Hajimariのオフィスに対する考え方について(2021年3月29日、オフィス増床のご報告!)
VisionSuccessTeamより、久しぶりのnoteからの発信となります。
今回はHajimariの “ オフィスに対する考え方 “ についてです。
まずはじめに2021年3月29日、当社株式会社Hajimariは本社オフィスを増床し、本日より増床後のオフィスで業務を開始しております!
今回の増床は以下の通りです。
■増床前
ビル6Fの0.5フロアをイベントスペース兼打ち合わせスペース+
8Fの0.5フロアを執務スペース
■増床後
ビル6Fの0.5フロアをイベントスペース兼打ち合わせスペース+
9Fの全フロアを執務スペース
ちなみに「増床前」と「増床後」では、この様な感じに変わっています。
▼増床前▼ (※ 増床の引越し時に撮影したので凄く散らかっています)
▼増床後▼
ちなみに、手違いでまだ届いていませんが、今回はオンラインMTGに最適化すべく、以下のような遮音性に優れた個別ブースも創りました!
直近の人員増加と今後の採用計画をふまえ、増床することを意思決定したのですが、このコロナ禍を機にオフィスを解約しリモート勤務を前提とする企業様も増えるなか、弊社Hajimariがオフィスについてどのように考えているかを綴ってみました。
まず今回、初期費用や内装費、ランニングでかかる賃料等、諸々のコストをふまえても、オフィスでの勤務、対面でのコミュニケーションを前提としたオフィス増床に踏み切ったのは以下3点の理由からです。
(1) 新たなメンバーのオンボーディングや新たに創生された組織のチームづくりを考えると、対面が望ましいと判断したこと
弊社には新卒も含め、毎年約30名の新しい仲間が入社します。
大前提、優秀でポテンシャルが高く、能動的なメンバーを採用しているものの、このコロナ禍で数ヶ月間のフルリモート勤務を強制的に経験した結果、業務を教える方も教えられる方も対面のほうが効率的で生産性が高いと判断しました。
元々リモートだと困難だと感じていたオンボーディングやチームビルディングも「リモートでも工夫次第ではなんとかなる」と感じれたことはコロナ禍の大きな学びでしたが、とはいえフラットにリモートと対面を比較した結果、対面のほうに軍配が上がった、という感じです。
それには、対面の会話のほうが細かなニュアンスが伝わる、入社したてで
質問することにも緊張を感じる人にとっては対面のほうが質問しやすい、等々色々な要因が挙げられますが、一番は弊社のカルチャーに拠るところが大きいと感じます。
弊社には「仲間想いのお節介な世話焼き」が非常に多いです。
不安そうなメンバーや新人メンバーには、四方八方からそんな世話焼きの愛の手が差し伸べられます。
無論リモートでもそれは変わりませんが、対面のほうがその良さが活性化される傾向にあるなーと感じました。
(2) 弊社のこれまでの成長の背景には対面のコミュニケーションが重要な要素だったと感じていること
弊社では毎年新規事業をリリースしており、その多くが順調に成長しています。また事業化には至らずとも、既存事業のなかの新規機能や、既存事業のなかのぷち新規事業といった立ち位置で現存するものがたくさんあります。
そういった新たな挑戦やかっこいい言葉でいうところのイノベーションは、ふとした立ち話や雑談から生まれることが多く、ともすればリモートを前提とした働き方にしてしまうと、これまで弊社の成長を支えていた新たな挑戦の数が減ってしまうリスクがあるのではないか、というふうに考えています。
(3) 純粋に対面でのコミュニケーションが好きなメンバーが多いこと
最後に、弊社では純粋に対面でのコミュニケーションが好きなメンバーが多く、締めるところは締めてメリハリをつけつつも、心許せる仲間達とワイワイガヤガヤしながら働くこと自体に幸せを感じるメンバーが多い、ということです。
またそういったカルチャーがあるため、リモートで黙々と1人で働くことが好きな人に弊社は合っておらず、面接時にもどこかのタイミングでそれはしっかり伝えるようにしています。
以上3点が、多くの企業様がこのコロナ禍でオフィスを縮小、もしくは撤退されるなか、当社がオフィス増床に踏み切った背景となります。
ただ大前提として、出社がマストでリモート勤務はNGという訳ではなく、
「自立した人材を増やし、人生の幸福度を高める」をビジョンに掲げている当社は、コロナ禍以前より「各々が自立し、そのとき最適だと思う判断を各々が行なうこと」を推奨してきました。
結果として
「今日は開発作業に集中したいからリモートで働こう」
「今日は終日面談が入っているから移動コストを考えて自宅でやろう」
「今日は家族が熱を出して看病する必要があるから自宅で働こう」
といった具合に、その日の状況次第で各々が判断し、リモートで働くメンバーも日常的におりました。
まずそもそも、出社とリモートを分断的に二者択一で考えることがナンセンスであり、各企業が自社のビジネスモデル、大切にしているカルチャー、目指すビジョン等々から複合的に判断し、自社ならではの最適解を判断することが大切だと考えています。
それにあたり当社では、今後の会社の成長を考えると今回は増床することが望ましい、と判断しました(ただし今回は1〜2年後の移転を見据え、豪華絢爛な彩飾は控え、実用性に特化することにしました)
また今後、会社の成長や社会の変化、技術の革新などにアンテナを張り巡らし、その時々の “ Hajimariならではの最適解 “ を判断していきたいと考えています。
以上、Hajimariのオフィスに対する考え方についてでした!
※約4年間お世話になった8Fオフィス