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浄閑寺に行った時の話
毎度吉原遊女関連の記事を載せているので、
今回は気分転換。
私が浄閑寺に行った時の話でも書こうかな。
浄閑寺とは東京都荒川区三ノ輪にあるお寺。
江戸時代の吉原遊女の遺体が投げ込まれたため、「投込寺」とも呼ばれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1729579130-JSgRUqCb7mu03YEVWT2Dn6iX.jpg?width=1200)
で、浄閑寺に実際に行ってみたいなと思って、大学院1年の冬に行ったんですよね。
浄閑寺には、若紫という遊女のお墓や花又花酔の有名な川柳が詠まれる新吉原総霊塔など、遊女に関する史跡が色々あります。
![](https://assets.st-note.com/img/1729578784-ulKMeF8Ja0OzH3xtdIk7rWNA.jpg?width=1200)
そして、お寺の方からこんな紙をいただいて、これを頼りに浄閑寺内を探索させていただきました。
で、これは新吉原総霊塔に詠まれている花又花酔の川柳ですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1729577894-sVTqNEpM02krmH3WLjUIDQCY.jpg?width=1200)
「生まれては苦界 死しては浄閑寺」
吉原遊女は吉原という苦界で生き抜き、死ぬときは浄閑寺に葬られたことが分かります。
また、浄閑寺には、遊女やその子供の名前を記した過去帳も現存しています。
当時の私は、心中の研究をしていたので、過去帳からどのくらいの吉原遊女が心中して、浄閑寺に葬られたか調べたかったんですけど、個人情報保護で閲覧できなかった記憶があります。
で、この花又花酔の川柳にありつくまでの道中、めちゃめちゃ墓地なんですよ。
お墓が狭い空間にずらーっと並んでて。
私はこわがりなので、ちょっとびびりながらも
「すみませ~ん。川柳だけ見させてくださ~い。お邪魔します~。」
って誰もいない墓地に挨拶しながら、
この川柳の書かれる新吉原総霊塔に辿りついたのを覚えています。
目に見えない方々がいるかもしれないからね!
挨拶大事。
なんとも墓々しかったです。
あとは、遊女若紫さんのお墓もあるので、
お墓参りもさせていただきました。
写真は撮ってません。
私は、こわがりなので早口で「若紫さんこんにちは~。遊女研究してる院生です~。」って挨拶しました。
今度若紫さんについても紹介しますね。すごい人です。
浄閑寺へ行ったおまけに、三ノ輪という町も探索しまして。
![](https://assets.st-note.com/img/1729579439-hLySglrebZ6Pmt5EMdjJAWfI.jpg?width=1200)
吉原遊廓の大門があった場所も見たり、
新吉原についても紹介してる看板があったので、写真撮ってみちゃったり。
![](https://assets.st-note.com/img/1729579604-m3cflXhKsC0Z68wU9TjMqk1V.jpg?width=1200)
吉原神社にも行って、いろいろ楽しみました。
大門とか見て、「ここに遊廓があったのか~」って考えるけど、街並みはめちゃめちゃ現代です。
また時間があるとき、行こうかにゃ。
今日はこの辺で!
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