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4ヶ月かけてMCUを23作品観たので感想をまとめる
観ようと思ったきっかけ
今年の7月に『デッドプール&ウルヴァリン』を鑑賞した。
とある記事で、この作品を観るために予習が推奨されていたのが『デッドプール』『デッドプール2』『ローガン』『ロキ』だった。ロキはドラマで全話観るのに時間がかかりそうだったので、私はロキ以外の作品を観て鑑賞に臨んだ。
結果、面白くはあったのだが、マルチバース周りの設定がよくわからず疑問点が無数に浮かんだ。
神聖時間軸ってなんぞや……?
世界線って無限にある……?
アンカーって設定無茶苦茶すぎない……?
疑問点を解消するために『ロキ』を観てみようとしたところ、『ロキ』にはアベンジャーズの重大なネタバレが含まれるらしい。
『デッドプール』『デッドプール2』『ローガン』を観るためにDisney+に加入したので、この機会にエンドゲームまで観てみるか!!!と思い観ることにした。
ほぼ公開順で鑑賞したが、インクレディブル・ハルクはエンドゲームの直前に観たりなど一部順番が異なる。本記事の感想は映画の公開順に書いた。
※ここから先、誰が死ぬ等ネタバレ満載で感想書いてるので注意!!
フェーズ1
01. アイアンマン
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巨大軍事企業の社長トニー・スタークがパワードスーツを装着し“アイアンマン”となり、償いと真の世界平和のために戦う話。
家族で何度か観たことがある。たぶん10年以上前?
①好きなところなど
・スーツ着用シーン
かチャカチャ音を立てて自動的にスーツを装着するシーンがカッコ良すぎる。ロマンが詰まってる。
男の子ならみんな夢中になっちゃうでしょこれ。
囚われの身の状態で作ったシンプルな初代のスーツもこれはこれで好き。
ガラクタだけで作れるの天才すぎだ。
・アクションシーン
テロ組織を壊滅させたり、空中を飛び回ったり、でけぇスーツを着たオバディアと戦ったり……どの姿も迫力があってかっこいい。のそっとしつつ高いパワーを秘めてることがわかる動きなの良いなあ。
2008年の作品なのにCGのクオリティがかなり高くないか!?
2024年の今観ても全然違和感がない。凄い。
・予習不要
MCUの1作目ということもあって、知らないヒーローが急に出てきて喋り出すということも無いので純粋に映画を楽しむことができた。
予習せずに映画の9割以上を楽しめるのはありがたい。
・インセンさん
家族皆殺しにされてさらに死んじゃったの悲しい……。
無事に帰った後、トニーの元で働いてるところとか観たかったな。
死体はちゃんと埋葬されたんだろうか。
・ペッパーさん
無茶振りされがちな有能秘書。苦労人。
ピンチになるとアワアワしちゃうの可愛い。
最後の爆発、大丈夫???と思ったけど何事もなくてよかった。
・スーツ作成プロセス
徐々に見覚えのある形に洗練されていくの良い。
飛行テストしたときに床突き破っちゃうところ好き。
・お茶目なロボットアーム
消化器ぶっかける天丼芸に笑った。好きなシーン。
トニーのピンチには役に立つところも好き。
・氷結対策
オバディア戦で回収するの熱かった!
・麻痺させる道具
くらってる人の顔が苦しそうで怖かった。凶悪な効果だ……これ続編にも出てきそうだな。
・「私はトニー・スタークではありません……」
トニー1人だけこの世界で技術力が抜きん出てるのか?
・「私がアイアンマンだ」
正体は続編まで隠していくのかと思ってたから驚いた。
ヒーロー映画で自分から正体バラしちゃうのって結構珍しい?
②まとめ
エンドゲームを観るために予習しとくか……って見始めたらかなり面白かった。好きな作品なのでまた観たい。
02. インクレディブル・ハルク
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ガンマ線照射実験によって心拍数が上がると緑の巨人に変異するようになってしまった男が治療方法を探す話。
エンドゲームを観る前にこの作品だけ観ていないことを思い出したため観ることに。
・ワクワク感は控えめ?
逃げ回る展開が多く、ハルクに変身するシーンもそんなに多くないので地味な印象を受けた。
ただ、ハルク変身シーンは”化け物”感が他作品よりも強調されているように感じてぞくぞくした。
・冒頭のダイジェスト
実験→失敗→逃亡がダイジェスト形式でわかりやすくまとまっていて良かった。
・バナー博士
マーク・ラファロが演じるバナー博士に慣れていたので、エドワード・ノートンが演じるバナー博士に最初は違和感があったが、中盤からは慣れてストーリーに入り込めた。
ハルク状態でもベティを爆風から守る姿はカッコよかった。
心拍数が上がると変身してしまうから性交渉できないの可哀想。
・ミスター・ブルー
こっそり血液を培養してマウスや人体実験をしてるの、マッドサイエンティストって感じで好き。
頭がうにょうにょしてたから後々出てきそうな雰囲気。
・vsアボミネーション
暗くて若干見づらいが、今作内では一番派手に戦ってくれるからワクワクした。
ヘリから飛び降りて地面にめり込んだ後、地面からハルクの手が出てくるの熱い。
ハルクスマッシュ!? そんな技アベンジャーズ加入後に使ってたっけ……
手パッチンで火を消すのも「そんなことできるの!?」と驚かされた。
・ラスト
トニーだ!!
彼が登場するシーンが一番テンション上がったかもしれない。
03. アイアンマン2
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アイアンマンであることを公表したトニー・スタークに父親と因縁のある新たな敵”ウィップラッシュ / イワン・ヴァンコ”が襲いかかる話。
①好きなところなど
・スーツ装着シーン
スーツケースに足と手を突っ込んでガチャガチャ装着していくシーンがめちゃくちゃ好き。私もそのスーツケース欲しい。
今のところ一番好きな装着シーン。
・スターク・エキスポの開幕
空から飛んできてスーパーヒーロー着地で登場するアイアンマン。
目の前で見る観客がテンションぶち上がるのもわかる。
パリピすぎてちょっと引くけどかっこいい。
・トニーとローディの喧嘩
壁や天井をぶち壊しながらも重く硬い金属がぶつかり合うのが「生身の人間が入り込むことのできない、スーツ装着者同士の戦い」というのを強く感じて好き。
・ブラック・ウィドウのしなやかなアクション
アイアンマンとは対照的に身体能力の高い女性の動きで敵を薙ぎ倒しながら進んでいくのが爽快だった。
ハッピーが頑張って戦うもあんまり役に立ってないの笑った。
・日本庭園での戦闘
ウォーマシンと背中合わせで敵を撃退していくのが熱くてテンション上がった。画も派手で良い。
・不憫なジャスティン・ハマー
トニーへの対抗心から頑張ってるけれど、あんまり上手くいかないしイワンには利用されるしでポンコツな感じがちょっと可愛かった。
すぐ戻ってくるみたいなこと言ってるけど再登場するのかな?
②気になったところ
・イワンとの決着の付け方
パワーアップしたイワンとの戦闘が一瞬で終わってしまって物足りなかった。
ローディとの喧嘩の経験が生きるのは好き。
・ローディ役
テレンス・ハワードからドン・チードルに変わったことで、前作よりもなんだか硬くなってしまったような印象を受けた。
③その他
・イーロン・マスクいる!?
