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ひとりでしない、ひとりにしない
Ⅰ.はじめに
強度行動障害に対する魔法の杖はないが、本人の生活の質を向上させながら行動の問題を減らし、周囲の人も楽になる考え方や方法論はほぼ確立されている。しかし複雑困難事例ではそこにたどり着けず本人と周囲の少数の人が姑息的な対応でしのぎながら疲弊している現状がある。家族の自己犠牲的な支援、スーパーマン的人材に頼った属人的な支援、支援者の自己満足的な支援から、知識と余裕のある人が助っ人に入り、本
ウィークネスフォビアを超えて
(支援 vol.13号原稿)
1.市中のメンタルクリニックから見える景色
私は地方都市でメンタルクリニックを拠点に、主に知的・発達・精神障害の親子と若者の診療をおこなっている精神科医である。
関わることが多いのは、さまざまな原因で認知、思考、行動面にさまざまな不自由さ不器用さを抱え、疲れやすく、周囲の状況や自身の感情をほどよく理解し、自分のことを上手に伝えるといったことが苦手な人たちだ。
メンタリストDaiGo氏の差別的発言について
インフルエンサーであるメンタリストDaiGoさんの、ホームレスや生活保護受給者に対するひどい差別発言が問題となっています。
DaiGoさんととその取り巻きの人たち発言により、生活保護の人やホームレスの方、満身創痍で生きている人達の心が切り裂かれました。
これは決して許される行為ではないと思います。
DaiGo氏はホームレス支援団体をはじめとする様々な人や団体から批判をうけ、2度にわたる謝罪をし、
オンライン元年、悲喜こもごも
新型コロナウィルスの流行でまだまだ不特定多数の人を集めて対面での集会や会食が難しい状況がつづいています。
会合や、式典、各種学会なども昨年からはオンラインやリアル開催とハイブリッドの開催となり、流行期には学校(特に大学)の授業もオンラインで行われるようになりました。
この状況にもいいことはあって、普段あまり参加できない他領域の学会や研修会などに自宅から参加したりということが気軽にできるようになり
興味の無いことに興味をもたせるお薬はありません
子どもの診療をおこなっていると、学校で子どもが落ち着いてすごせない、荒れているなどで子どもを受診させたいというような相談が実に多いです。
そういう子どもに対して学校や支援者から「いまはおちつく、いい薬があるから受診してもらってきてください」といわれて受診をすすめられたりすることもあるようです。
また受験が近づいて焦る親から「成績があがらないのでお薬でなんとかなりませんか?」というような相談を受
炎上した長野県の障害の社会モデルの広報。障害は社会の側にある!地域共生社会の実現に向けて
長野県のから発信されたTVCMと新聞広告、県の広報の内容が県内外の物議をかもして炎上している。
その内容は以下のようなものである。
障がいの考え方には2つあります。
◆社会モデル…障がいの社会モデル
障がい者が直面する不利益や困難は、障がいのない人を前提に作られた社会のつくりや仕組みに原因があるという考え方。
障がいがあっても参加できる社会をつくる
それが、社会モデルという考え方
たとえば
余暇活動こそ本質活動
三つ子のタマシイ百まで
思えば私の祖父母はみな陶芸や習字、お茶、旅行、絵やレース編みなど手芸を嗜む趣味人で、世間からはどこか距離をとりながら生きていた人だった。特に母方の祖父は眼科医師であったが、踊りや陶芸、俳句などを嗜む今思うとちょっと変わった人だった。私はというと、幼少期、その祖父がキャッチボールをしようと誘ってものってこず、しゃがみ込みアリをずっとみていた少年だったそうだ。幼稚園のころは、
今、君が”なぜ君は総理大臣になれないのか”を見るべき理由
“なぜ君は総理大臣になれないのか”
近くの映画館で上映されていたが、行けなかったのだが、オンライン上映の機会があり視聴することができた。
今の政治状況に絶望している人にこそ見てもらいたい。大島監督のエールと、小川淳也議員の存在にかすかな希望を感じることが出来るだろう。
大島新監督は、実は映画を通じてさまざまなものと闘ってきた人である大島渚監督の息子らしい。
テレビ番組などをつくっていた大島
発達障害サポートブックは使われない!広まらない!あるある。大事なのは表紙。
久しぶりの投稿です。
コロナ流行のおかげで、あまり出かけられなくなりましたが、さまざまなセミナーをオンラインで受けられるようになっており、時間があれば自宅から参加してみたりしております。
本日、このようなセミナーがあったので1000円払って参加してみました。
Twitterで注目していた、三重のNPO法人いろ葉の、よつば@発達クラスタフェス さんの話を聞いてみたかったことがあります。
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無料オンラインセミナー(ZOOM+YouTubeLive)こんな感じでやったら簡単で盛り上がってよかったよという話
オンラインセミナーをZOOMとYouTubeLiveをもちいて、ほぼ手間とコストをかけずに開催でき、ライブでの参加者が750名、見逃し配信も合わせて2500名の視聴者があり大盛況でした。(もちろんメインは講師の知名度と力です)
備忘録的にやり方をまとめたものをシェアしますので、これからオンライセミナーをやってみようと思っている方は、よろしければ参考にしてください。
ZOOMで対談や講演を配信す
「ポストコロナはインターネットのある自由で民主的な江戸時代」
新型コロナは無症状な人が強い感染性をもち、一部の人が急速に重篤化し死に至るという絶妙な塩梅で、ソーシャルやメンタルへの実に影響が大きい。そして格差や貧困など社会の弱い部分を直撃して感染を広げる。
このパンデミックは世界的な災害であり、ほぼ同一の与条件で各国に降り掛かっている。各国の指導者、そして国民はそれぞれのやり方で対応しているというところが興味深い。なんというか民度のベンチマークみたいに