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低体温とテレワーク

新型コロナウィルスの影響で、体温を毎日測ることが義務になった会社もあるのではないか。
そして、毎日体温を測っていると、自身の体温について気になってくるものだ。
かく言う私は子供のころから平熱が36℃以下のいわゆる「低体温」である。
これまでは代謝が悪くて嫌だなくらいの認識であったが、毎日検温し、
「今日も35℃台」、「今日も35℃台」と目の当たりにすると、はて、このままで良いのだろうか、と不安になってくる。

今日は、
①低体温によりどのような影響があるのか
②どのような習慣が低体温を作り出すのか
③日常生活やテレワーク時にどのような改善策があるのか
を記していく。


①低体温が及ぼす悪影響

前述の通り、低体温とは、平熱が36℃以下の人を指す。
https://point-g.rakuten.co.jp/healthcare/articles/2019/life_temperature/


日本人の平熱は36.6℃~37.2℃が平均だそうだ。この数字だけでも私からすると驚きである。

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37℃と言えば、結構つらい熱と感じるが、平熱の人からしたら当たり前の体温である。

37℃で苦しむ私の気持ちを理解できないのは当然で、これまで感じたギャップに合点がいった。

さて、低体温によりリスクが高まる病気は様々である。
具体的には、がん・循環器系の疾患・糖尿病・白内障・うつ病・アレルギー疾患などである。
また、熱中症のリスクも高まるそうだ。

低体温は低血流をもたらすので、これほど多くの病気のリスクを高めるのだ。

②どのような生活習慣が低体温を作り出すのか

低体温は体質や年齢の影響もあるが、生活習慣による影響も大きい。
実は人類の体温は徐々に低くなっているのだ。

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これは日本人に限った話ではない。

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人類の体温が下がっている原因は生活習慣によるものである。


1 肉体労働の減少による筋肉量の減少
筋肉は人体最大の熱産生器官なので、筋肉が少なくなると、体温も下がり、基礎代謝も下がる。

2 長時間座っていること
長時間座っていることは血流の低下をもたらす。

3 交感神経が副交感神経より優位になっていること
人間の自律神経は全身に張り巡らされており、自律神経には「交感神経」と「副交感神経」がある。
「交感神経」は昼間活動しているときに働く。「瞬発力」を引き出す反面、「ストレス」や血流低下をもたらす。
自然の中で生活していた私たちの祖先にとって、外敵が現れたときなどは、まさに瞬発力が必要なストレスが溜まる局面だ。
「副交感神経」とは、夕方から夜間などの気持ちが穏やかなときに働きだす神経である。
身体が「休養モード」になり、血管がゆるみ、血流が良くなる。
現代人の生活では、「交感神経」が優位になってしまうので、血管が収縮し続け、慢性的に血流が低下する。

③現実的な改善策

具体的にオフィスやテレワークをしている場合の簡単な改善策は以下だ。

1 かかとを上下する
座りっぱなしの時は、かかとの上下するだけでも血流が良くなるそうだ。
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO48068090R00C19A8W10600/

2 ぶら下がり棒などにぶら下がる
猫背は血流が悪くなるので、ぶら下がり棒での猫背防止も有効策と言える
また、ぶら下がり棒には、筋肉をつける効果も期待でき、筋肉量が増えることで体温が上がる。
おまけにスマホ首まで改善するのでいいことづくめだ。
https://www.m-biotics.com/blog/archives/19000.html

3 公園に行く
休日はなるべく自然の中で過ごすことをおススメしたい。
なぜなら、自然との触れ合いにより、我々の「副交感神経」が活性化するからだ。
「副交感神経」を活性化させることで血流がよくなる。

4 スマートフォンの壁紙を自然の写真にする。
公園に行くのが難しい場合、スマートフォンやパソコンの壁紙を自然の写真にするだけでも「副交感神経」が活性化する効果があるそうだ。

5 根菜類をメインにした食事
ごぼうやダイコンといった根菜類には体を温める効果がある。

以上の5項目を習慣とし、是非「脱低体温」を達成していただきたい。


余談だが、お昼にジャンクフードなどの飽和脂肪酸を含むものを摂取すると集中力が下がると、メンタリストDaigoさんが以下の動画で仰っていた。
是非、仕事の日の昼には、ジャンクフードではなく根菜類を摂取していただきたい。


https://www.youtube.com/watch?v=NtKUqx8_ji8&t=716s



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