鑑賞後に調べてみたら、アイアンマンのモデルがイーロンという話があって驚いた。知らなかった…
・アベンジャーズへの伏線
トニー、アベンジャーズメンバーとしては不合格に。今後の活躍で正式に仲間になるのか?
最後のハンマーはマイティ・ソーのやつ?
04. マイティ・ソー
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神の世界"アスガルド"から地球に追放された傲慢な戦士ソーが人間と出会って改心し、アスガルドの英雄になるための計画を進めるロキと戦う話。
①好きなところなど
・ハンマーがソーの手元に帰ってくるシーン
力を失った状態でも守りたいもののために命をかけるソーに、ハンマーが応えるのがめちゃくちゃ熱い。
曲も良い。本作で一番好きなシーン。
・シンプルで王道なストーリー
調子に乗っていた主人公が人々との触れ合いの中で反省し、成長するのはベタだけどなんだかんだ好き。
神話にちょっと苦手意識があったのでついていけるか不安だったが、ストーリーがシンプルなおかげか問題なくついていけた。(一部用語は「どういう意味だっけ??」ってなる部分もあったが)
・ソーとロキの因縁、9つの世界
アベンジャーズを観て気になっていた部分がちゃんと観れて良かった。
ロキの背景がわかってちょっと好きになった。
ロキが動揺してオーディンにキレるのも少し理解できるな……
・アスガルドの門番・ヘイムダル
かなり強いんだろうけど結構抜けていて可愛げがあった。
「戦士の誓いを破り叛逆の罪を犯してでもソーを連れ戻しにいく気か?」「ええ」「よかろう」←返事が早すぎて面白い。
・ヨトゥンヘイムへ降り立つオーディン
シルエットが神々しくてかっこよかった。
・ソーの初飲食店
マグカップ叩き割って怒られるところ好き。
・スタークのか?って言われるデストロイヤー
・セルヴィグ博士と重なるロキ
もう操られてる!?
②気になったところ
・ソーの仲間たちの強さ
デストロイヤーには歯が立たず一瞬でやられてたので、そんなんで大丈夫なのか……?とは思った。
緊急事態だったから実は力が制限されていたり、デストロイヤーが強すぎるだけなのかもしれないけど。
・ソーがなぜジェーンに惹かれたのか
05. キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
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第2次大戦下、病弱な青年スティーブは軍の極秘実験「スーパーソルジャー計画」によって強靭な肉体を手に入れた。彼がキャプテン・アメリカとなり、レッド・スカル率いるヒドラ党との戦いに挑む話。
①好きなところなど
・台本ガン読みキャプテン
盾の裏に書かれた台本を読み上げて国債購入をお願いするキャプテン・アメリカの姿が面白い。
・盾の使い方
ビームから身を守るのはもちろんのこと、戦闘でぶん投げたり、反射させたり、バイクでは後ろに設置して銃弾から守ったり、前に設置して敵陣に突っ込んだりと想像以上に多彩で観ていて楽しかった。
・トニー・スタークの父:ハワード・スターク登場
まさか出てくるとは思っていなかったため驚いた。
トニーほどパリピではないものの、技術への探究心など似ている部分もあって親子なんだなと感じた。
・ヒドラ掃討作戦
単独でヒドラのアジトへ乗り込み、捕虜を解放する姿はヒーローって感じで熱い。
祭り上げられた時に撮影したイメージ映像のように、盾と銃を持って仲間と共にヒドラのアジトを次々と殲滅していく姿はかっこいい。バイクに乗る姿好き。スーツのデザインもぐんとかっこよくなった気がする。
キャプテン・アメリカに銃を使うイメージが全く無かったからちょっと面白かった。ずっと盾と拳で戦うのかと思ってた。
・バッキー
ひょろひょろのときからずっと仲良くしてくれていた親友、バッキー。
敵陣から助けられた時も、スティーブを置いていかずに共に帰ってきてくれたのは嬉しかった。
だからこそ、列車であっさりと死んでしまったのが悲しかった。酒に酔えないスティーブの落ち込む姿が切ない。
・ペギー
女性の扱いに慣れていないスティーブとペギーが徐々に仲が深まっていく様子が微笑ましい。
キスを目撃してキレて、盾に向かって銃弾をぶち込み「いいわ、使えるんじゃない?」と言い放つ姿は笑った。浮気したらギタギタにぶち殺されそう。
クライマックス、墜落直前にダンスを約束するシーンも良い。
スティーブが目覚めたら70年経過してしまっていて、約束を守ることができなかったの悲しかった……
②気になったところ
・なぜキャプテン・アメリカの発見が遅れたのか
ちっちゃいキューブより大きな機体に乗ったキャプテン・アメリカの発見が遅れたのが不思議。
誰かに妨害を受けていたのか、爆弾が危険だから近づけなかったのか?
・レッドスカル
大層なこと言う割にずっと逃げ回ってたから超人感が無かった。
キューブ触って消えたけど後々出てきそうだ。
③まとめ
キャプテン・アメリカのことが好きになった。観てよかった。
伏線がガッツリ出てきたしアベンジャーズを見るのが楽しみになった。
他ヒーローと比べると地味になりそうだけど、どう活躍するんだろう。新しい武器とか出てくるのかな。
06. アベンジャーズ
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アイアンマン、キャプテン・アメリカをはじめとしたヒーローたちが集結し、地球侵略へと動き出した宇宙からの刺客と戦う話。
鑑賞するのはおそらく7年ぶり。
①好きなところなど
・ラストバトル
今まで喧嘩してたアベンジャーズの面々が集結し、地球を守るために共に戦おうとするシーンはベタだけどやっぱ熱くて好き。
空間に空いた穴から敵勢力が攻めてきてからのバトルは戦いの規模が大きいおかげでずっと楽しい。特にクライマックスのアベンジャーズの戦闘をワンカット長回しで映すシーンには圧倒された。あの長回しめちゃくちゃ良かった。
アイアンマン、ハルク、ソーは戦闘力が他メンバーと比べると抜きん出ていて特別感があった。
特にハルクはでけぇ敵を止めるし戦闘ではずっと圧倒的で予想以上に強くて驚いた。ロキをボコボコにするの気持ちがいい。
キャプテン・アメリカはこの3人と比べると戦闘シーンは地味だけど、リーダーシップを発揮して皆を導く姿が頼もしかった。
・ミサイルを命懸けで宇宙へ運ぶアイアンマン
君は自分の為にしか戦わないだとかキャプテンにボロクソ言われたトニーが、絶体絶命の状況で迷うことなく命をかける選択をするのがめちゃくちゃカッコよかった。
・キャプテンとトニーの口論
お互いまぁまぁ酷いこと言ってて笑った。
キャプテンがスタークタワーを品がないって言っちゃうとこ好き。
・ソーvsアイアンマン、喧嘩を仲裁するキャプテン
キャプテンの盾とムジョルニアが激突するとこ良い。キャプテンの盾が硬いのは知ってたけどそこまで頑丈だったとは。
・キャプテン・アメリカに会えてテンションがあがっちゃうコールソン
・ロキに一矢報いるコールソン
コールソンの可愛い/かっこいい一面が観られて良かった。死ぬな……
・アイアンマンスーツを歩きながら脱いだり、落下しながら装着したり
かっこいい。
・サノス登場
MCUにわかでも知ってるラスボスが出てきたので「見たことあるやつ!!」と嬉しくなった。
ここが映画だと初出なのかな?
