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翅城灰子
2022年10月9日 01:17
これは、私の怪談を扱う配信に、視聴者の方より投稿されたお話です。ある日、いつも通り仕事をしていた時のことです。贔屓にしてもらってるお客さんが「店先で雀が死んでるよ」と教えてくれたので、私は丁寧に古新聞で包み、雑で申し訳ないなと思いつつ可燃ごみとして捨てました。その日の夜、不思議な夢を見ました。狭い、真っ暗な場所に私はいました。何も見えない。体が動かない。感じるのは、地震のような揺れだけ。
2022年10月9日 01:07
これは、私の怪談を扱う配信に、視聴者の方より投稿されたお話です。俺は先輩と二人で飲みに来ていた遠くまで続く地下通路の左手には居酒屋が延々と連なり提灯や店内からの明かりで通路を照らしている千鳥足で先を歩く先輩俺はトボトボとその後に続いた先輩は気分良さそうに鼻唄を口ずさみながら……次はここにしよう!と、ある店の扉を開けた真っ赤な顔面で目玉が飛び出した鬼に向かって先輩は……空いてる
2022年10月9日 00:41
これは、私の怪談を扱う配信に、視聴者の方より投稿されたお話です。ガタンガタンガタンガタンうたた寝から目を覚ます二人掛けの席で、窓側の席には妻がいて俺に何かを語りかけているところだった……でね……あれ未完なんだってさ何が……?……だから原作だって……もしかして、また寝てたの?ごめんごめん……聞いてる聞いてる…………そう?……で、私あれアニメしか知らないんだけど……あれ
2022年10月9日 00:25
これは、私の怪談を扱う配信に、視聴者の方より投稿されたお話です。某県の山の中に、夜中に通行禁止の峠道が存在する。その道を封鎖するのは、近くにある高速道路のICの職員の仕事だった。ある年、新入社員がなぜ封鎖するのか疑問に思って、ベテラン職員に尋ねたら、そのベテラン社員は訥々と昔話を語りだした。 「俺がこの会社に勤めだしてすぐぐらいだったかな、あの峠道でバスが横転する事故があったんだよ。乗っ