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脳みその避暑地、小樽クイズ

0. はじめに

こんにちは。
Mahjong Handleでは配牌がいい、はいぱいわる美です。

3月17日に開催された第40回あほげーに参加しました。
今回はその制作後記となります。

小樽クイズ」というゲームを作りました。
リンクから遊ぶことができるので、是非触ってください。

1. ネタ決め

そろそろ復帰したいあほげー。とりあえずお題を確認すると、「樽」。
……あれ、なんかいけそうじゃない?

樽、大樽、小樽。
あ、小樽(おたる)!

はい。決定です。

作業開始は日曜日の0時、開始時点でデスマーチです。
しかし思いついたならば産みださないといけません。
これがあほげーerの摂理なのです。

2. 仕様決定

小樽(こたる)と小樽(おたる)を利用することはは決定事項です。
アイデアを練り直している時間はありません。
何か出オチでミスリードができればいいな、などと考えます。

素直に大樽と小樽(おたる)を比較するゲーム。
……何をすればいいのか分からない。
クイズゲームっぽいけど納得感がありません。
おおたるおたるクイズ、声に出したいけど中身が伴ってないですね。

うーん……

じゃあ小樽(こたる)と小樽(おたる)を比較するのは?
タイトルは「小樽(読み方不明)クイズ」。
2択のクイズなんだけど、どっちを選んでも正解!
クイズゲームとして破綻していても面白いかもしれません。
雑な感じもあほげーっぽいので採用です。

3. 下準備

ということで素材を用意します。
時間がないので精査をしている暇はありません。
いらすとや様から「樽」「北海道」「マル」の画像を引っ張ってきます。

クイズゲームですが「バツ」の画像は用意していません。

地図を見ながらちょちょいと加工して、手癖でロゴやUIをこしらえます。
BGMを探している場合ではないので、ピンポーンの音だけ用意したら画像は準備完了です。

4. 実装

いよいよ実装します。

クイズゲームと言い張れば聞こえはいいのですが、実際には「何かボタンが押されたら所定の処理を実行する」だけです。
本当にゲームなのか怪しいです。
しかしながらあほげーerの辞書に後退の二文字は存在しません。
いざ勇猛邁進、細かい表示を整えて完成です。

5. 隠しネタ

実はサクサク実装でここまで3時間程度。
寝ようかと思った矢先、テストプレイをさせた友人から一言。

「上の小樽の文字も押せたら面白くないですか?」

天才か??
これは実装せずにはいられない。
この人こそがあほげーerなのかもしれません。

まあ動作は変わらないのでロゴをボタンにするだけなんですけどね。
短期間開発なのでソースコードというリソースは使いまわしていきます。

6. 根回し

いざ用意した素晴らしい仕様、誰も気付かない恐れがあります。
というか気付けません。見た目が変わらないので。
本来はもう少し押したくなるような何かを用意するべきなのですが、時間がないので仕方がありません。

ということで会長さんにDMをし、プレイ時に小ネタとして紹介してもらう約束をこぎつけました。

シンプル根回しです。
良く言えばマーケティング、時として非常に大切です。

7. 結果

なんと262あほねを獲得し優勝しました。

マジ???

生放送でお披露目される直前では80あほねくらいだったので、隠し味が皆様の心を射止めてくれた模様です。
やっぱりこういうの好きなんですね、今後は積極的に仕込んでいきたいです。

8. 感想

とんでもないクソを産んでしまった自覚があるのですが、しっかり評価をしてもらえて良かったです。
何かが間違っていたら二度と北の大地に立てなくなるところでした。

電子コンテンツが必ずしも名前を呼ばれないという点を利用できた気がしてとても好きです。
クソのくせに愛嬌のある子に育ちました。

ちなみにテストプレイ時に「小樽、ここか!?」と叫ばれました。
これはそういう学が問われるタイプの遊びじゃないです。

なんと2日後には次のあほげーが開催されます。
……え?
時が経つのは早いですね。
良識の範囲内であれば何をしても許されるあほげー、是非参加しましょう。
小樽観光も是非。


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