映画レビュー(171)「人狼ゲーム 夜になったら最後」

2021年米国

日本では「人狼ゲーム」として知られるパーティゲームを題材にしたUbisoftの人気ゲーム「Werewolves Within」を実写映画化。人狼ゲームとは1980年代から広まったゲームで、村人とそれに紛れた人狼の探り合いをゲームにしたもので、映画で言えば「疑心暗鬼」モノとでも言えそう。
主人公は、雪に覆われた田舎町ビーバーフィールドに赴任した森林警備員フィン。町に1軒だけの小さなホテルに滞在し、郵便配達員セシリーの案内で変わり者ぞろいの住人たちに挨拶して回る。翌朝、農場を営むトリッシュが、殺された愛犬を抱えて駆け込んでくる。様子をうかがいながら他の住人たちがホテルに集まってくる中、今度はホテルオーナーであるジャニーンの夫が死体となって発見される。
死体には喰いちぎられた跡と、人間のものではない毛が付着していた。
雪に閉ざされ、発電機も壊されたという状況下、お互いが疑心暗鬼に陥っていく。
また人狼ゲームネタかよ、と思っていたら、いやなかなかテンション高いホラーになってるやん。しかも、コメディ要素も悪くない。


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