紅葉の季節です。
超広角レンズをマイクロフォーサーズでどれだけ戦えるのかを試してからGF20-35mmは考えてみようと思います。
GFXのレンズはこの超広角レンズよりもフルサイズでの定番撮影距離である「70-200mm」、つまり以下のレンズを先に考えたほうがいいかも??
フジノンレンズGF100-200mmF5.6 R LM OIS WRです。
35ミリ換算で80-160mmF5.6ですねー。
山に行くとこれくらいの焦点距離は使うような気がするんだよなー(^^;)
今でもペンタックス645マウントで持ってるけど三脚必須だしなー😭
いやー、レンズ沼って面白い(笑)
以上カメラ与太話でしたぁ( 一一)
お付き合い頂きありがとうございます<m(__)m>
ではではー(^O^)/