8月も終わりの頃

そうだあっという間に8月も終わりに近づいた。

お薬の影響もあり落ち込むことがなくなった最近は、そろそろ復職か、と思って過ごす毎日だ。

彼からは毎日のように遊びの誘いがくる。うーん毎日はよしてくれ、そんな想いに駆られているこの頃である。

時々は断っているのだが、なんだか申し訳ない。でも毎日会うと話さなくて楽しい時間を過ごせなくなる、つまり会話をしなくてもいい関係になるのがどうしてもいやで断るのだ。

彼には言われた、今のうちに会っておこうよと。

私は距離が近くなりすぎたらダメな人間であって会う頻度は考えたいタイプ。でも彼の言葉は心に響いた。そうだよな、顔を合わせて遊べるのは今のうちかも。

大学時代の別の彼君もかれこれ会う頻度が少ない。半年ほど前に顔を見たきりである。それを思うと考えることが多い。

そんな断ってばかりの彼は最近自分に対して強めだ。何をしていたのかと、聞かれることもある。もしかして私が離れていってしまうとでも思っているのか、寂しがりやの私が離れることはそうそうないのだが、、、

やはり会えるだけ会うことが大切なのか、それとも会った内容を大切にすべきなのか、会社や部活の名残りなのか、交友関係においてどうでもいいことを考えるのが私の癖になってしまった。

考えていると彼も離れるのは辛いのかと、彼は本音を言わず誤魔化す。だから自分がここから離れるから、遠くに行ってしまうから、だから俺が離れてしまう気がすると言ったのか。

大人になると時間を買うようになる。そして何かを成し遂げる時、変化をするとき、時間と共にまた何かを失う。

時間ではいい訳できない。お金でも解決できない。大人になって学んだことは時間とお金で解決する事だったのに、何故ここでその二つで解決しない物事が壁となって立ちはだかるんだろう。それでも時間は進んでいる。捨てるべきものはいざ捨て、得るものは得る。整理できない感情を今書き記しておきたい。

進んでみよう、せっかくの機会だから。