・黙食するアベンジャーズ
戦いの後だからみんな疲れてる?
②まとめ
感動するシーンとかは無かったが、戦いの規模が大きくて派手で楽しかった。
アイアンマンやキャプテン・アメリカの映画を事前に観たおかげで彼らの心情や会話が理解しやすかったし、散りばめられた小ネタを楽しむことができた。事前に観て良かった。
フェーズ2
07. アイアンマン3
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アベンジャーズの一件で不眠症・パニック障害を患い、スーツが手放せなくなってしまったトニーの新たな出発までの道のりを描いた作品。
①好きなところなど
・トニー・スターク
決して清廉潔白とはいえない人間だけれど、己の弱さと向き合い、悩み、苦しみながらも大切な人や一般市民を理不尽な暴力から守ろうとする姿がかっこいい。
・自宅への爆撃
安心と安寧の象徴である自宅が容赦無くぶち壊されていくのはかなり絶望感があった。
あんな状況でもペッパーを真っ先に守りつつ、ちゃんと反撃できるトニーは流石だ。
・少年ハーレーくんとの関係
テネシー州で偶然出会った孤独な少年ハーレーくん。悲惨な境遇なのにマイペースな感じがなんだか頼もしい。
少年とおじさんが徐々に交流を深めて互いに助け合いながら危機を乗り越えていく描写はワクワクするし、心温まった。
交流していた時間は少なかったけど、2人のやり取りは父と子のよう。
ハーレーくん、久々に楽しかっただろうな。
「トニーはメカニックでしょ。自分でそう言ったよね」
「だったら何か別の作れば?」
彼の何気ない言葉が、トニーを立ち直らせ、スーツ依存からの脱却に繋がる展開が熱い。
・サヴィンとエレンの追撃を逃れた後のトニーとハーレーくんの会話
この映画のお気に入りポイント。
「寒いよ〜」「わかるよ〜なんでだと思う?」
「通じ合ってるから」ニヤニヤブーン
・トニーの珍しい生身戦闘
スーツが無くてもちゃんと戦える姿には、これまで積み重ねた戦闘経験を感じた。
レンチンでエレンを吹き飛ばすシーン好き。
・飛行機から落下する人々の全員救出
こんなんもう無理やろ……って状況から最後まで諦めずに全員救出するのかっこよすぎた。これぞヒーロー。
トニーだけじゃなく皆が頑張ったから全員救出に繋がったの良い。
直後に車に轢かれてスーツがバラバラになるのには驚かされた。
・アイアンマンスーツ大集合
今作はアイアンマンスーツによる戦闘が少なめだった分、大量のスーツ登場はかなりテンションが上がった。
色々なタイプのスーツが見れたり、スーツを入れ替えながら戦うアクションが楽しかった。
スーツをキリアンに装着させて爆発させるの好き。
・覚醒するペッパー
エクストリミスとスーツの能力を組み合わせてキリアンを圧倒するのが面白かった。強すぎ。
実はまだ能力が残ってて、後々トニーたちを助ける展開とかあったら熱いな。
・インセン博士登場
冒頭で一瞬だったけどまだ元気だった頃の博士が。アイアンマン1作目が懐かしくなった。
・ハーレーくんへのプレゼント
このおじさん粋なことをする。全男子が憧れるやつ。
ハーレーくん、後々アイアンマンみたいなスーツを独自で開発とかしちゃいそうだ。ヒーローになったりして。
・ロボットアームたち
トニーの技術力は増してるはずなのに、相変わらず不器用で愛らしい。
家が爆破されたときはもうダメかと思ったけど、ラストでちゃんとサルベージされてるのが分かってホッとした。
・「私がアイアンマンだ」
ここで1作目のラストのセリフを持ってくるの、熱い!!
トニーの新たな出発だ。
②気になったところ
・キリアン
動機がドタキャンなのがちょっとしょぼく感じてしまった。
凶悪で恐ろしく感じていたマンダリンが、そんなキリアンが裏から操っていただけというのが少し残念だった。
③まとめ
前2作と比較してスーツでの戦闘が少なくなって不満に思う人もいるらしいが、トニー・スタークを語る上で欠かせない大切な映画だと思った。
トニーのことがますます好きになった。観て良かった。
08. マイティ・ソー/ダーク・ワールド
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エーテルを使って世界を闇で覆い尽くすことを目論むダークエルフ、エーテルを体内に宿してしまったジェーン。
その両方を解決するためにソーが奮闘する話。
①好きなところなど
・ソーとロキの共闘
『マイティ・ソー』『アベンジャーズ』でぶつかり合ったあのロキと協力して新たな敵と戦う展開は熱かった。
かつての敵と協力して新たな敵と戦うって何千回と見てきた気がするけど、やっぱり好きだ。
・ロキのさまざまな一面
母親が死んで物にあたったり、オーディンを挑発したり、兄に助けを求められてはしゃいだり……ロキの様々な姿が描写されたおかげで彼のことがますます好きになった。かなり悪どいことしてるのに憎めない。
いいキャラしてるなぁ。
死んだような描写がされたときは悲しかった……生きてて良かった。
またなんか企んでるっぽいけど、本物オーディンはどうなったんだ??
・ソーとロキの母:フリッガ
頑固なオーディンと並ぶと際立つ優しさが素敵。
そして実はちゃんと戦えるのギャップがあって良い。
死ぬんだろうなぁとは薄々思っていたけれど、辛い……。
・全裸フルチンで走り回るセルヴィグ博士
めちゃくちゃ面白い。
・時空の歪みで星を移動しながらの戦闘
右往左往するムジョルニアがちょっと可愛い。なんでこんな移動するの???って困惑してそう。
・アスガルドを襲うダークエルフの飛空艇
ぐわんぐわん動いて攻撃をかわしながら突き進むシーンは迫力があった。
・ダーシー
マイペースな感じが可愛い。
映画の雰囲気を明るく保ってくれた気がする。
・壁のフックにムジョルニアをかけるソー
そんな野球道具みたいな扱いでいいんだ。
②気になったところ
・ラストの戦闘
電車に乗るソー、緊急事態なのに悠長すぎないか?
