論理国語「真の自立とは」導入
「真の自立とは」
【目標】筆者の主張に基づいて、「のび太君は自立しているか」について説明しよう
評論は 具体的に
小説は 抽象的に
と、最近思い出した言葉。
今回の単元も、より身近な具体的な出来事を取り上げて考えてみることにした。
導入部分。
「のび太君は自立しているだろうか」
おそらく、多くの生徒は「自立していない」と答えるだろう。
すぐに道具に頼るから。年齢的に。さまざまな視点から意見を出させたい。
そして、本文を読み進めていくと、
真の自立とは、
「いざとなったら助け合う相互依存のネットワークをいつでも起動できること。その準備がいつでもできている状態」という内容にたどり着く。
筆者の主張を読み取った上で、改めて考える。
「のび太君は自立しているだろうか」
本文の内容に基づいて説明しよう。
これはルーブリックを用いて自己評価させたい。
でも、これだけだと持て余すだろう。
さらにもう一つの課題。
[筆者の考えに基づいて、社会問題を解決する糸口を探そう]
授業者がたまたまストックしてる新聞記事の中に、
「助け合いの場」「ヤングケアラー」「孤独」をキーワードにしたものがいくつかある。
それらを共有し、筆者の考えに基づき、解決の糸口を探る意見文を書く。
「私の自立論」だ。こちらもルーブリックを用いて自己・相互評価する。
楽しみである。