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AI漫画をつくっていたら新しい自分と出会った話(note開始から4ヶ月の総括)


今までの総括と自己紹介リニューアル

こんにちは!サイマチハジメです。

note開始から約4ヶ月経過し、自分の中で一度まとめをいれたいところまで来たので総括と自己紹介の刷新を兼ねた記事になります。
現在のプロフィールのリンクがnoteを始めた直後の戸惑いの中の記事だったので、今回スッキリとまとめてみたいなと思いまして。


現在、noteでやっていること

・AI漫画『僕は建築ができない』の制作と公開
・不定期でAIイラストに乗せて短歌を詠む
(・今後、一話完結のショート漫画みたいなものも追加していきたい…)

ここでのメインに据えているのはAI漫画『僕は建築ができない』の定期更新です。大体2週間以内を目安に1話更新するようにしています。

何もわからないところから始まって、画像生成AIを使い思いつくまま漫画ぽいストーリー形式の作品を制作・公開してきました。noteのあたたかな環境下で今でも気持ちよく投稿を続けさせていただいております。

内容はコメディで、住宅会社の設計と営業の二人が主人公です。少年漫画的な雰囲気のなかで注文住宅の販売に勤しむ社会人たちの愉快な日々をお届けしております。細かい説明が難しいのですが、基本方針はギャグとしてつくっています。舞台は現代でお仕事もの?(といっていいのかわからない)ですがリアリズムではない…。ある意味こんなんだったら笑えるなというエンタメ感と妄想を大事にしたい気持ちです。
絵的に色々な表現を試してみたいのもあって、突如バトル表現や極端なコメディ要素をブチ込んでくることがあります。そのへんは未だに研究中。

基本、社会生活に疲れた人間が現実逃避のためにつくっているものなので、家づくりなどの知識や教養として得られるものはおそらくないでしょう…。
そのかわり現実からの気分転換などにはなってほしい笑 自分自身にはすこぶる効いています。(制作者の概要については後述します)

登場人物が増えてきたので、まとめたページをつくってみました。これから更新時に記事の末尾に貼り付けて使います。
やねうら様アドバイスをありがとうございました!

舞台となる住宅会社ユザワホームのメンバー
ライバル会社の方々、顧客、その他


(続ける)動機について

なにか創作的なことをやりたいと思って、深く考えているわけではなく衝動に従ってやりたいと思ったことを素直にやってみてます、今のところ。完全に趣味でやっているので、行動のベクトルは『楽しめるかそうでないか』ですね。
そして、実際この数ヶ月はかなり(大変だと思うことはあれどそれも含めて)楽しかったのでいまでもそれを続けている感じです。
そして自分の中にもある変化がありました。個人的に驚いていますが、これが続けている理由のひとつです。

初めは何の気もなかったのですが、たぶん何千枚か?それ以上の画像生成をしていくうちに、キャラクターの喜怒哀楽に接するうちに、自分の目には彼らが存在して自分の意思をもっているように見えてきたのです。
私はいつからか、自覚のないままにキャラに感情移入していました。
ある日、ふと「もしここで突然やめたら彼らはどうなるのか…」と頭によぎったことで自分の変化に気付きました。正直、現時点ですでに愛着だらけであります。
いまでは幾多生成される似た画像の中から『元住吉さん』(主要キャラの名前です)と『そうじゃない人』を見分けることができると思っています。
あ、精神鑑定は結構ですよ。私はまともですから…(幽遊白書・神谷)

これは髪がのびた人

冗談はさておき、自分は比較的ドライな人間だとずっと思ってきました。まさかその自分が…。
ふん!くだらん!生成を重視したシンプルなプロンプトを活用し、かつキャラに加筆や直接手を加えることもほぼしていないこの私がキャラに愛情などと…。愛情!?この気持ちが!?と素朴な疑問を抱きました。(※ペンを使っていないという意味で、修正や加工をまったくしていないという意味ではないですよ)