あと敵の倒し方がゴリ押しすぎて、個人的にはもう少し工夫をして倒す展開が見たかった。
09. キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
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S.H.I.E.L.D.に巣くっていた闇がキャプテン・アメリカやブラック・ウィドウたちに襲いかかる話。
①好きなところなど
・アクション
全てのアクションが1作目よりもレベルアップしているように感じた。
キレとスピードが凄まじくて気持ちいい。
盾の使い方とかも単調になりそうなものなのに、意外とバリエーションがあって楽しかった。
冒頭の船でのスピード感マシマシの戦い、エレベーター内での狭い空間を生かした戦い、ヘリキャリアでのウィンターソルジャー戦……全部好きだ。
特に好きなのがS.H.I.E.L.D.の施設から逃げるときのスタイリッシュヘリ爆破。盾と肉体の使い方がカッコよすぎた。
・ストーリー
「地球を影から守る正義の組織」というイメージがあるS.H.I.E.L.D.の内部にあのヒドラがいたという事実が衝撃だった。そう繋がってくるとは……
アメリカを象徴する男がアメリカという国自体と戦うような展開は終始緊張感があって目が離せなかった。
「キャプテン・アメリカ」の映画だと聞いてたけどMCUにおいてもかなり重要な映画なのでは。
・キャプテンの苦悩
彼の苦悩が丁寧に描かれていたのも良かった。
70年近く眠っていたことによる周囲との価値観のズレ、信じきれないS.H.I.E.L.D.、死んだと思っていたかけがえのない親友バッキーとの再会、彼と戦わなければならない苦しさ……
おばあちゃんになったペギーとの再会はぐっときた。ダンスの約束は守れなかったけど再開することができたんだ。本当に良かった。
・ブラック・ウィドウ
キャプテンと恋人のふりをして追跡をかわしつつ、徐々に信頼を深めていく描写が良かった。
しなやかなアクションはキャプテンとは違ったかっこよさがある。
車中でキスしたことを揶揄うシーン好き。
・ファルコン
縦横無尽に飛び回る終盤のアクションシーンがかなりカッコよかった。
アイアンマン然りやっぱ空を飛び回るキャラがいると戦闘シーンが派手になって楽しい。
ラストシーンで当然のようにバッキー探しに協力することを宣言するの好き。キャプテンの相棒枠になるのかな。
・「左失礼!」ってサムの横を爆速で駆け抜けるキャプテン
キャプテンは走る速度が早すぎるしサムが「言うな!もう言うなよ!」って怒るとこ面白い。
②他作品との繋がりメモ
・シットウェルが屋上で脅されたときに言ってたストレンジってドクター・ストレンジ?
・アイアンマン2でスーツの引き渡しを要求してた議員のおじさん、ヒドラと繋がっていたんだ。
②まとめ
今まで見たMCUの映画の中でかなり好きな作品。
キャプテン・アメリカがかっこいい。また観たい!
10. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
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たまたま利害関係が一致しただけで信頼関係もない5人が、共に逃げていく中で仲間になり、銀河の未来を守ることになる話。
①好きなところなど
・楽曲
どの曲もノリノリになれて楽しい。
「Come and Get Your Love」が特に好き。
・主要人物5人の関係の変化
本作を観る前は、5人はずっとパーティ組んで活動しているんだろうなと思ってた。序盤は普通に敵同士だったとは……
初対面で戦ったり、一緒に行動するようになっても喧嘩してばっかりだった個性強めの彼らが、逃亡劇を通じて徐々に信頼を深めて家族のような関係になっていく様子に胸が熱くなった。
・ロナンとの決戦
ザンダー星が破壊されそうになった瞬間、急に歌い踊りだすピーター。
この男、度胸がありすぎる。アイアンマンにもキャプテン・アメリカにも真似できないだろ……
「一体何をやっているんだ!??」って困惑するロナンが面白かった。
ピーターがオーブを握ってからの展開も良い。
死に際に母から差し出された手は握ることができなかったけど、仲間から差し出された手は握ることができた。
種族はバラバラだけど、共に戦ってくれる仲間が今は側にいる。
仲間と手を繋いでオーブの力を抑え込み、ロナンに打ち勝つ展開が熱かった。
・強すぎるグルート
マスコット的なキャラなのかと思っていた。めちゃくちゃ強い!
まだまだ隠された能力とかありそう。
作戦会議をする後ろで勝手にバッテリーを取るの面白かった。
・ヨンドゥ
押し付けがましくてちょっと強いおじさんなのかなと思っていたら、矢を使って大勢のロナンの部下たちを瞬殺していて驚いた。好きなシーン。
もしかして、めちゃくちゃ強い!?
最後、ピーターに騙されたことがわかっても笑ってたのは「やるじゃねぇか」って思ってるのかな。
続編で大暴れしてほしい。
・ノーウェア
古の天界人の頭が星になっているという設定が良い。ロマンがある。
天界人めちゃめちゃでかいみたいだけど、どうやって人間との間に子を作ったんだろう。
・宇宙に投げ出されたガモーラを救うピーター
命の危険があるのに宇宙船から飛び出して助けに行くピーターがかっこいい。スター・ロードだ。
・「これはアートだ。ブラックライト当てたら綺麗だぞ」「お前イカれてんな」
観た後調べてどういう意味か知った。きたねえ!!
②疑問
・エーテルの行方
『マイティ・ソー ダーク・ワールド』でエーテルをコレクターに渡していたけれど、今回はどこにもなさそうに見えた。
誰かにもう渡してしまった?
あのコレクターが偽物だったりする?
③まとめ
ガラッと舞台が変わって話についていけるか不安だったが全く問題なかった。
コメディ要素が強くて、今までのMCU作品とは違った感じは新鮮だった。
インフィニティ・ストーンについての説明があったしMCUにおいてかなり重要な作品だ。
アベンジャーズの面々と彼らがどういう会話をするのか気になる。
11. アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
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アベンジャーズの手に負えない敵の襲来に備えるため、アイアンマン改めトニー・スタークは人工知能「ウルトロン」を起動させてしまう。しかし、ウルトロンは「究極の平和」を実現するため、平和を脅かす唯一の存在である人類の抹消を選択する。再び訪れた人類滅亡の危機に、アベンジャーズが立ち向かう話。
・ホークアイの活躍
今作は彼の魅力が炸裂していたと思う。
アベンジャーズ1作目では洗脳されて足を引っ張ってしまっていたが、今作ではワンダの洗脳に唯一対抗して彼女にダメージを与える。何度も同じ技に引っかからないのはプロフェッショナルって感じで良い。敵が同じ技を使ってきた場合どうするかちゃんと考えていたんだろうな。
妻と子を大切にしてるのも良い。死亡フラグを立てるからヒヤヒヤしたがしっかり戦い抜いて帰ってきてくれてホッとした。
ソコヴィアでのワンダへの激励も良かった。
「怖いならここにいろ。外に出るなら戦え。一歩外に出たら君はアベンジャーズだ」
ホークアイのことがかなり好きになった。
・パーティ、ムジョルニア持ち上げチャレンジ
1作目では喧嘩していたり打ち上げでも黙食していたみんなが和気藹々としている様子が微笑ましい。
キャップが一瞬持ち上げそうになってビビるソーが好き。
・ウルトロンとアベンジャーズの初対面
まだ不完全なウルトロンの姿が不気味で良い。
「これはまだ、蛹だ」って言うの、アイアンマン3のラストでトニーがスーツのことを繭って読んだのを思い出した。
やっぱり似ている?
・ハルクvsアイアンマン
まずハルク戦を見据えたようなアイアンマンの新しい姿が良い。スーツの上にスーツを装着するの男の子は皆好きでしょ。
一般人などお構いなしに街中で戦うシーンは大迫力でテンション上がった。ここは劇場で見たかったな。
・ヴィジョン
語り口は穏やかながらも戦闘能力が高くて頼もしい。キャラデザもなかなかインパクトがある。
ムジョルニアをスルッと持ち上げたってことは、悪い奴ではないのか……? こういう人造人間に対しても普通の人間と同じように判定されるのか?
