見出し画像

社内SEはミニマリストがいい

昨年からお世話になっている会社では、IT要員として採用されたが
親会社にDX要員として派遣となっている。

私のように企画部門へ派遣となるのは少数派で、
組込ソフトなどをやってる社員の方が多い。

相思相愛で入社したと双方思ってるが、
アンマッチだなあ、この会社でずっと居る事の弊害になるかも?
と不安なのが人財評価の方法だ。

簡単に書くと「スキル」×「仕事ぶり評価」で
「スキル」の方が重い。
で、スキルは他社(富士通)の人材力診断方法でなされる。

ITサービス開発要員と、社内SEは求められるものが違うと思ってる。
前者は業界の診断方法で良いかもしれないが、
社内SEにとって重要なのは「課題解決力」である。
ITを駆使する他に、関係部署の業務を把握し
業務課題を解決に導く事が求められる。
ITばかり出来ても、それを何の業務にも作用してなければ意味が無い。

極論言うと、社内SEの使うITツールはEXCELとグループウェアで50%賄える。
そもそも導入してないITツールを知っても仕方なく、
基本、あるものを使う(orあるものしか使えない)
必要に迫られて入れて駆使するで良い。

また、社内SEの場合、最終的には自分ではなく関係部署の人に
課題経過見る資料などを自身でデータ更新してもらうよう引継ぐ必要がある。
となると、開発ライセンスが要るようなものを駆使する手段は取れない。
「極力ITを使わない」手段に落とす事が望ましい。

社内SEのITスキルは、必要なもの・部分だけあれば良く
要らないものを習得する事は人財をオーバースペックにするだけだ。

私のように入社してきた社員はまだ少数。
会社挙げて間違った一律評価をやり始めてる自社に対して、
愛情をもってじんわりと軌道修正するよう説いていこうと思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?