つらい頭のかゆみを予防!今一度見直したい子どものシャンプー選び
以前、子どもの髪や頭のニオイ対策についてお話ししました。
今回はもう一歩踏み込んだ、子どもの頭の「かゆみ」対策についてのお話です。
「最近、子どもがしょっちゅう頭を掻いている気がする」
「きちんとシャンプーしているはずなのに、なぜ?」
こんな悩みを抱えていませんか?
成長期の真っ只中である乳幼児〜幼児期の頭のかゆみの原因は、年齢によって違うことも。
暑さが本格化する前に、かゆみ対策を通じて、子どものスカルプケアについて今一度考えてみましょう。
(著作者:Freepik)
慌てないで!かゆみの原因と対策を年齢別に分析
子どもの頭のかゆみの原因は様々ですが、ここではよくある原因と対策を、新生児期と乳幼児期に分けてピックアップし、ご紹介します。
お子さまの年齢と照らし合わせて、参考にしてみてください。
・生後〜1歳未満の新生児期
生まれて間もない時期は頭皮の皮脂分泌量が多いことから、脂漏性の乳児湿疹が起こりやすくなっています。
成長と共に自然に収まるものではありますが、洗いすぎに気をつけながら、優しく洗ってあげてください。
・1歳以降〜6歳ごろまでの乳幼児期
頭皮の皮脂分泌量が逆に少なくなるこの時期には、乾燥による湿疹への注意が必要です。
フケが出ている程度なら、よくすすぐことを意識しつつ子ども用のシャンプーで優しく洗いましょう。
ガサガサがひどい時はオイルやローションで保湿ケアを。保湿してもなかなかフケやかゆみが改善しない場合は、特に素洗いをしっかりすることを意識して。
かゆみがつらそうなら、冷やしてクールダウンしてあげるのもおすすめです。
脂漏性と乾燥性の見極めは、年齢の他に見た目でもある程度判別できます。
炎症による赤みが強ければ脂漏性の疑いがあります。もしガサガサが見られたら、乾燥性を疑ってみてください。
炎症を起こしていたら、早めに医療機関を受診しましょう。
また、アトピー性皮膚炎の場合は大体3歳前後を目処に発症すると言われていることから、新生児期から乳幼児期までに見られる頭のかゆみの原因がアトピーである可能性は低めです。
もう繰り返したくない!子どもの頭のかゆみを予防するには?
地味につらい頭のかゆみなんて、できることならもうお子さまには経験させたくないはず。
自宅ケアでしっかり予防したいなら、以前のおさらいにもなりますが、まずはシャンプー・トリートメント選びが基本になります。
子ども用のシャンプー、またはアミノ酸系の肌に優しい製品を使いましょう。
ダメージケア等を謳った大人用のシャンプー・トリートメントの共用は絶対NGです。
子どもの頭皮には成分が強すぎてしまい、トラブルの元になります。
現役美容師である「Ha-ha」代表・坂本直宏(スタイリスト名・Ryoma)のおすすめは、SARABiO温泉微生物研究所から販売している「BEP」シリーズ。
※以前、こちらの記事でも紹介した製品になります。
頭皮や髪の生理機能に着目する、別府温泉の研究チームが開発。
温泉由来のオリジナルエキス「温泉藻RG92(緑藻エキス)」「加水分解酵母エキス」を配合していて、頭皮環境を健やかに保ってくれるんです。
実は私も使ってみましたが、ノンシリコンとは思えないほど髪が柔らかく、しっとり仕上がります。
ちょっと合わないシャンプーを使うと出てくる、フケやかゆみとも無縁になりました。
繊細な子どもの髪や頭皮も心地よくケアしてくれるので、大人も子どももシェアして使える貴重な製品です。
たかがシャンプー、されどシャンプー。
正しい知識を身につけて、大切なお子さまの健康を守りましょう。
もしよろしければ、スキ&フォローをお願いします。
コスメブランドプロジェクト「Ha-ha(ハーハ)」とは
「未来に残るブランドづくり」「世の中に必要なブランディングモデル」をテーマに、2022 年スタートしたコスメブランドプロジェクトです。このnoteでは、ブランド・製品への想いや開発秘話、肌や髪などの美容など関する情報を発信していきます。
自己紹介記事はこちら。
「Ha-ha」の公式サイトはこちらをご覧ください。
「Ha-ha」代表・坂本直宏(スタイリスト名・Ryoma)美容師についてはこちら(Instagramアカウントになります)。