創作エッセイ(81)小説を書きながらの気づき(1)「不死の宴 第一部終戦編」の場合
長編作品は考察時間が長い
長編小説の執筆は時間がかかる。プロットから箱書き、本文、とプロセスを経て作品は仕上がっていくのだが、その間も作品については情報にアンテナを張り、考察を続けている。
そして、それが執筆中の作品に反映される。特に執筆作業に2時間しか集中力が続かない私には考察の時間が豊富にあり、それが作品に反映されるのだ。
書きながらの考察で得た気づき
「不死の宴 第一部終戦編」を書いているとき、太平洋戦争前後の歴史や社会を調べて使えるネタをあさっているうちに気