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『高級ビールで日本を変える』読書感想


はじめに

どうも、ハイノです。
今回はビール好きとしてはそんなビールがあったのかという驚きとブランドが作られるまでを追体験できるそんな本の感想を書いていきます。

書籍情報

タイトル:高級ビールで日本を変える - 発売からわずか1年で100店以上の星付きレストランに愛されるビールを作った物語
著者名:若林洋平
出版社:ぴあ
出版年月日:2020/12/21
読書媒体:Kindle
Memo
Kindle Unlimited対応本

内容

内容はほぼタイトルの通りではあるが、その中でもビールがワインやシャンパンのような位置になれないのはなぜかを追求してワインの位置に変わりうるビールを作るというストーリは一気に読んでしまいました。
気になったストーリーとしては下記が挙げられます。

  • とりあえずビールや一杯目はシャンパンみたいにあたり前や常識を疑ったところ

  • 日本のファインダイニングの評価が世界で高いこと

  • 市場調査の徹底具合

とりあえずビールや一杯目はシャンパンみたいにあたり前や常識を疑ったところ

現在の飲み会とかではとりあえずビールというのは少なくなってきているとはいえ、一杯目はシャンパンというところはとりあえずビールと何が違うのかを疑ったのはなるほどと思いました。シャンパンが苦手な人がいないなんてことはないので、確かに代わりになるものというのは意外となかったんだなと知りました。

日本のファインダイニングの評価が世界で高いこと

高級料理といえばヨーロッパ、フランスみたいなイメージがあり、ファインダイニングはやはりフランスが多いのかと思っていましたが、意外にも日本の方がファインダイニングが多いと知りました。

たしかに、日本の飲食店はピンからキリまでありますが、ミシュランの星を取得しているところは日本の東京がダントツで多いというのはどこかで見聞きした記憶があります。ある意味日本人が当たり前だと思っていることが日本の誇れる部分だったということはもっと知られていいと思いましたね。

市場調査の徹底具合

自分もユーザーになり得るものであれば、主観や好みが加わってしまい、客観評価ができないこともあります。反対に自分がターゲット層でない場合はより消費者のニーズを深く理解しようと、LISTENING(聞く)の重要性が高まることから、対象への理解が深まることも多いのです。

若林洋平. 高級ビールで日本を変える (pp.57-58). ぴあ株式会社. Kindle 版.

上記の引用のように市場調査は主観や好みというものを排除しないと、無意識的にでも主観や好みというものに偏ってしまう可能性があるのは注意すべき点だと思いました。

これはこの本の例以外でも自分の仕事で何かを決める際は自分の好みや主観といったものが多分に含まれて市場または顧客が必要とするということは大いにありうることなので、上記を参考にして物事を進める必要があると学びになりました。

感想

この本は個人的にビールが好きだからという理由で興味を持ち、好きなもので成功したストーリーみたいな浅い予想していました。ですが、その予想は浅すぎました。実際に好きから会社を製品を作って育て上げたという物語は読んでいて参考になる点がたくさんあり、ちょっとずつでも参考にしたことを行動に落とし込んでいきます。

さいごに

ぜひともこの本は今はKindle Unlimitedで読むことができるので、興味を持った方は読んでみてください。Kindle Unlimtedのリンクも用意していますのでもし、読むために登録する場合はご利用くだされば幸いです。

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