新型コロナウィルスのワクチンが、医療従事者・高齢者から、基礎疾患を有する人、64歳以下の人が対象になりつつあります。
ワクチンの接種券が届いたけど、まだ予約ができないという方もいるかもしれませんね。
私は、1回目が終了し3日間腕が痛かったけどそれだけで済みました。
副反応がこわい・・と感じる人も多いかもしれませんが、それだけでワクチン接種は受けない・・という選択は、もったいないと私は思います。
若い人は重症化しないから、接種しなくてもいいよね・・と思うのも、ちょっと違うかと思っています。
症状はなくても、肺の所見は肺炎を示しており、この人がこの先の長い人生を、ダメージを受けた肺で生きていくのは大変だろうと・・診療にあたった医師が呟いていました。
私も、息子が濃厚接触者になったときに、感染してても死にはしないだろうけど、後遺症が厄介だな・・と思っていました。
(幸い、感染していませんでしたが)
若い人は、まだ先が長いですし、後遺症を抱えて生きていくのは酷だろうと私も推測できます。
誰もが、感染しないほうが絶対にいいのです。
感染してからの心身の苦痛・ストレス、そう考えると後遺症の影響を考えると副反応は大したことではないのですよ。
でも一人暮らしでの、発熱や疼痛が起きることは不安ですよね。
お友達に連絡をとれるようにしておくとか、熱がでてもいいように食べもの・飲み物・解熱剤・アイスノン・などを事前に用意するなどで乗り越えてほしいです。
前置きがながくなってしまいました、今日は、若い方への話ではなく、更年期の女性のワクチン接種についての話でした。
更年期障害でホルモン補充療法を受けていても、ワクチン接種は可能と以前書きました。
HRT(ホルモン補充療法)していてもワクチン接種は可能か?
さらに更年期で様々な症状があっても、ワクチン接種は可能です。
むしろ更年期に入りエストロゲンが減少すると免疫力も低下します。
女性が新型コロナウィルスに感染しにくい、重症化しにくい、というのは、もともとエストロゲンの免疫を活性化する働きによるもの・・と言われています。
ワクチン接種の副反応も若い女性の方が強く出るのも、エストロゲンの作用で、強力に反応するためです。
更年期にはいり、その強力な免疫力が低下することで、感染しやすくなる可能性がありますので、ワクチン接種は積極的に受けたほうがいいと思います。
顔が火照る、動悸がする、頭痛がするなどの更年期の症状がワクチン接種で、ひどくなるとは考えにくいです。
漢方薬を飲んでいる、抗うつ剤や抗不安薬を飲んでいても、ワクチンを打ってはいけないという理由にはなりません。
更年期世代は、家庭の中でも仕事の面でも、子育て介護も加わるとさらに、超忙しい世代です。
もし感染して、仕事から長期離脱をしてしまうリスク、家庭での影響が大きくなることを考えると、1日2日副反応に備えることができるようにして、なんとか受けてほしいです。
まずは、ワクチンが行き届き、早く誰もがワクチン接種できるようにしていただきたいところです。
ホントに・・