アイアンマン、ソー、ヴィジョン3人の協力技が見れたのは嬉しかった。複数のヒーローが出る映画の特別感を感じた。
J.A.R.V.I.Sはもう出ないのかな……? それは寂しいな。
・クイックシルバー
ワンダを大切にしてることが伝わってくる。好き。生き残って欲しかったな。
能力の表現はX-MENシリーズの方が個人的には好き。
・トニーとキャプテン
思想の違いから対立する2人の会話。緊張感があって良い。
どちらかというとトニーの考えに共感したので彼を応援しながら観ていた。
薪割りでトニーが負けてるのに「俺の薪取るなよ!」みたいなセリフを吐いて去っていくの面白かった。
クライマックスで団結して戦うことをトニーが宣言するのはベタだが熱くて良かった。
・ブラック・ウィドウとバナー博士
ブラック・ウィドウはなんでこんなにバナー博士のことを気にかけるんだっけ……?
アベンジャーズ1作目でもそうだったのかな。見返したくなった。
・宙に浮かぶ都市
見た目のインパクトがあって良い。
これも劇場の大画面で見たかったな。
トニーとソー、めちゃくちゃ体張って頑張ってる。かっこいい。
ウルトロン、あんだけ大量にいたら1匹ぐらいは生き残っていそうだけど……
今度はパワーアップして出てきそうな予感。
12. アントマン
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仕事もクビになり、養育費が払えないため最愛の娘にも会えない人生崖っぷちの男:スコットが、謎の男ハンクから依頼されて「アントマン」となり、人生をやり直すための戦いに臨む話。
・予習不要で楽しく観れる
MCUフェーズ2の作品だが、過去作を視聴しなくてもストーリーを100%楽しめるのが良い。
コメディ要素も多めで、家族で楽しく観れる作品だと思う。
・主人公:スコット・ラング
追い詰められたら盗みを犯してしまうダメダメな男だが、勤めていた会社の不正を明かそうとしていた過去があったり、娘への愛情は本物なのが伝わってくるから応援したくなった。
・アクションシーン
アントマンの「小さくなれる」という能力を生かしたアクションがたっぷり観れるので大満足。
研究所への侵入パートでは、白い模型の中を銃弾から走って逃げるシーンが好き。
キャシーの家での戦闘シーンも好き。本人たちは真剣に命のやり取りをしているのに、側から見ると可愛いの面白い。
蟻たちとのチームプレイも多様でわくわくした。
ただ、大量の蟻がうじゃうじゃ出てくるシーンはゾゾゾとなる。観ているうちに少し慣れたけど……
・犯罪仲間:ルイス
時系列順に説明するせいで説明がわかりづらくなっちゃうの笑った。わかる〜
コメディ要因かと思いきや謎に強いの面白い。
研究所から逃げるときに自分が気絶させた男のことも忘れずに一緒に逃げるの好き。
・本作のヴィラン:ダレン・クロス
卓球のラケットで叩かれて気絶したり、トーマスに轢かれそうになって焦って叫んだりと間抜けなシーンが多くて好き。
ピム博士が彼と距離を置いたことを引きずっていたり、怪しい動きをするホープを殺せなかったりと人間味があるのも好感が持てる。
・ペギー・カーターとハワード・スターク
ペギーがいるのは初見だと気づかなかった……
好きな作品。また観たい!
フェーズ3
13. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
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アベンジャーズの在り方を巡ってキャプテン・アメリカとアイアンマンが対立する話。
・ぶつかる正義
『エイジ・オブ・ウルトロン』でウルトロンを生み出してしまい、自分への不信感が拭えないトニー。遺族の声もぶつけられて、国連の提案を受け入れたくなる気持ちがよく分かる。
一方、『ウィンター・ソルジャー』で組織の腐敗によって苦労したキャプテン。彼が力を持つ組織に不信感を抱くのも確かにと感じた。
人々を危険から守りたいという気持ちは同じ。誰も間違っていないはずなのに対立してしまうアベンジャーズたちに胸が苦しくなった。
・スパイダーマン
強いんだけど油断したり戦闘中にペラペラ喋ってて緊張感が無いのが面白かった。やたら無邪気だ。
シリアス強めの今作の癒し枠。
トニーの元で精神面でも戦闘面でも強くなって、大活躍してほしい。
・ブラックパンサー
こちらもちゃんと強いし、王としての貫禄があってカッコよかった。
悲劇を増やさないために、親の仇を目の前にして復讐の連鎖を断ち切る決断をしたの凄い。
・空港での戦い
明るい昼間の戦闘のおかげで誰が何やってるかわかりやすいのがありがたい。
様々なヒーローが能力を活かしてバチボコ戦うのがMCU版スマブラのようでとても楽しかった。
アントマン、巨人にもなれるんだ!?
スーツの強度は巨大化すると増すんだろうか。
・追い詰められるトニー
ペッパーの不在、遺族からの非難、友人ローディの下半身付随、両親殺害の実行犯がバッキーであるという事実、そしてそのことをキャプテンが黙っていたことも判明。
バッキーが操られていたのを頭では分かっているが、気持ちが抑えきれず殺そうとしてしまうのも納得せざるを得ない展開だった。
1人で抱えるにはキツすぎる。
・アイアンマンvsキャプテン・アメリカ&バッキー
2人の連携でボコられるアイアンマンが可哀想すぎて「もうやめてくれ……」と思いながら観てた。
もしあと1人誰かを連れて行けてたなら……
なんだかんだ仲直りしてこれからもアベンジャーズとして頑張っていこう!みたいなオチになるかと思っていたから、対立したまま終わる展開には驚いた。これ公開当時はどんな反応だったんだろう。
また皆で一緒にパーティしたり、ムジョルニア持ち上げチャレンジしてるとこ見たいよ。
14. ドクター・ストレンジ
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不慮の事故で両手の機能と共に築いてきたキャリアを失った天才神経外科医スティーブン・ストレンジが、全てを取り戻すために魔術の世界へ足を踏み入れる話。
・エンシェント・ワンが見せた神秘的な映像ラッシュ
今までに観たことないような映像を大量に浴びせられて圧倒された。
気持ち悪いやつも結構あったので劇場の大画面で観てたらちょっと気分悪くなりそう。
特に手がいっぱい出てくるとこがキモ怖くて良かった。
・魔法を使った戦闘シーン
今までのアベンジャーズは火器や体術ばっかりだったので凄く新鮮に感じられた。
あのジリジリと空間を炙るような演出が好き。
空間が無茶苦茶になって地面が捲れ上がったりするのもド派手で良かった。酔いそうになったけど。
・ドルマムゥ戦
ドルマムゥ、とんでもない存在のはずなのにループ戦法が効いちゃって撤退するのが拍子抜けだった。ループ一発目で動揺してるっぽかったのもちょっと小物感があった。
和解するふりをしてドクターに攻撃するとかしたらダメなのかな?
ドルマムゥの圧倒的な力を全然感じられなかった気がする。見た目は好き。
・図書館の警備
かなり重要な場所だと思われるのに警備が雑に感じた。
あんな簡単にアガモットの眼って取られてもいいのか?
・対立するモルド
融通が効かないという説明はあったが、彼の過去の説明がなかったのもあって製作者の都合で無理やり対立させられたように感じてあまり乗れなかった。
・パワーバランス
時間を操るって他のヒーローたちと比べてチートすぎるように感じるけど、どうやってバランスを取るんだろう?
