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故郷はみかん山だった

先日お正月ぶりに京都から大阪に帰省し、期せずしてじぶんを振り返る旅となりました。
大阪府富田林市にある、生一本な山のオヤジが夢一筋に作りあげたというみかん山、「城山オレンヂ園」へ行ってきました。
実家から車で30分ほど、そこは山の中のまさしくワンダーランド、田舎版ディズニーランドのような夢の世界!

富田林市はみかんの産地だそうですが、今まで一度も行ったことがなく、育った地域に興味も無かった私は全く知りませんでした。ほかにもいちじくやぶどうなど、美味しい果物がいっぱいあるのも、大人になってから知りました。(私はいちじくが特に好き)

私は富田林市寺池台という、池のほとりのフツーの住宅街で育ち、地元の大学へ行き、そこで初めて田舎もんと言われて、そんなことないわ!といつも憤慨していたのです。家から駅も近かったのでここは田舎という概念が一切なかったのですが、たしかに富田林はモーレツに田舎でした!!

66才の母の運転でオレンヂ園に向かう時、狭い山道に入ってからはドキドキの連続!対向車が来てしまい、バックしているとき、もはやこれまでか!とも思いましたが、おかげさまでなんとかなりました。
みなさんぐいぐい飛ばしておられて、運転がお上手!
ここから近くの、道中の道幅が広い「ハーベストの丘」にしたら良かったと、わたしは何度も心の中で思っていました。

↑一本の木からこんなに沢山のミカンがなっていて、当たり前かもだけどびっくりです!

園内にはザリガニ釣りやアスレチック、芝滑りやピンポン台など楽しめる遊び場がいっぱいで、まずはひとまわり。


そしてバーベキュー!

炭火をおこして身体もぽかぽか温まり良い気持ち。
お肉やお野菜をちょこちょこと焼いて、最後は母に炭火コーヒーまで入れて頂き、マシュマロポッキーでしめました。

それからついにみかん狩りへ🍊
みかん山にはどっさりの、みかんみかんみかん。
ファミリーが沢山来られてましたが、それ以上のみかんみかんみかん🍊
入口で売店のお母さんが、みかんは売り切れへんよ、と笑っておられた意味がわかりました。
バーベキューのあとでどれだけ食べられるか、バーベキューしてなくてもどれだけ食べられるか、ちょっと心配していたのですが、大人は2、3個
子たちは10個!と5個半でした🍊
山のオヤジの、今年も美味しいみかんが出来ました!沢山食べていってくださーい!!という威勢の良いステキな声が、放送で何度も流れていました。


また行けることがあったなら、バーベキューの前に2個、終わって2個の作戦か、お弁当持参でバーベキューは諦めて、みかん重視の作戦がおすすめかな〜感じました。

みかん山の頂上から。
改めてこんなに上まで登ってきたんや〜と思い、帰りも対向車が来ませんように、とお祈りしました。

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