de:code 2019に行ってきた話
先日、Microsoftさんの「de:code 2019」に参加してきました!
一足早いHoloLens 2の体験や、HoloLens開発お悩み相談室など、
xRに関するセッションも多く行われました!
▶de:codeって?
「開発者をはじめとする、IT に携わるすべてのエンジニアの皆様を対象にした」年に一度のテクニカル カンファレンスです!
Microsoft社員の方のセッションを聞けたり、新サービスの紹介やデモ、ライブコーディングなど、様々な体験ができます。
チケットは¥80,000とお高めですが、早期割引や、展示のみの無料のパスもあります。
また、基調講演は無料で配信をみることができます。
今年の基調講演はこちらから視聴できます!
最後の「HoloLensの生みの親」アレックス・キップマンさんのHoloLens 2の話では、iPhoneを使用してHoloLens2で見ているホログラムを共有し、まるでSF映画のような世界を見ることができ、とても感動しました!
基調講演の内容は、ざっくりですがわたしも「はいえろノート」としてツイートしているので、よろしければこちらもごらんください!
▶HoloLens 2を体験してきた!
さて、xRに興味のある方々が1番注目していたのは、
やっぱりHoloLens2ではないでしょうか?
さっそく体験してきました!
外見上、従来のHoloLensとの大きな違いは、レンズ部分が上にあがることではないでしょうか。
工場など、1stラインワーカーの使用が加速しているHoloLensは、実物を目で確認できることは大きいでしょう。
話している相手の目が見えるのも素敵ですね!
そんなHoloLens 2の気になるスペックはこちら!
HoloLensでアプリ開発をしている人にとっては、
HoloLens2に今までのアプリをそのままビルドできるのかも気になりますよね・・・
そのために、HoloLens2への移植方法のセッションも行われていました!
▶HoloLens開発お悩み相談
最後にHoloLens関連のお悩み相談セッションをご紹介します。
これは、HoloLens開発を行っているHoloLabの方々が、
参加している人達の質問や相談を聞きながら答えていくセッションです。
セッションの時にあがった5つの相談と解答をご紹介します!
①HoloLensを動くものに乗せたことはある?
「ペッパーとルンバはある。
人間の歩く速度と変わらないのでトラッキングに問題はない
船は海を見ている分には平気だけど、陸や港をみているとトラッキングがずれてしまう」
②現実のものに重畳させたい!
「まずは綺麗に重ねましょう
トラッキングを維持できる特徴点のあるところで行うことと、どこまでズレていいのかのシナリオをたてておくこと」
③HoloLensに個体差はあるの?
「IPDの設定ズレがよくある。
Unityのバージョンによってホログラムなどの大きさも変わるので、個体差は分からないけど同じものをビルドしてもズレていることはある」
④AzureSpatialAnchor使ってる?シェアリングとの違いは?
「便利!HoloLens2ではキーポイントになっているので、より使えそう。
AzureSpatialAnchorは、あくまでもiOSやAndroidとの共有が目的なので、シェアリングよりかは少し劣る」
⑤UnityとVS(VisualStudio)のバージョンの組み合わせは?
「MRTK v1 4.3を使用して、Unity : 2017.4LTS VS : 2017or2019
Unityは2018.4LTSもでたけど、出たばかりなので2017のほうが安定して使用してる」
とのことでした!
会場のみんなでわいわいと話しながら、実務で開発をしている方々に相談できるのはとても助かりますね。
会場の中でも、HoloLens を首から下げた「ホロレンジャー」の方をよく見かけました!
▶コミュニティとしてのde:code
de:code1日目の夜にはパーティが開催されました!
お寿司やローストビーフ、ワインなどを頂きながら、登壇者も来場者も一緒に交流することができました!
気になっていた開発話を聞いたり、最近発表されたばかりのデバイスやサービスの話をしたり・・・
わたし自身、去年のde:code2018に参加した際に知り合い、
今でも仲良くしていただいている方が多いので、コミュニティとして楽しむことができました!
中には海外から来ている方、学生さんもいらしていたので、普段職場では入ってこない情報も得ることができます!
次回は2020年の開催になりますね!
今から開催が楽しみです!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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