次のアベンジャーズでは冒頭からアガモットの眼が奪われちゃったりするのかな。
・マントラかと思いきやWi-Fiパスワード
面白い。好きなシーン。
15. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
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ピーターの父親で天界人のエゴとの戦いと家族愛を描いた話。
・OP
グルートが音楽に合わせてダンスする後ろでドンパチやってるのがもう楽しい。
タイトルの出し方も素敵。
・ヨンドゥが魅力的
今作はとにかくヨンドゥがかっこよった。
こんなに好きなキャラになるとは……
反乱でメタメタにされてからの新しいフィンをつけて大暴れするシーンは爽快だった。いくらなんでも強すぎる。
矢がどんな軌跡を描くかってヨンドゥが全部コントロールしてるんだろうか。
・父と子
エゴが子を作る理由、母の死の真相が恐ろしかった。その名の通りの所業だ。
エゴと対照的にヨンドゥのピーターに対する不器用な愛に心打たれた。
ピーターに銃を教える回想を見せてからの命懸けでピーターを送り届けるシーンは涙腺にきた。宇宙服が一個しかない時点で予想はしていたけど、辛い……
・グルート
ちょこちょこ動く小さなグルートが可愛らしい。
感想書いてるときに気づいたけど、グルートがフィンを取りにいくのに何回も失敗しちゃってたのはクライマックスの起爆装置の前振りだったのか。丁寧だ。
最後、成長して反抗期を迎えてるの笑った。この子達にもそういうのあるんだ。
次作で大活躍する布石?
次に彼らが出てくるのはインフィニティ・ウォーかな?
ピーターの能力なくなっちゃったけど、とんでもない奴らの戦いについていけるのか……?
16. スパイダーマン:ホームカミング
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アベンジャーズに憧れる新生スパイダーマンの奮闘と成長を描いた話。
・トム・ホランド演じるピーター
未熟なところも多いけどずっと一生懸命なのが微笑ましかった。
シビル・ウォーの裏でめちゃくちゃはしゃいでいたの笑った。登場シーンの直前まで撮影してたのかよ。
トニーに認められるために人助けをして逐一ハッピーに報告するの可愛い。
人助けシーンが多いのも良い。ヴィランであろうとピンチには助けに行くシーンは特に彼の優しさが出ていて良かった。
・トニー・スターク
説教パートは多め。スパイダーマンファンでアイアンマン見てない人だと「なんだこの偉そうなおっさん……」ってなりそう。
トニーからピーターへの期待が予想以上に高い。二人のやりとりは父と息子みたいだ。
「スーツ無しじゃだめなら、スーツを着る資格はない」良いセリフ。トニーがスーツに依存して日常生活に支障をきたしていた頃を思い出した。
ピーターがキャプテンの盾を奪ったことを「キャプテンはな、君を倒そうと思えばできた」ってフォロー入れるのも良い。トニーとキャプテンの仲良しではないけど互いの実力を認め合ってる関係好き。
・ネッド
いい奴。ピーターの側に彼がいて良かった。
わたわたしながらピーターをサポートする姿が応援したくなる。
・ミシェル
MJってことはメインヒロイン? ただの隠れファンかと思っていた。
ピーターの正体には気づいてそうに見える。
今作は話に深く関わらなかったけど、2作目からはがっつり話に関わるのかな。
・メイおばさん
メイおばさん、若い!!
歴代で1番若い?
「大いなる力には大いなる責任が伴う」でお馴染みのスパイダーマンだし、ピーターの決断の影響で死んでしまうんじゃ……とハラハラしながら観てた。死ななくて良かった。
次作はどうなるか分からないけど……
・ラストシーン
ピーターがアベンジャーズ入りを断るシーンは彼の成長を感じてグッときた。
そしてペッパー💍
『シビル・ウォー』だとトニーとペッパーが距離をとっていて悲しかったので、また仲睦まじい様子が見れたのは嬉しかった。
17. マイティ・ソー バトルロイヤル
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マイティ・ソーがハルクやロキたちと共に復讐と野望に燃える死の女神・ヘラと戦い、王になる話。
・ロキ
ソーとの協力はやっぱり熱いしコメディリリーフとしても活躍してていいキャラだった。
ドクター・ストレンジに手玉に取られたり、ソーに裏切りを読まれて痺れるところかわいい。
なんだかんだソーのことが好きなんだろうな〜って二人のやりとりから伝わってくる。
この映画で一番好きなキャラ。
・決着のつけ方
全力で回避しなければならないものとして提示されていたラグナロクをあえて起こして危機を脱する展開は予想外で燃えた。
流石にあのままだとマズいだろうし、今後はアベンジャーズと協力してスルトを倒す展開があるのかな。
・音楽
ソーが雷神として覚醒するシーンの音楽がめちゃくちゃかっこよかった。
テンションが上がる。
EDも良い。
・ソーのイメチェン
短髪になって片目を失った今の見た目の方が”猛者”って感じがして個人的には好き。
ムジョルニアを使って戦ったり、アベンジャーズでムジョルニア持ち上げチャレンジをしてたのが好きだったから、ヘラに壊されて無くなってしまったのは悲しい。
一から作るのは大変そうだから、インフィニティストーンの力を使って復元できたりしないだろうか。
・ハルクvsソー
アベンジャーズの仲間割れパートはあまり好きではないけど、戦闘がド派手だからなんだかんだ楽しかった。
武装したハルクがカッコいいし、ソーが雷神としての力を発揮するのが熱い。
・クロナン人のコーグ
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に出てくるキャラのような陽気さと頼もしさがあって好き。
演じているのが監督本人だと知って驚いた。
・死の女神・ヘラ
存在感があって魅力的だった。
戦国無双みたいな無双シーンはスピード感と迫力があって爽快だったし、ラストで復活したスルトに動揺しながらも立ち向かう姿は死の女神としてのプライドを感じてかっこよかった。
マイティ・ソーシリーズで一番好き。
原題のラグナロクからバトルロイヤルに変わったみたいだけど、全然バトルロイヤルしてなくない?
