わからなかったボランティアしたいという気持ち お世話になってわかったこと
1歳8ヶ月の双子を育てている私は今、ボランティアの方達にお世話になっている。
しかし、ボランティアで来てくれる人の気持ちがわからず「本当に無償でいいのだろうか?」と申し訳けない気持ちでいた。
恥ずかしながら、これまで自分が無償で人の役にたちたいと思ったことがなかったからこんな風に考えてしまうのだろう。
もう気になりすぎて、どうしてボランティアをしているのか直接聞いてしまった。「今は休職中だけど、仕事が始まるまでの間も子供達と関わる活動がしたいから。」「自分の親が死んで、人生は短いということを実感し、やりたいと思っていたことをはじめた。」と理由はさまざまだが、それでもやっぱり立派だと思う。
同じ時間なら、パートやアルバイトをしてお金を稼ぐこともできるはず。ゆっくりお茶をする時間にしてもいいのに、、、(まだ腑に落ちない私)
そうは思いながらも、とても助かっている。
ヨガのレッスンをする間に自分の子供達と、生徒さんのお子さんを見てもらえる方をボランティアセンターで募集したところ、一ヶ月くらいで応募があり、面談をしてすぐにお願いした。
9月から始めて、先日の3月3日まで半年間のお付き合いだった。この春からは私もボランティアの方も仕事復帰予定で、もともと3月までのお約束だった。
お手伝いしてもらえる最後の日、レッスン前に少しお話しする時間をもらって、これまでの感謝の気持ちをお伝えしたのだが、ちゃんと伝えられただろうか。
「今は大変だろうけど、子育てが終わったときに私は本当にホッとしたの。子供たちが大きくなったら楽しいことがたくさんあるから頑張って。」と、応援メッセージをいただいてお別れした。
子育てボランティアで来てくれる方は、子育て経験者の方が多く、高校生や社会人のお子さんがいる。今の私の〝大変なこと〟を自分ごとのように共感しつつ、その時期を乗り越えた〝楽しい未来〟も知っている方たちだ。
双子を育てはじめて1歳8ヶ月が経ち、もっと月齢が小さな赤ちゃんや、双子のお母さんを見かけると〝かわいい〜〟と思う気持ちと共に〝お母さんを応援する気持ち〟が私にも芽生えている。
今はまだ難しいけれど、ボランティアのかた達への感謝の気持ちは、これから子育てが始まるお母さんたちに返していきたいと思うようになった。
私の経験したことで人の役に立つことがあれば嬉しい。純粋に困っている人の力になりたい。これがボランティアしたいという気持ちに繋がっていくのかなぁと最近思っている。
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