更年期症状を考える
更年期。
全ての人に訪れる時期として考えてもいいほど、体と心の大きな変化がやってくる時期です。一般的に女性は閉経の時期の前後五年間 45ー55歳、男性は40代後半から60代、早い方だと30代でも症状が出ることもあると言われています。性ホルモンの低下と自律神経の不調により様々な症状があると言われています。
更年期症状は200ー300種類の症状があるということで、AIと一緒に考えてみました。身体、精神の症状のほか、生活の変化、感覚の変化など様々な言葉をつかっています。重複する部分もあると思います。また、すべての症状や変化が更年期によるものではなく、ほかの病気が隠れていて発見が遅れることなどもありますので、この不調はすべて更年期というだけで、なにもケアをせず我慢するということではなく、症状を知って、更年期かどうかも診断などしてもらいながら、ほかのご病気でないことも知ったうえでケアをしていく必要があります。身体的症状については、ひとつひとつの症状について、コメントをつけながら書いていこうと思います。
身体的症状
ホットフラッシュ…ぶわっと熱くなって一気に汗がでる。本当にたーーくさんでます。びっくりします。
寝汗…季節に関係なく、夜中にたっぷり汗をかいてしまうような状態
動悸…運動（階段でも）していなくても、動機を感じる
息切れ…駅の階段などの簡単な上り下りでもはぁはぁと息切れ
めまい…ふわふわするような眩暈がある。（回転性のめまいは耳鼻科へ）
頭痛…さまざまな頭痛の出方があります。
偏頭痛…頭痛の前にキラっと光が見えたりするものは、偏頭痛の場合が多いです。頭痛外来など専門外来に行くことお勧め
肩こり…なかなか取れない肩こり。どんどん辛さが増してくる場合は整形外科に相談も
腰痛…なにもしていなくても、とにかく痛い場合は早めの受診を
関節痛…あちこち痛い。とよく聞きます。
筋肉痛…ちょっとした運動でも筋肉痛（でもみんななるかな？）
しびれ感…感覚まで麻痺いている場合はすぐに受診を！
冷え性…多くの女性が悩む冷え。
のぼせ...一人でぽっぽしちゃう感じ
むくみ...夕方の靴下の後がひどい
疲労感...以前はとっても疲れやすかったです。(運動して改善)
倦怠感...上記と一緒でだるさも運動が改善の鍵
不眠...寝付けない、中間覚醒、など様々
寝つきが悪い...足が冷えて眠れないとか
中途覚醒....真夜中に目が覚めるとか
早朝覚醒...3時に目覚めるとか
体重増加...なかなか減らない体重
体重減少....時折、体重が減りすぎる方もいると話を聞きます
食欲不振…たべられないのも辛い
食欲増進...ついつい食べすぎることも
吐き気
胸やけ
胃もたれ
便秘
下痢
膀胱炎様症状
頻尿
夜間頻尿
尿漏れ…とても大きな問題ですが、骨盤底筋運動がお勧めです。
腟の乾燥…乾燥からショーツがすれて痛い場合はとてもつらいですね
性交痛..なかなか相談しづらいことですが悩まれている方が多いかもしれません
かゆみ
発汗...汗は本当に増えます...
汗が止まらない‥１のホットフラッシュにリンク
寒気
体温調節障害…１，３９ どちらも体温コントロールがうまくできない感じです。
皮膚の乾燥…カサカサがどんどん増している感覚
かゆみ…42の皮膚の乾燥からのかゆみもあります
じんましん
湿疹
にきび
シミ
しわ
たるみ
歯茎の腫れ
歯周病
口内炎
舌の痛み
味覚異常
口の渇き
唾液の減少
声の変化
のどの違和感
目の乾き…性ホルモンの減少からの潤いの減少でのドライアイ
かすみ目
視力低下
目の疲れ…ドライアイもあり、目も疲れやすくなります。
耳鳴り…
めまい…メニエール病の好発年齢も更年期ころです（眩暈重複）
立ちくらみ
貧血様症状
血圧の変動
不整脈
手足の冷え
しびれ
関節のこわばり
筋力低下
骨密度低下
爪の変化
髪の薄毛化
髪の乾燥
白髪増加
抜け毛
腹部膨満
ガス過多
胆石症状
月経不順
不正出血
月経量の変化
生理痛の変化
乳房の張り
乳房痛
乳房のしこり
帯下の変化
性欲減退
性器出血
腟炎症状
外陰部かゆみ
骨盤底筋の弱化
子宮脱症状
腹圧性尿失禁
切迫性尿失禁
混合性尿失禁
残尿感
排尿時痛
精神的症状
101. イライラ
102. 不安
103. 焦燥感
104. うつ傾向
105. 気分の落ち込み
106. 気分の変動
107. パニック発作
108. 集中力低下
109. 記憶力低下
110. 判断力低下
111. 思考力低下
112. 意欲低下
113. やる気の減退
114. 無気力
115. 不眠
116. 過眠
117. 寝つきの悪さ
118. 睡眠の質低下
119. 疲労感
120. 精神的疲労
121. 緊張
122. ストレス耐性低下
123. 感情コントロールの困難
124. 孤独感
125. 空虚感
126. 自己否定感
127. 自信喪失
128. 不全感
129. 焦り
130. 怒りっぽさ
131. 攻撃性
132. 依存傾向
133. 強迫傾向
134. 不安神経症
135. 社交不安
136. 対人恐怖
137. パニック障害
138. 不安障害
