夜型コンプレックス
私は夜、起きていることが何より苦手です。
22〜26歳のころ、夜勤の仕事をしていました。22時〜翌9時の時間帯です。ですから、昼間はしっかり睡眠をとり夜に備えます。
にも関わらず勤務に入るたびに眠たいのです。眠気を我慢するのが苦痛で仕方ありませんでした(*_*)
仕事だけじゃありません。居酒屋やカラオケでも他の友達は朝まで盛り上がっているのに、毎回誰よりも先にパタン…となってしまうのは私です💧
当時はまだ20代前半。どう考えてもパワーやスタミナがあふれんばかりの時期のはず(笑)そして20代後半にさしかかるころ、ようやく悟りました。
もう夜起きていることはあきらめよう
体質なのか、夜起きていられない理由はわかりません。まさかそんなことで病院に行くわけにもいかないので…。
でも、たまに誰かにそのことを話すと「いつも夜に寝られるなら、むしろ健康的でいいじゃない」と言われます。
まぁ…それはその通りなんですが、特に10代〜20代のころは、
何となく人生損しているような気がしてました
24時間テレビも深夜に見たことは一度もありませんし、年末年始などは深夜も見てみたい番組が結構あります。
居酒屋ではみんながワイワイやっている中、私だけが意識を失わないよう睡魔と闘っているのです。友達には「小学生みたい」だと、よくからかわれました💧
ですが30代に入り、少食やファスティングに出会います
少食の関連書籍を読み漁るうち、共通して見られたのは【睡眠時間が減る】でした。減ると言うよりは適正な睡眠時間になると言った方が正しいかもしれません。
確かに普通に考えたら昼食後はよく眠くなりますし満腹になると体も重いですよね。
びっくりしたのが、常に満腹だと〈フルマラソン並みに内臓に負担がかかる〉と言う内容でした。他にもよく見受けられたのは、
○飽食で生活習慣病を引き起こし、
○老化も早まってしまう
でした。生活習慣病やら老化なんてワードが飛び交うレベルですから、そりゃあ少食で睡眠時間が短くなるわけだ…と納得しました(笑)
でも食べることが頭の8割以上を占めていた当時20代の私は思考停止状態。もうひたすら満腹コース一直線です(+_+) 夜勤の休憩中も大盛りカツカレーとか注文してました💧
ただ、それから時は流れて少食健康法を知った時は、睡眠時間は大して気にしてませんでした。もうそのころには夜勤は完全に辞めて、日勤の仕事しかしてなかったのです。
あるいは呑みに行っても、そのころには結婚している友達も多く、さすがに日付を越えることもなくなっていました。
私はと言えば少食健康法を知ってから、年月とともに少しずつ食事量を減らしていきました。
そして去年(令和元年)、第一子が無事生まれました。
興奮も冷めやらぬまま、さっそく子育てが始まります。
ミルクをあげたりおむつを変える、寝かしつけなどもそこまで大変とは思いませんでした。
それよりも私が最も恐れていたのは夜泣きです。
熟睡している夜中にサッ!と起きて子どもをあやせるのか…。生まれてこのかた昼型人間の私は、妻の妊娠がわかってから密かに心配してました。かと言って夜泣き対応だけ妻にやってもらうわけにはいきません💧
とにかく子どもが泣き始めたら条件反射で起きよう!
と堅く決意して眠りにつきます。
そしてその通り子どもの夜泣きが始まるのですが、これが意外に起きれるのです!
楽勝とは言わないまでも、20代のころはあれだけ苦痛だった夜中に、しかも飛び上がるように起きられることにびっくりしました。
これはもしかして食事量を減らしているから?
色々考えました。単純に歳をとって睡眠時間が減って来たのか?初めての育児の緊張感で起きられるのか?
それらも複合的な要因かもしれませんが、
やっぱり少食生活で体の負担を減らせたことが大きかったです
睡眠時間は少なめ。夜中に子どもをあやすために突然起きても翌日そこまでつらくない。これらは腹六分目くらいの食事を続けた成果だと確信しています。
ちなみに「睡眠時間が短い=良いこと」ではないとも思っています。そもそも長い短いなんて人によって基準が違いますしね。時間だけでなく「質」も大事でしょう。
大切なのは、適正の食事量にすることで、適正の睡眠時間になっていくことです。
だからと言って少食にすれば毎晩夜ふかししても構わない、とかではないですが(笑)
生後7〜8ヶ月あたりまでは夜泣きもよくしていましたが、今年に入ってからは夜にまとまった時間寝てくれるようになりました。今はめったに夜泣きはしません。
もし20代のころのような満腹生活を続けていたら、夜泣き対応は相当キツかったと思います。
少食と我が子のおかげで、睡眠のありがたみを改めて実感しています
もし睡眠でお悩みの方、慣れるまで多少お腹は空きますが…。わずかな期間でも少食は試してみる価値はありますよ(*^^*)