実録・排気口飲み会レポの巻。
私を筆頭に酒好きが多い排気口。機会がある毎に飲んでいるのだが、その全貌は中々明かされない。そこで今回はとある日の飲み会を写真と共に記録した、実録・排気口飲み会レポをお届けする。少しでも排気口飲み会の感じが分かって頂ければ幸いである。
この日は西荻窪で排気口ラジオ「排気口の放課後投げキッス宣言」の収録を終えた夜。ラジオを撮った後は西荻窪で飲みます。
坂本さん、中村ちゃんというデカい赤ちゃん2人を連れて夜の西荻窪へ。店は私が決めます。その日の懐事情や何を肴に吞みたいか、もしくは何の酒を飲みたいかを考えながら。この日はキンミヤの梅割りで手っ取り早く泥酔したかったので四文屋へ。二人は店選びに関しては全く文句は言いません。
とにかく1秒でも早くお酒を飲みたいので着席と共に注文。西荻窪の四文屋は直ぐに注文を取りに来てくれるので非常にタイム感が合う。私と坂本さんはハイボール。中村ちゃんはサワー系を飲む。肴は焼き鳥。排気口飲み会では私が塩の味付けしか信じてないので基本的に焼き鳥は塩。タレが良い人はその都度ちゃんと「これはタレで」と言わなくてはならない。何故なら私が「全部塩で」と言ってしまうので。坂本さんも中村ちゃんもアキラ氏もホントはタレの方が良いのかもしれないが、慣れたもんで私の「全部塩で」を今では受け入れてくれている。というか塩の美味さに気が付いたのである。私の傍若無人ぶりを擁護する訳ではないが、客演の人によく言われる。「穂波さんのお陰で塩の美味しさに気が付きました」と。ホントに!!皆さんも焼き鳥は塩が一番。つくね以外は。
四文屋は店舗によって味の差が割とある。西荻窪はもつ煮の味が濃くて美味い。よく頼む冷製三点盛はゴマ油と塩を混ぜたタレで食うのが一番。もしくはわさび醤油。この辺から私と坂本さんは肴がいらなくなって酒ばかり飲み始める様になる。
この日の話題は昔のテレビ番組。特に教育テレビでやっていたアニメや子供向け番組。あれ観てたか?これ観てたか?と盛り上がる。演劇の話はしていない。私たちは熱く演劇論を語って飲むことがない。熱く語れるほどの演劇論をちゃんと持つ。これは私の当座の目標だ。
という訳で、ずっとおじゃる丸の話をしている。中村ちゃんと坂本さんが交互におじゃる丸に関する問題を出し合っている。意外な難問に考え込んでは酒が進む。
中村ちゃんの出したおじゃる丸クイズが意外と難問だった為に腕を組んで1時間以上も考え込む坂本さん。流石に狂気じみたものを感じる。その間に私と中村ちゃんは6杯ほど飲む。坂本さんは酒も飲まずに考え込む。いい年した大人がおじゃる丸に関する事で1時間以上も考え込むなんて状況は異常だ。
やっとおじゃる丸クイズに正解した坂本さん。しかし恥ずかしくて嬉しいのを我慢しているのか、ぶっきらぼうな態度で酒を飲み始める。中村ちゃんのグラスの氷を数えてはメモ帳に記入したりと、酔いなのか、クイズに正解した嬉しさなのか、とかく奇行が目立ち始める。
中村ちゃんの違和感によって坂本さんがおじゃる丸クイズにおいてスマホを使って答えを調べていた事が分かった。中村ちゃんと私に責められる坂本さん。しかし「俺のスマホはアンドロイドだから」の一点張りで謝りもせずに酒を飲み続ける。私のグラスの氷と中村ちゃんのグラスの氷をまたも数え始める奇行と並行して「おじゃる丸のおじゃの部分はおじやを指しているのではないか?」という意味不明な解釈を披露して私と中村ちゃんを閉口させる。
さて、坂本さんの好きなお茶漬けの具の話、坂本さんが切手を貼る時にヨダレが多く出てしまっていつも手紙がぐちゃぐちゃになってしまう話、坂本さんが夢で巨大なサソリと仲良くなった話、そのサソリがもしかしたら次の公演に観に来てくれるかもしれない話、そしたら招待扱いにして欲しいという段で、彼が完全に狂人になってしまった事を悟りカラオケにでも行こうかと提案する。
という訳で、この日の排気口飲み会はおじゃる丸尽くしの飲み会でした。皆様、少しでも排気口飲み会の雰囲気を味わえたでしょうか?今度は貴方の番です。貴方と排気口。今度はそんな感じで飲めたら最高ですね。
穏やかさを祈って。