自分の責任
自分の責任
最近やっと、自分の心を割と客観的に観察出来る習慣がついたようだ。
一人で、ホノルルに自分から引越してきた手前、自分の責任で、充実した日々を編み出す必要がある。
後一週間で、間違いなく満80歳になる。 自分で自分を祝う事にした。
「長寿のための短いお薦め」(私の即訳)「Short Guide to a Long Life」、エイガス医学博士著(David B. Agus、MD)を本屋で買い求めた。
ハワイの島の一つである、五つ星の高級ホテルフォーシーズンで、心と身体を活性化させるため、10日間滞在する予約を入れた。
長い人生で、意識的に自分に対してご褒美をあげた経験のない私であるが、 生きる気力増進の一環として、 まだ行ったことのないラナイ島で、のんびりしてみることにした。
高校生の頃から、 運良く本の虫的傾向があった私は、まだ、その余韻が十分残っていて、 頭の一番冴えている早朝1番に聞く勉強用講演会が、たまたま、エイガス医学博士の講演であった。
詳しくは彼の著作をじっくり読むのが一番であるが、 今まで私がたまたま読んできた書籍の内容で、私がわりと共鳴出来る内容であった。
祖父母に小学校時代育てて頂いた関係か、 祖父母の信念は、私の心の中に深く刻み込まれている。
健康に関する書物を読んでいても、根本的に、祖父母の信念に近い著者の意見に、私も賛同する傾向がある事に気づいた。
薬嫌いで、 一年一度の健康診断さえ、ある年は飛ばしてしまう傾向のある私であるが、 エイガス博士の話を集中して聞いている自分を発見した。
早速、エイガス博士の忠告通り、薬屋に飛んで行き、 赤ちゃん用アスピリンを買い求めた。 (後日談、これも長続きせず。薬嫌いが勝利)
後期高齢者の仲間入りをするまで、薬は避けてきた。
最近、元気であった同年齢層の突然死に衝撃を受け、心臓病を少しでも抑える可能性があるのであれば、 自分の意見を撤回して、毎日1錠赤ちゃん用アスピリンを飲み続けてみることにした。(やっぱり、三日坊主だった。)
ラナイ島のフォーシーズン ホテル行きを決めたのも、大自然の中でのんびりすることの効用を、エイガス博士が力説していたからだ。
その意見に、私は無理なく賛成できるので、 物は試しに、実際、そのホテルに行ってみる事にした。
コビッド19が沈静化したとはいえ、 まだまだ日本旅行が自由になったわけではないので、 今のところは日本旅行は難しい状況なので、太平洋に浮かぶ島を、のんびり訪問してみるのも一考と考えたのだ。
どうせ生きるなら、溌剌と健康的に生きたいものだ。
自分の日常生活は、できる限り自分の力で熟し、他人に頼る事を避けたい。
ホノルル生活も三年半以上過ぎ、 新居にも無事引っ越した。
有意義な毎日を過ごすため、創意工夫を心がけている。
その結果として、 前向きな気持ちで健康をできる限り自分で管理しながら、有意義な日々を創設していきたい。