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情報を処理する時、あなたはどちらのタイプ?

世の中には2種類の人間がいます。皆さんはご存じでしょうか?

「同時処理」タイプと「継次処理」タイプ。

何それ?初めて聞いた言葉だぞ?と思ったそこのアナタ!
かなり専門的な言葉だと思います。私も大学の授業で聞いたっきり、日常で使うことはありません。

ただ、自分がどちらのタイプなのか、そして一緒に仕事をするあの人がどちらのタイプなのか、それがわかると、物事の伝え方が大きく変わること間違いなしです^^


何度言っても伝わらない。わかってもらえない。どうして理解できないの…?と、いった経験は誰しも一度や二度はあるはず。
お付き合いしている人、仕事の取引先や部下など…。うまくコミュニケーションをとりたいのに、伝わらない。

それ、もしかして相手のタイプに合わない方法で伝えていませんか??
と、言いたいのです。


人間は、五感を使って得た情報を脳で処理しています。その際、どんな風に処理するのが得意なのか?という話。

同時処理タイプの人は、簡単に言うと全体を最初に把握すると理解しやすいです。
一方で、継次処理タイプの人は、順を追って情報を得られると、理解しやすいのです。


同時処理タイプの人によくあてはまるのは…
●道順は地図全体をまず見たい
●一度にいろんなことを並行してできる(掃除、洗濯、料理など…)
●規則性や関係性、ルールを見つけるのが得意
●最初に目的を伝えると、理解や行動が速い
●おおざっぱで細かなミスが出る
●方法だけ指示されても仕事に取り掛かりにくい

などなど。
全体像を把握することで理解が進むので、取説なんかもいちいち読んだりしません(笑)
また、視覚情報に強いとも言われています。

はたまた継次処理タイプの人によくあるのは…
●道順は順番に文章で示されているとわかりやすい
●タスクは一つずつ確実にこなしていく
●ステップを踏んで先に進むので、細かなミスが少ない
●見本があると同じようにできる
●結論から話すのが苦手で、時系列順に話してしまう
●ざっくりとした指示だと動きにくい

基本的には順を追っていきたいタイプです。記憶も順番で覚えていますから、一度作った料理は次は見なくても作れる、なんて人もいます。
継次処理タイプの人は、聴覚情報に強いと言われています。


これらを踏まえたら、あなたは、そしてあの人は、どちらのタイプでしょうか?

目的を知りたいのに、全体を把握したいのに、ちまちまと説明されてもイライラしてしまいますよね。
逆に、ざっくりとした説明しかされず、道のりが全く見えないと手が付けられない人は、仕事が遅い、なんて言われてしまうのかも。

相手にどう伝えたら伝わりやすいのか?
ということを意識して、伝えてみてはいかがでしょうか。

きっと今まで以上にスムーズに伝わるはずです♪


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