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ジレンマ・ひとりごと 講義の進め方
私の担当している観光産業に関する講義。専門なのでアイデアを練っているうちに、あれも紹介したいし、これも紹介したい・・・・となりがちで、90分の教案はむしろ焦点を絞っていかないといけないのに、毎回このバランスを取るのに苦労する。ジレンマ。
大事なのは業界について知ることよりも、現在のデータや状況からどんな風に業界が変化していくか、やそれが起こった背景にどんな事情があったかを自分事として捉えて、考えて、想像して答えを出す。その上で、実際に起こったことを紹介する、という流れなのですが・・・
例えば、訪日外国人旅行がなぜ団体旅行から個人旅行(FIT)に替わっていくか?旅行者の考え方はどんなふうに変わるのか?
変わっていくとししたら、それに正対する旅行会社はどう対応していかないといけないのか?
という問いを立てて、そこから
●新しい行先の開拓
●新しいコンテンツの開発
●そのビジネスからの撤退
●買収
といった答え、もしくはどれでもない答えが学生から出てきてほしい。
それを踏まえて
最終的に、実際は旅行業界で何が起きているのかを実例で検証する・・・みたいな感じ。
やっぱ学生が自分事として考えられて、それ以外の業種や将来どうなっていくかを能動的に考えられるような講義がいいと思うんやけど・・・
正解が見えない。今日もおもろい講義を目指して私の探究は続く・・・