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おだやかな週末(日記105)

先週末は、こんな記事を書きました。

いまのわたしは、と言うと、コーヒーを飲みながら、これを書いている。
朝から2回洗濯をまわして、干して、朝ごはんを食べて。
しばらくみなさんのnoteを読みに行って、ちょっと休憩して。
コーヒーを入れて、クッキーを食べた。
ダイニングに座っているのだけれど、同じ部屋では、同居人氏1が自慢の植物たちにお水を次々あげている。


「みて!これ!最高じゃない?あー、こういうことしているときがいちばんしあわせ。ぽんちゃん(飼っているトカゲのなまえ)たちの世話をしているときとか、植物に触れあっているときとか、こういうことしているときが、ほんとーにしあわせ。なんでだろう?」


と、言うので、


「それが同居人氏1のいちばん素直な状態だからじゃない?」


と、答えた。



月曜日の朝は、また、鬱にさいなまれていた。

出勤はできたのだけれども、不安が大きくなる一方で、呼吸が浅くなっていく。

頓服薬を飲んでも、なんだかそわそわ、おさまらない。

迷ったけれど、上司にTeamsで、チャットをとばした。
直接お話しに行ってもよかったのだけれど、お忙しそうだったし、とりあえず自分の状態を知って頂くだけでもいい、と思って、自分の状態を送った。

今朝も不安がつよいこと。
頓服薬を飲んでいるから、ぼんやりしているように見えてしまうかもしれないこと。
集中力には問題がないので、仕事はできそうであること。
休憩を多めにとらせていただきながら、仕事をしたいこと。


この4つをなんとか文字にして、えいや、っと勇気を出して、送った。


すぐに既読がついて、お返事をくださった。


体調を自分から申し出てくれて助かるよ、という言葉と、休憩多めでやって全然かまわないよ、という言葉と、昼間に一度調子はどうか確認させてね、という言葉。
そして、もし、直接お話したくなったらいつでも声をかけてね、という言葉だった。


わたしは、ありがたくそのチャットを読んで、よし、がんばろうと思えた。
そのおかげか、月曜日は、早退せずに働くことができた。


火曜日は、「過去のトラウマ」に引っ張られた日だった。


わたしには、無意識にそうなってしまう思考の癖があるのだけれど、良くしてくださる上司を、すでに「こころの拠り所」にしている自分がいて、この短期間ですでにその寄りかかり方はとても大きくなってしまっていて、そうなってくると、「調子に乗っていると思われたらどうしよう」「嫌われたらどうしよう」と、どんどんどんどん、自分の行動がおかしな方向へ行ってしまう。


それはなぜかと言うと、たぶん、小学校のときの出来事が原因。
小学校1年生のとき、仲良くしていた年上のお姉さんたちにある日突然、「調子にのってんじゃねえよ」と言われて、遊んでもらえなくなったことがあった。
その日、わたしはとても悲しくて、家に帰ってお母さんに事の顛末を話したのだけれど、お母さんからは、
「あんたがほんとに調子に乗ってたんじゃない?」
と言われてしまったのだった。


そのとき、悲しかった気持ちがさらに悲しくなったのと、もう自分の気持ちを話すのはやめようかなと思った。
この出来事が、今でも自分のなかで忘れられないでいる。


その出来事から、「人との距離感」というものがよくわからなくなってしまって、「仲良くする=いつか調子に乗っていると思われる」という思考の偏りができてしまった気がする。


だから今回も、上司と「仲良く」しているわけではないのだけれど、信頼したり、距離が近づいたりすると、なぜだかどんどん不安になってしまって、「いつかまた、調子乗ってるって言われるのかも」
「いつかまた、ある日突然、手のひらを返されてしまうのかも」
と、よくない方向に思考が引っ張られてしまうのだった。


これはよくない、と思ったのが、水曜日。


こんな考え方をしていたら、せっかくの環境なのに、また変な方向に進んでしまう。
水曜日の夜、相談があります、とお願いして、同居人氏1に話を聞いてもらった。


同居人氏1はわたしの話を聞いてくれて、冷静に、アドバイスをくれた。


上司とはじめは、「仕事の関係」であること。
「仕事の関係」である以上、小学生の時のようなことは、起こるわけがないし、起きたとしたら、それは、上司の人間性の問題であること。
今はじめが勤めている会社は、そんな人間性の人がいる可能性はとても低いこと。
はじめがやるべきことは、目の前の仕事を、こつこつとやること。まずは一日一日、最後まで仕事をやり遂げることを目標にしたらいいこと。
不安な方向に引っ張られて、せっかくの環境を活かすことができなかったら、もったいないということ。
その不安は、もう手放してもいいんじゃない?ということ。


そういうことを、穏やかに、伝えてくれた。


そのおかげで、落ち着いて働くことができたのが、木曜日と、金曜日。
金曜日の帰り道、あ、今週は1週間、早退せずに働くことができたなあと、感慨深かった。



いま、窓を全部開け放しているので、風が入ってきて、ちょっと寒い。
部屋にかけている音楽が、よく響いて、外に流れていく感じがする。
着る毛布が、もこもこして、あたたかい。
コーヒーは、すこし冷めてきた。
足元も、もこもこスリッパで、あたためている。


同居人氏1は、水やりを終えて、今度はぽんちゃんたちと遊ぶんだ、と言っている。
遊ぶ、と言っても、ゲージから出して、歩かせてあげて、それを「かわいいねー!」って見ているだけなんだけれども。


スマホでぽちぽち書くよりも、パソコンで書いたほうが、今日の気分にあっていたので、そうしてみた。
なんだろう、パソコンで書くときのほうが、こころがちょっと開いている感じがする。
スマホで書くときは、ぐうっと、深く潜りたいとき、という感じ。
そんな感じの日曜日。


明日からまたがんばろう。
明日鬱がきても、大丈夫。
落ち着いて、ゆっくりやろう。
ひとつひとつ、こつこつやろう。

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はじめ
投げ銭?みたいなことなのかな? お金をこの池になげると、わたしがちょっとおいしい牛乳を飲めます。ありがたーい