しかし考えてみれば、場面ごとにキャラの心情を想像しながら様々な表情やポーズなどの画像生成、及びその確認をひたすら繰り返していてそれは量的には相当なものです。なのでそれを数か月続けていたらそんな心境になっていっても不思議ではないだろうねえ、と客観的に言ってみます。
それに、奇抜な個性はなくともキャラの設定は髪、服の形や色から目つきなどの外見の部分、性格の設定、そこまでは自分なりに意図したものでプロデュースしてきているわけですしね…。愛着も沸くかな…。
いや自分で自分をファン化させてすくすく育ててるやん。2次元からの半端じゃないザイオンス効果くらってる。

設計者の鑑だが、若干の狂気も感じる

余談…。最初にキャラ設定するときに容貌には特に目を引く個性を持たせていなくて、絵柄もオーソドックスなモデルだしこれでいいんだろか?と不安がっていたのですが、その人の持つ表情や癖などの人間性を追求していけばなんとかなるかも? と今では感じるようになりました。
もちろん内容や舞台設定にもよると思いますが、お仕事漫画として始めたからこのくらいでね…。

ちなみにLoRAなどは使ってなくて、シンプルなプロンプトに大量生成一辺倒でやってます。現代劇で服装もシンプルなので言うほどガチャ感はなく、かなりいうことを聞いてくれます。(一部のキャラを除く)

話を戻します。
キャラ愛が増す毎に「読んでくれる人にもこのキャラのいい感じにカッコいい姿を見てもらいたい」「あまりに乱れた画像で出してキャラに恥をかかせたくない」などの想いが強くなり、それが向上心の源泉になってきています。技術面はまだまだですが。(だからそれただのファン)
noteで公開しているとそういう面でも恩恵(?)を受けられていますね。もちろん反省点は多々ありますが、見てもらう意識がないともっと独りよがりになっていた気がするな、たぶん…。

ストーリー的にも書きたいことがまだあるので、それが枯渇するまでは少なくともこのキャラたちと作品作りをやっていこうと思います。

話が長くなりすぎましたが、まとめますと、思いつきでやっているうちに新たな動機が生まれてしまった厄介なタイプです。

こじらせすぎだろう


制作者について

せっかくの機会なので、作品に関してこんな人が制作してますというのを少しだけ。

ここまで読んでいただいた方は察していただけていると思いますが、絵とか漫画の関係はいままでまったくの門外漢です。そういう人がただの趣味でやっています。

いつもの巻末のひとりごとと重複しますが、いちおう一級建築士と宅地建物取引士の資格を保持しており、実務経験ぼちぼち。そういったものを拠り所にして制作しております。(作品の内容にはかなりデフォルメとファンタジーが入っていますが笑)

資格は持っていますが、私自身は器用貧乏でガチ設計特化型というわけではありません。マインドは少し営業系に寄っている部分があるので、住宅業界を舞台にしてビジネスとクリエイティブのあいだを考えていく内容にできれば面白いかなあと(当初は)考えていました。
それぞれの立場で与えられた職務を全うしようとしている人たちがいて、同じ方向を向きながらも様々な角度からの仕事観や矜持なんかがぶつかり合って…とかっていうのを描きたかったんですよね(当初は)。
どこか普遍的なものをテーマにしたいと思っていたので、その点では今回の舞台は必ずしも住宅業界でなくともよかったのですけれど。

そんなことを言いつつ改めて自分の制作したものを見返してみたら、実際は登場人物全員中二病の社会人がドタバタする完全なギャグ漫画だった、というオチがつきました…。全然違うじゃない…当初の予定と。ビジネス漫画どころではない。しかもよくわからんバトルまで始まってコメディ路線確定です。でも少年漫画に憧れを抱いていた自分としてはむしろこれで本望です。

…結局、読んでくれる人と自分がそのあとに楽しいスッとした気分になるような娯楽的作品にしたいですね!方向転換。自炊風気分転換ツール。

という感じで強引にまとめてみました。

今後もひらめきのままに色々な要素を盛り込んでいけたらいいな〜と妄想だけは膨らんでいます。


おわりに

結局とっちらかったプロフィールになってしまいましたが、4ケ月目を一言で総括すると、あのとき勇気出してグラボ買ってよかった!でした。

これからもよろしくお願いいたします!

脈絡なく鹿島田 愛

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