よく晴れた土曜日(日記108)
よく晴れた土曜日。
12月の1週目が、無事に終わった。
今日は、寒さがぐっと進んだ感じ。
でも、大丈夫。
いまわたしは、同居人氏1からクリスマスプレゼントでもらった、かわいいかわいいコートを着ている。
わたしも、同居人氏たちにプレゼントした。
同居人氏1には、すてきなアウターを。
同居人氏2には、同居人氏2お気に入りのブランドの靴下を。
こうして毎年プレゼントを贈り合うと、同居人氏たちと今年も無事に1年一緒にいられたんだなあと、感慨深くなる。
同居人氏2には、わたしの欲しいものを、おねだりした。
それは、万年筆のインク！
一目惚れしたインクがあって、かわいいなあと毎夜スマホを眺めては、ニヤニヤしていたのです。
それが、こちらのインク。
「フェリスホイールプレス」という、外国の会社のインクなのです。
瓶のフォルムもさることながら、色がかわいい。
そして名前もかわいい。
物語の名前になっているのです。
「人魚姫」とか、「3匹のこぶた」とか！
この中から2色、買ってもらいました。
わたしは、
「美女と野獣」と、
「白鳥の王子様」を、買ってもらいました。
このインクを使って、先週はほくほくで5年日記を書いた。
使っている万年筆との相性で、発色はとても穏やかで、じんわりかわいかった。
筆で塗ったりしたら、また違う発色を楽しめるそう。
文房具愛が止まらない。
たのしい。
ものが全てでは決してないけれど、ふたりがこころを込めて贈ってくれたプレゼントに囲まれていると、身体中があたたかなもので満たされるのを感じる。
それは、ものがなくても、ふたりがいてくれるだけで、わたしにもたらされるやさしさが、根底にあるからだと思う。
ふたりの愛情、やさしさが、今年一年わたしを包んでくれた。
かみさま、ありがとうございます。
このご縁をたいせつにします。
このご縁に恥じぬよう、こつこつ、こつこつ、生きてゆきます。
同居人氏1のコートがあたたかい。
今年がもうすぐ、終わる。
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