【コラム】母として、HAHATOKIとして
自分は子供が好きだということは、子供の頃からわかっていました。
結婚したときには、3人子供が欲しいなぁとうっすら思ってはいましたが、第1子から高齢出産で4人の子のお母さんになることができ、大変なことと同じ数だけの喜びの繰り返しの中で、今も子育て真っ最中です。
飾り気もなく自信もなかった自分が、4人の子供に頼りにされ愛され、子供にとっての母親の存在の大きさをつくづく感じながら、動物のお母さんも本能のまま我が子を敵から守り食べさせ生きる術を体で教えている姿を見ては涙を流すことも多々あります。
とは言え、現在小学5年生から2歳までの4児の母としてはやはり、時々、しんどいです。
典型的なワンオペ育児をしながら妊娠中も産後もレッスンを受け持ち、その中で私自身が精鋭ママ、産前産後ケアのプロフェッショナルに出会う幸運に恵まれたことで、今の自分があります。
何人産んでいるということは私にとってあまり重要ではなく、その目の前の我が子にとっては誰しもが特別なお母さんであるということを大切に考えています。
乗り越えられたとき、乗り越えられなくてどん底から這い上がるとき、どうやってきたのかが少しわかるようになってきて、これから子育てをしようとしている女性に、伝えられたらいいなと思っています。
そしてレッスンを通して「運動が楽しい」を感じていただければ嬉しいですし、お母さんのその感覚や経験は我が子の発達に生きていくと思っています。
ー中村君子/HAHATOKI発起人