【フキ(フキノトウ)】食べられる野草
○実際に食べてみて
[収穫の部位]
🌱フキノトウ
[料理法]
🌱ふきみそ
①味噌、砂糖、みりんを混ぜておく。
②生のフキノトウを刻む
③油で炒める
④しんなりして来たら、①を加える
⑤水分飛ばして完成!
(油入れすぎました〜)
[栄養]
🌱フキは一般栄養素が少ないと言われている。
🌱フキノトウはビタミンAがフキの14倍、ビタミンCは5.5倍も含まれるという。
🌱ビタミンやミネラルの他、クエルセチン、ケンフェロール、ブドウ糖、コリン、アンゲリカ酸などの成分も含むので、整腸、浄血作用、痰を切る薬効もある。
🌱ビタミンA
・目の健康→不足で視覚障害になってしまう可能性あり。
・皮膚などを健康に保つ効果→不足で肌が乾燥
・粘膜の健康維持→正常な免疫機能へ
・動脈硬化、ガン予防
🌱ビタミンC
・コラーゲンをつくるのに必須→コラーゲンは、皮膚、血管、軟骨などに存在、細胞同士をつなげる。
・鉄の吸収を助ける→赤血球をつくる材料。
・肌のメラニン色素の生成を抑える→日焼け予防
・抗酸化作用→がん、動脈硬化、老化防止
・水溶性のため、長く水にさらすと流れ出てしまう。
①別名
🌱蕗
②科・属
🌱キク科・フキ属
③何年草か
🌱多年草
④花期
🌱3〜5月
⑤ 名の由来
🌱昔の人がフキでお尻を拭いていたことから、「拭き」に由来するという説がある。
⑥ 花(果実)、茎、根の特徴
🌱雌雄異株で、雄花は黄白色、雌花は白い花を咲かせる。雌株は、花の後も茎を伸ばし、種子は綿毛とともにとばします。
🌱円形の葉や茎に先駆けて、花茎が伸びて花をつけます。それがフキノトウ!
🌱皿状になった葉に降った雨水は、歯の切れ込みから、葉柄を伝って根元へ流れていく。
⑦おもしろ情報
🌱コロポックルが住む葉っぱ。アイヌ民話に登場するコロポックルは、アイヌ語で、フキの下の住人という意味だそう。
🌱北海道から東北地方には、葉柄(茎のようなところ)が約2メートルになるアキタブキがある。傘にもなるほど大型。
🌱フキノトウのつぼみ、花をさかけるフキノトウ、30〜40cmの葉柄を伸ばして大きな葉をつけるフキなど、春から夏まで食用に採取できるのだ。
🌱咳止めや痰切りに効果ありとされている。
🌱フキノトウ味噌。刻んだ生のフキノトウと味噌、砂糖、酒を合わせて火にかける。(木の板に塗り、炭火焼き、温度(150〜200度)で焦げる寸前まで。加熱しすぎると香りが抜けてしまうので、注意する。
🌱加工には香りを生かすことが大切。
🌱フキは塩をひとつまみ入れ茹でて、水にさらしながら皮を剥く。保存は茹でてから塩漬けにする。
🌱肝臓毒ピロリジジン系アルカロイドを含むため、多食は避けたい。キク科やムラサキ科に含まれるケースが多いそう。でもこれも、動物に食べられないようにして、種を残していくための、生きものの戦略。あくぬき、少量を食べれば安全という。
⑧あそびかた
🌱フキのライオン
⑨フキ(フキノトウ)ギャラリー
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