日記をつづけてます
僕は、4月から日記を書きつづけている。もちろん、日記の内容はありふれたもので一行目にその日の夕食を書くようにしている。
朝ごはんはルーティーンが決まっていることが多いが、夕食は毎日バラバラになることが当たり前だから記録しやすいと思ったからだ。
そもそも、僕がなぜ、日記を書くようになったかというと、YouTubeのオリエンタルラジオ藤森慎吾さんの動画がきっかけだった。
動画で10年以上前の日記を、見返しているのを見たとき、ある一種のカルチャーショックを受けた。
日記をつけている人は、日記を振り返ることで半年前のこの日に何があったかを、記憶と感情を一緒に思い出すことができる。
日記をつけていない人は、うっすらとしか思い出すか忘れているのだ。
動画で過去を振り返っている姿に、僕も日記をつけてみようと決心して、その日のうちに文房具屋に走った。
日記帳を買おうとしたが、B6サイズの手帳にした。
理由としては、普通の日記帳だと書く欄が多すぎると考えたからだ、やっぱり習慣化したいことは最初の負担は少なくしたい。
ただ、モチベーションのためにペンだけは良いものにしようと3000円ぐらいのジェルインクのペンを買った。
人生でこんなに高いペンを購入したことがなかったので、日記を書くことに気合いが入る。
ただ、日記を書こうとした初日に、息子の突撃をうけて芯が潰れて書けなくなる事件あった。
絵遊びだと勘違いして、自分もやりたいと突進してきたのだ。誰も悪くない悲しい事件だ。
このことを教訓にして、替えの芯を買いに文房具屋に行き、日記を次の日の朝一番で書くように決めたのだった。
日記を書き始めると、通常の日記とは別に思わぬ副産物として、空白の欄にメモや考えてることを書き出すようになった。これが意外と思考の整理になるのだ。
人間おもしろいもので、1週間で感じてることや意見が変わってる。無意識の変化を文書として残せて、振り返ることが出来るのが日記のメリットだと僕は思う。
藤森慎吾さんも一人の人間に、3ヶ月以上日記を書かせるきっかけになるとは考えもしていないと思う。
僕は、日記を書くきっかけを作ってくれたことにすごく感謝しているし、日記を書くのも楽しい。
新しい価値観や発見を見つけることは、新鮮で人生の視野を広げてくれる。僕は、日記を書くことで人生の視野をまた少し広くすることが出来たのだ。
ちなみに、藤森慎吾さんの日記企画の進展はまったくない。