コロナ禍、物欲がないのは何故か?

買いたいものがない!


欲しいものがない。

先日、オットとアウトレットモールへドライブがてら行ったのだが、二人とも見事に何も買わなかった。
いや、買ったか。
ティスプーン2本だけね。

少し前はあれやこれや買ってウキウキしたものだが、このところときめくものがほぼない。
大好きだった時計もきらきら光るジュエリーも欲しくない。

コロナ禍、リモートばかりで外出する機会が減ったというもの大きいのだろう。
それにしても、こんな物欲がなくて大丈夫なのかと心配になってくる。
ブランドものを喜んで買っている物欲がまぶしいとすら思えてしまう。
(バカにしてません)

「こんな物欲がないのは私だけかしら?」と思い、心配になって検索してみると、テレ東の佐々木朋子アナウンサーのコラムにこんな一説があった。

何でも手に入るようになった今、物欲よりも「心の欲求」を満たすフェーズに入っている。

これを読んで、心にかかっていた雲がぱーっと晴れる。
そう、そうなのよ、と大きくうなずく。
物欲はないけど、「心の欲求」を満たしたい。
まさに今、この状態なのだ。

コロナ禍と風の時代の共通点


コロナ禍に加え、占星術上で言うと、今はまさに「風の時代」
「風の時代」が象徴するワードは

身軽、自由、情報、スピード、IT、インターネット、個人、平等、富の分配

これまでの「地の時代」のワードは

目に見える物、物質主義、権力、縦社会、組織、安定、地位

と、まさに逆。

参考サイト:Aitree

「風」というだけに、軽やかさが良しとされる時代。
物に執着しないほうがうまくいくらしい。

コロナ禍とスピリチュアルな「風の時代」をごっちゃにするのもなんだが、「物に執着しない=物欲がない」という共通点に不思議なつながりを感じた。

物欲がない現在の自己心理を分析してみると、第一に先に挙げた「物欲よりも、心の欲求を満たしたい」というのがある。

他にはこんな理由がある。

・現状に満足している
物欲モンスターだった時代は、プライベートに「難」があった。満たされる思いを物で満たすしかなかった。
今は公私ともに満たされており、「今が一番幸せ」と日々感謝の気持ちが自然と沸く。

・これ以上、物を増やしたくない
コンパクトに生活したいので、とにかく物を増やしたくない。断捨離中だし。捨てるのにもお金がかかる時代。熟慮してから物を買いたいし、必要な物だけを買いたい。自分に万が一のことがあった場合、家族に片付けで迷惑をかけたくないというのもある。

・ブランド物の力よりも自己評価
昔はブランド物を身に着けていれば、それなりの評価をもらえると勘違いしていた。ブランド物に頼らなくても、自分で自分を評価すればいいだけのこと。自分がよければそれでいいのだ。

満たしたいのは物欲よりも「知識欲」


今、ものすごく欲しいと思うのは「知識」。

自分の稼いだお金を教育面へ投資し、もっともっと学びたい。
知識を吸収し、それを生かした仕事がしたい。

これもまたコロナ禍で時間ができたから思えることなのだろう。
そんな余裕、これまでなかったしね。
物欲はなくなったけど、向上心は健在。
違うフェーズへと移っていくのが楽しみになってきた。

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