18. ブラックパンサー
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ワカンダの若き国王ティ・チャラに父が産んだ復讐者が牙を剥く話。
・高度な技術力
衝撃を吸収したり一瞬で着脱が可能なスーツ、取り付けるだけで遠隔運転が可能なデバイス、音を出さないスニーカー……
シュリやワガンダの開発チームの技術力がとんでもない。トニー・スターク以上のスキルを持っているようにも見える。
インフィニティ・ウォーでトニーと協力して強力な新武器を作ったりスーツをバージョンアップさせる展開ありそう。
・カーチェイス
ライトが照らす夜の街で繰り広げられるスピード感のあるカーチェイスが楽しい。
地面に爪を突き立てて車を傾けたり、車の上から槍をぶん投げて相手の車を止めるのとかかっこよかった。
・ティ・チャラ
ワガンダをどのように導いていけば良いのか悩みつつも決断をして前に進む姿が魅力的だった。
父の行動に対して「間違っていた」「私は逃げない」と宣言するのも熱かった。
新たなワガンダの王の貫禄を感じた。
・エムバク
長年冷遇されていたのに『命を救われたから』と助けてくれるのが良い。
窮地を救いに来てくれる展開も熱かった。
・エリック(キルモンガー)
今作のヴィラン。彼が恨みを抱く気持ちはかなり分かる。
世界各地で苦しんでいる人々を救いたいという気持ちは本当のように見えたし、闇討ちするんじゃなくて正面から戦って王座を勝ち取ったり、静かに息を引きとる姿が魅力的だった。
・クロウ
ウルトロンに腕切られてた人だ!と彼がキルモンガーに殺される時に気づいた。遅い。
しぶとくて掴みどころのない感じが良かった。
・王を決める儀式
かなり文明が進んでいるっぽいのに、思想が残虐でも戦闘能力が高ければ王になれちゃう大きな脆弱性を抱える儀式がまだあるのは違和感があった。
ただ、これは歴代の王が全員善良だったから考える必要はなかったのかな……と思い直した。
最後の戦いで命を落としてしまった人もいそうだし、王を決める方法はこれを機に改善されることになりそう。
19. アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
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無限の力を持つ石:インフィニティ・ストーンを巡ってアベンジャーズと最凶の敵が激突する話。
・ヒーローたち
大量にキャラが出てくるけど、知っている人ばかりだったので嬉しくなった。
ガーディアンズが宇宙船で軽快な音楽と共に登場するシーンはテンション上がった! ガーディアンズの面々のおかげで中盤が楽しかった。
ロケットとソーが仲良くするシーンと、クイルがソーに対抗して声低くするシーン好き。彼らがMCUにいてくれて良かった。
ヴィジョンとワンダが恋人関係になってるのは予想外で驚いた。姉弟のような関係かと思っていた。
キャプテン、髭面になってる!? 名前が呼ばれるまで誰かわからなかった。
ブラック・ウィドウ、また髪色が変わってる。より気が強くなったようにも見える。
・サノス
戦闘能力が高いのはもちろん、戦闘で的確にエネルギーを放出したり、ガモーラたちに幻を見せ罠にかけたり、時を巻き戻して破壊されたマインド・ストーンを取得したり……インフィニティ・ストーンを誰よりも使いこなしているのが恐ろしい。
「宇宙のバランスを修正し、宇宙を救う」という目的のためにどこまでも突き進む姿は魅力的だった。
ただ、1個だけでもとてつもないパワーを秘めているインフィニティ・ストーンが6個もあるのだから、その力を使えば資源不足の問題を別の形で解消することはできないのだろうか、とは思った。
人口を半分にする、という手段に固執しているようにも感じる。その理由はエンドゲームで明かされるのだろうか。
・惑星タイタンでの戦い
作戦会議ではトニーがうんざりするほどグダグダだったのに本番ではしっかり協力してサノスを追い詰めるのが熱かった。
スパイダーマンはサノスが相手でもあまり緊張感がなくて面白い。
サノスが空に浮かぶ星?を操作して隕石を落とすシーンは絶望的だった。攻撃の規模が違いすぎる。
ドクター・ストレンジの魔法はド派手で楽しかった。お前、多重影分身も使えたのか……
・ワカンダでの戦い
ブラックパンサーとキャプテンが先陣を切って敵群に飛び込んでいくの、彼らのヒーロー性が出てて良い。
ソーがストームブレイカーを携えてワカンダに参戦したときはテンション上がった。雷神だ。
バナー博士の活躍が控えめなのは寂しかった。ハルクに変身できなかったり、頭脳面でシュリに劣るような描写をされたり……エンドゲームでは大活躍してくれるといいな。
・衝撃のラスト
え、これで終わり!?!?? ここからどうするんだ……
サラサラと消えていくシーン、血や臓物は出ないのにグロテスクだ。
ドクター・ストレンジがあっさりタイムストーン渡したから何か作戦があるのかと思ってたけど彼も消えてしまった。エンドゲームで彼がどういう目的だったのか分かるのだろうか。
ピーターが行きたくないと言いながら消えていくのが一番辛かった……
当時劇場で観た人はお通夜になってそう。
マジでどうするんだ……?
20. アントマン&ワスプ
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「アントマン」シリーズ2作目。
アントマンたちが量子世界に消えてしまったピム博士の妻・ジャネットを救い出そうとする話。
・コメディパート
『インフィニティ・ウォー』で絶望に叩き落とされた後に観たので、コメディ多めで人が死なない本作は緩く観れて個人的にはありがたかった。
元泥棒仲間の3人がやっぱり良い。ルイスが自白剤の影響でペラペラ喋るシーンが好き。
スコットがジャネットに憑依されるシーンもよかった。所作や表情が女性っぽくなって、本当に憑依されているように見えた。
・アクション
体の小ささを活かしたアクションシーンが『アントマン』『シビル・ウォー』と比べると少なかったように感じた。
終盤のカーチェイスは派手だしハラハラして楽しかった。色々ぶっ壊してたけどあんなに暴れても大丈夫?
・量子世界
宇宙のどこかにある惑星のよう。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に出てきそう。
クマムシ、可愛いとか言われていたけどキモ怖い!!
・スコット
自宅でアントマンごっこをするための大掛かりなセットを作って、娘キャシーと全力で遊ぶところはワクワクしたし微笑ましかった。
キャシーとのやりとりから彼女のことが大好きなのが伝わってくる。そりゃキャシーもパパ大好きになる。
マジックを練習したりドラムを叩いたりして前向きに軟禁生活を楽しもうとしているのもよかった。
自宅軟禁が解除されるまであと少し……という状況でもジャネットを救うためにホープたちに協力するの、お人好しすぎる!!とは思ったけど、カッコよかった。
彼のことがどんどん好きになっていった。
・学校のシーン
何かトラブルが起きるのかなと思っていたら何も起こらなくて少し拍子抜けだった。
どういう意図であのシーンを入れたんだろう。
急遽脚本が変更されたりでもしたのか……?
・ラストシーン
スコットがいつもの軽い感じで量子世界に入ったら、ピム博士たち3人がサノスの指パッチンの影響で消えているの、怖!!
『インフィニティ・ウォー』とほぼ同じタイミングの話だったのか。
終始明るい雰囲気だったのもあって油断していたのでかなり驚いた。
誰もいない自宅でドラムを叩くアリがかなり不気味だ。
スコットは量子の世界にいたから指パッチンの影響を受けなかったってこと? 1/2を回避しただけ?
ドクター・ストレンジの作戦はスコットが量子世界にいる間に指パッチンさせることだったのか……?
ジャネットが言っていた「時間の渦」がかなり重要になってきそう。
『エンドゲーム』がますます楽しみになった。
21. キャプテン・マーベル
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アベンジャーズ結成前の1995年を舞台に、記憶を失った女性ヒーローが奔走する話。
・スタン・リーへの追悼OP
彼のことを詳しく知っているわけではないが、たくさんのMCU作品でカメオ出演する姿を見てきたので寂しくなった。
追悼の仕方が素敵だなと思った。
・敵と味方の反転
スクラル人の見た目がサノスに似ているように見えたこと、最初の騙し討ち、どんな姿にでもなれる特性などから完全に今作のヴィランだと思い込んでいたので、それを覆される展開が楽しかった。
・キャロル
どんなトラブルにも動じずに対処していく姿が頼もしかった。
電車でおばあちゃんに化けたスクラル人を急にぶん殴るの見た目がやばくて面白い。
立ち上がってきた記憶をフラッシュバックさせてからの覚醒シーンは熱かった。
光り輝く姿はスーパーサイヤ人を連想した。
覚醒後の戦闘はあまりにも強すぎて驚いた。宇宙船を貫いて破壊するの爽快だ。
これまでに出てきたヒーローの中だと最強?
