こよみだより *穀雨*
2021.4.20
二十四節気の「穀雨(こくう)」入りです。
穀物にたっぷりと水分と栄養が蓄えられるよう、恵みの雨がしっとりと降り注ぐ頃です。
この頃の雨は、天からの贈り物。
昔からお茶農家では茶摘みが始まり、米農家では苗代を仕込むという大切な時。
春の柔らかな雨が大地を潤し、植物の成長を促します。
この雨は、百穀を潤す春雨として、「百穀春雨」とよばれるそう。
「清明になると雪が降らなくなり、穀雨になると霜が降りることもなくなる」と言われ、
変わりやすい春の天気もこの頃から安定して、日差しも強まってくるようです。
雨上がりの日差しは、木々の緑を一層 色鮮やかに輝かせます。
花もあふれ、若葉が輝く新緑の季節でもある穀雨。
潤いのある日々でありますように。
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