風景写真とスナップ写真のはざまで今感じている事を徒然と(長文)
どうも はじめです🙂
桜の撮影が少しだけ落ち着いたのでこの文章を書いています。
自己紹介にも書きましたが、私風景写真なら前田真三さん、スナップ写真なら植田正治さんが個人的に好きな写真家です。
しかし写真の撮影を通して訓練していく上でどうも撮影する写真が「風景写真のようなスナップ写真」もしくは「スナップ写真っぽい風景写真」になってしまう事は以前記事にしました。
元々前田真三さんは既存の風景写真の大先生方とは違ったスナップのような風景写真を目指していると著書で記述していますので、どちらかというと私のスタイルは前田真三先生に近いのかもしれません。
ただ、当方それほど裕福でもないのであまり遠方に撮影に行く機会はなく、どうしても近隣の自然を撮影すると「人」が写真に入り込みます。
そうすると結局前田真三+植田正治風になっちゃうんですよねー
次の写真を見て頂ければ分かると思いますが、都市近郊の公園はどうしてもこういった桜の季節なんかは大混雑してしまいますので、人を排除して撮影するなんてカボチャを馬車に変える位無理です(笑)
こうなると撮影した写真は全て「風景スナップ」になっちゃいます😥
かなり以前に風景写真を趣味にしている人のブログを見ていた時にこんなことを主張されていたのが印象に残っています。
「君たちは風景写真を撮りたいのか?それとも絵葉書のような写真を撮りたいのか?」
みたいな記述だったと思います。
つまり世間的に風光明媚な場所をありきたりの構図で撮影したってしょうがないだろう?みたいな事を主張されていたのですが、私的には
「いやいや、まずは絵葉書的な写真が撮れるようになってからでしょう、そういう主張は」と思っていました。
私の写真履歴が短かかったからというのもありますが、そのブログ主の写真が「?」な感じだったからというのも大きいです。
まずは絵葉書的に撮れる!変化球はそのあと!
そう思ってカメラの練習をしてきました。
構図は個人のセンスが一番出る部分なのでそこは置いといて、レンズによる描写の変化、フラッシュの使い方、センサーによる得手不得手、天気の読み、撮影時間帯等々覚えることはいっぱいあります。
なんでこんなことを書いているかというと、自分の中で絵葉書的な写真を撮るノウハウがもう結構得られたという実感が出てきたからです。100枚撮って100枚全部が成功するというわけではありませんが、ある程度の写真は撮れるようになってきたと思います。
もう正直有名な撮影地は誰が撮ってもある程度綺麗に撮れます。
カメラの性能も上がってますし、最近の現像ソフトは優秀です。しかもこれからはソフトもAI導入でボタン一つで勝手にいい感じの写真に仕上げてくれるでしょう。
これからの風景写真の勝負は他人が撮影したことのない場所をどうやって見つけて、それをきちんと絵葉書風に撮影するのかに勝負が移っていくのは間違いないでしょう。つまり「撮影場所の発見勝負」です。
これはその地を探す好奇心と「これは素晴らしい撮影場所だ!」と思える感受性の勝負です。前田真三さんがその当時撮影地として全く無名だった北海道の「美瑛」を発見したように。。。。
一方のスナップ写真はスマホのカメラが一般的になったことでさらに勝負が厳しいので、スマホが苦手な「暗いか、早いか、遠い」被写体で勝負しないとどうしようもないと思います。
スマホで撮影しててもうまい人はいくらでもいますからねー😣
あ、あとはNDフィルタとかを使った超長時間撮影とかですかねー。スマホは一般的に絞りを搭載していないので撮影できない領域です。
絞りを搭載したスマホが中国のメーカーから発売されていましたが、まだまだその数は少ないですし、コスト的に一般的になることもないでしょう。
ただ厳しいとはいっても素敵なスナップ写真はやっぱりいいものはいいのでこれからも撮影していきます。どっちにしても近所とかで撮影すると自動的にスナップ写真になっちゃいますからねー(笑)
一枚目のカップルの写真はスナップ的に結構気に入っています。これで左端に簡易トイレが写っていなかったら残そうと思ったのですが(^^;)
残念😓
なんかだらだらと書いてしまいましたが、要約すると
【風景写真】
今年の桜の撮影が終わったらちょっと方向性を変えて撮影場所の発見に少し比重を移していこうと思っています。
紅葉撮影の下見として夏の時期にロケハンもしていきたいっす!
【スナップ写真】
まあ通常通りの近所の公園での撮影ですが(笑)
暑い時期でも出来るだけ出かけられる様に空調服が欲しい!
こんな感じですかねー
以上
ぐだぐだと写真雑感でした!
ではではー(^O^)/