・フューリー
若い頃の姿が見れて嬉しかった。キャロルとの友人のような関係性が良い。
猫(フラーケン)にデレデレするの萌。
隻眼になった理由は想像以上にしょぼくて笑った。
以前聞かれたとき「仲間を信じたから〜」みたいなこと言ってなかった?
・フラーケンのグース
小さな口から触手がドリュドリュ出てくるシーン、キモ怖い!!
普通の猫をフラーケンと勘違いしてるだけかと……
・あのキャラが再登場
コールソンやロナンが話す姿を見て懐かしくなった。
他にもまだいそう。
・ラスト
アベンジャーズたちの前に現れるキャロル。いよいよ『エンドゲーム』が始まる感じがあってワクワクした。
覚醒後の少し単調に感じてしまったので、『エンドゲーム』では多様な戦闘が観れるといいな。
22. アベンジャーズ/エンドゲーム
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生き残ったヒーローたちが失われた半分の命を取り戻すために最後の戦いに挑む話。
・冒頭20分
農園で暮らすサノス→そこに襲いかかるアベンジャーズ→破壊されたストーン→斬首→5年後……冒頭から展開のスピード感が凄まじい。
トニーが痩せ細った体でキャプテンに当たる姿が見てて辛くなった。
・それぞれの5年後
アントマン、時間の渦を利用して戻ってくるのかなと思ってたらネズミのおかげかい。
ソーがデブのロン毛のおっさんになってるのショックだ。短髪ムキムキのソーが好きだったから。
メンタルがボロボロで前に進めていないナターシャ。アベンジャーズが家族だった彼女にとって、本作は家族を取り戻す話だったんだな。
・タイム泥棒作戦
過去作を別視点から観れるの楽しすぎる。過去作を観てきた人へのご褒美だ。
アントマンがいなかったらこの作戦って始まらなかったし、かなり重要キャラだったんだな。
キャプテンの「ハイルヒドラ」面白い。ウィンターソルジャーみたいにエレベーター内で暴れるんじゃないんかい。
キャプテンvsキャプテンはワクワクした。2012年のキャプテン、チタウリ軍との戦いの後なのに元気だな。アメリカのケツ。
ソーが死ぬ前の母と出会い、未来から来たことを見抜かれて抱きしめられるシーンもグッと来た。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のOPでダンスしていたクイルがアホ呼ばわりされて殴られるの可哀想だけど面白い。
・最終決戦
噂では聞いてた『アベンジャーズ アッセンブル!!』激アツシーンすぎ。
興奮を伝えようと一生懸命喋るピーターをトニーが抱きしめるの良い。
キャプテンがムジョルニアを使うシーンも痺れた。雷も使えるの!?
・タイムトラベル周りの設定
まだちゃんと理解できていない。この映画に限らずタイムトラベルを扱う作品って設定を飲み込むのに苦労する……
幼いサノスを殺してもサノスが死んだ世界線ができるだけで、メインの時間軸には影響を与えないっていうのは納得した。
キャプテンは1970年にスペースストーンを返した後、そこでおじいちゃんになるまで過ごしてからメインの時間軸に戻ってきたってことなのかな。
・アイアンマンとキャプテン・アメリカ
決して仲良しとは言えないけれど、強い信頼関係がある二人が大好きだ。
ラストも、元々は自己中心的だったアイアンマンの自己犠牲と、国に自分の人生を捧げたキャプテンが初めて自分の人生を生きることができたっていう対比が綺麗だ。
「I am Ironman.」で始まったアイアンマンの物語を「I am Ironman.」で大勢を救って締めくくるのも美しい。
トニーは親父と再開し、彼の思いを知れたことで指を鳴らす決意を固めたんだろうか。
娘の言葉を借りて「3000回愛してる」と微笑むシーンで一番泣いた。
キャプテンが過去に戻る直前のバッキーの表情を見るに、キャプテンが戻らないことは察してそう。
サムに盾を継承する流れが熱い。
ペギーとのダンスの約束を果たせたの良かったな……
エンドロール後におまけ映像(新たなヴィラン誕生など)が無いのも"終わり"って感じで好き。
劇場で観たかった。
23. スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
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MCUのスパイダーマン作品としては2作目。
アイアンマンが消えた世界で期待されるも青春を優先させたい若きスパイダーマンと、アイアンマンが産んだヴィランの戦いを描いた作品。
・ミステリオ
またもやトニーの行動によって産み出されたヴィラン。
トニー、色んな人から恨みを買いすぎて面白い。ヴィランの父だ。
原作を全く読んでないし、『エンドゲーム』を観た後だから、別次元の地球「アース833」からやってきたという彼の話を信じてしまったので、種明かしパートは楽しかった。
金魚鉢を頭につけたヒーロー姿も結構好き。
宇宙からサノスみたいな敵がやってきたら、死んだことにして逃げるつもりだったのかな。
彼のチームに過去作のキャラが出ていたのも嬉しかった。
・ハッピー
「スタークさんに会いたい……」と心身ともにボロボロになって弱音をこぼすピーターへのハッピーの言葉が優しい。
スーツを開発するピーターのことをハッピーが優しい目で見守るシーン、この映画の中で一番好き。きっとトニーと重なって見えたんだろうな。
これからはピーターとハッピーが相棒ポジションになってやっていくのだろうか。
パスワードがpasswordでピーターに呆れられたり、みんなが秘密を暴露する流れでメイおばさんのことが好きって告白して変な空気になるシーンは笑った。
・ピーター
ヒーロー活動より青春を優先させたいという彼の気持ちはめちゃくちゃ分かるので、そんな背負わせないであげて……と思いながら観てた。
でも、トニーからもらったメガネをあっさりミステリオに渡してしまうのはショックだった。
橋の上で看板を盾にして気合い入れて走るとこ、エンドゲームのときのキャプテンアメリカのオマージュ?
スパイダーセンス(ムズムズ)覚醒シーンは映像が凄いしピーターがめちゃくちゃかっこいい! ここは劇場で観たかった。
・ネッド
ピーターの恋をなんだかんだサポートしてくれるの優しい。
飛行機の中でサラッと彼女作ってて笑った。恋愛強者だ。
・MJ
冒頭からピーターがベタ惚れなのが違和感あった。前作だとリズのことが好き!!って感じだったので。
洋画だとまあよくあることだけど。
ピーターとMJの組み合わせは好き。
・ピーターの恋敵ブラッド
嫌なやつすぎる!
ピーターの写真を無断で撮ったり、その写真をMJに見せようとしたり、劇場で中指立てたり……
爽やかな本作の中でこの子だけやけに浮いてるように感じた。
・ラスト
ピーターの正体暴露、ニック・フューリーが実は……続きが気になる引きでワクワクした。
BARFとスクラル人、どんでん返しに便利な存在すぎる。
ついにフェーズ1からフェーズ3までの全部の作品観れた!!!! 嬉しい。
23作品観終わって
面白かった!!
基本どの作品も映像のクオリティが高いのがやっぱり良い。
個人的には予習がほとんど必要ない映画の方が好みだが、積み重ねてからのエンドゲームは格別だったので、観て良かった。劇場で観たかったな……。
エンドゲーム以外だと、
『アイアンマン』
『アイアンマン3』
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
あたりが特に好き。
ロキやフェーズ4の一部作品は来年観る(かもれない)。
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