139. 気分変調
140. 抑うつ状態
141. 不安定な感情
142. 過敏性
143. 被害妄想的な考え
144. 完璧主義
145. 強迫観念
146. 自己嫌悪
147. 罪悪感
148. 喪失感
149. 悲観的思考
150. 将来への不安
生活への影響
151. 仕事への支障 152. 家事への支障 153. 育児への支障 154. 対人関係の悪化 155. 夫婦関係の変化 156. 家族関係の変化 157. 社会活動の減少 158. 趣味活動の減少 159. 外出意欲の低下 160. 生活リズムの乱れ 161. 食生活の乱れ 162. 運動不足 163. 体力低下 164. 活動量の減少 165. 生活の質低下 166. 経済的影響 167. キャリアへの影響 168. 学習意欲低下 169. コミュニケーション障害 170. 社会的孤立
身体感覚の変化
171. 体調の波 172. 疲れやすさ 173. 回復力の低下 174. 柔軟性の低下 175. バランス感覚の低下 176. 姿勢の悪化 177. 歩行の不安定さ 178. 反射神経の低下 179. 運動能力の低下 180. 持久力の低下
認知機能の変化
181. 物忘れ 182. 注意力散漫 183. 計算力低下 184. 言語能力低下 185. 空間認識力低下 186. 時間感覚の変化 187. 判断力の低下 188. 理解力の低下 189. 記憶力の低下 190. 学習能力の低下
感覚器の変化
191. 視力変化 192. 聴力変化 193. 味覚変化 194. 嗅覚変化 195. 触覚変化 196. 温度感覚の変化 197. 痛覚の変化 198. 平衡感覚の変化 199. 身体感覚の変化 200. 空間認識の変化
自律神経症状
201. 体温調節障害 202. 発汗異常 203. 血圧変動 204. 心拍変動 205. 消化機能障害 206. 排泄機能障害 207. 睡眠障害 208. 呼吸の乱れ 209. 代謝の変化 210. ホルモンバランスの乱れ
皮膚・粘膜の変化
211. 肌のくすみ 212. 肌の乾燥 213. 肌のたるみ 214. シワの増加 215. シミの増加 216. にきびの増加 217. かゆみ 218. 発疹 219. アレルギー反応 220. 創傷治癒の遅延
筋骨格系の変化
221. 姿勢の悪化 222. 関節の痛み 223. 筋力低下 224. 骨密度低下 225. 腰痛 226. 背中の痛み 227. 首の痛み 228. 関節のこわばり 229. 筋肉の痙攣 230. 骨折リスクの増加
消化器系の変化
231. 食欲不振 232. 消化不良 233. 胃部不快感 234. 腹部膨満感 235. 便秘 236. 下痢 237. 過敏性腸症候群様症状 238. 胃酸過多 239. 吐き気 240. 嘔吐感
循環器系の変化
241. 血圧上昇 242. 血圧低下 243. 動悸 244. 不整脈 245. めまい 246. 立ちくらみ 247. 冷え性 248. むくみ 249. 静脈瘤 250. 血行不良
泌尿生殖器系の変化
251. 頻尿 252. 尿失禁 253. 排尿困難 254. 性器出血 255. 性交痛 256. 性欲減退 257. 腟乾燥 258. 外陰部かゆみ 259. 帯下異常 260. 骨盤臓器脱
神経系の変化
261. 頭痛 262. 偏頭痛 263. しびれ 264. 痺れ 265. けいれん 266. めまい 267. ふらつき 268. 振戦 269. 協調運動障害 270. 反射機能低下
免疫系の変化
271. 易感染性 272. アレルギー反応の増加 273. 自己免疫反応の変化 274. 炎症反応の増加 275. 創傷治癒の遅延 276. 疲労回復の遅延 277. 体調不良の長期化 278. 慢性疲労 279. 免疫力低下 280. アレルギー症状の悪化
その他の症状
281. 疲労感の慢性化 282. 易疲労性 283. 回復力の低下 284. 体力の低下 285. 活力の低下 286. 生活リズムの乱れ 287. 睡眠の質低下 288. 体重変動 289. 体型の変化 290. 姿勢の変化 291. 声の変化 292. 歯の問題 293. 口腔内の変化 294. 味覚異常 295. 嗅覚異常 296. 視覚異常 297. 聴覚異常 298. 平衡感覚異常 299. 体性感覚異常 300. 自律神経失調
重複的な項目もありますが...
300の項目 気になる部分
当てはまることある方もいるかもしれません。
40代の不調は一度婦人科に相談
その後、更年期ではなかったり、更年期治療しても引き続くなら、他科受診をして自分を大切にして行きましょう。
女性は身体の変化が大きな時期がある仕組みをもっているので、より大切にして、更年期を過ぎてChang of life して行きましょう。
今日もお読みいただき
ありがとうございます😊
やまがたてるえ
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