【統計麻雀】和了と流局の比率
麻雀を数値で理解する上で、まず全体の流れを正しく理解する事が大切だと思ったので、403万局の牌譜データを分析した。
和了と流局の比率
・和了率 84.0% (3,389,485回)
・流局率 16.0% (646,809回)
流局とは、誰も和了(ツモorロン)せずに、場が流れる確率。
流局率は16%と言われればしっくり来る数値ではあるが、「流局する確率って何%くらいあると思う?」と聞かれても、答えられる自信は正直なかった。予想よりも少し多い印象だ。
和了の内訳
・通常和了率 99.3% (3,366,644回)
・ダブロン率 0.7% (22,841回)
和了の中でダブロンが発生する確率。かの有名な麻雀漫画「アカギ」では、よく頭ハネ(ダブロンではなく、先にロンした人だけが和了れるルール)のシーンが登場するが、実際は和了の内0.7%とその発生頻度は極稀だ。勿論、ダブロン気配がある局では危険を冒さず、自分の手を崩した方が良い場合が多いから結果的に低い、という事だろう。
流局の内訳
流局に種類なんてあるの?という気もするが、例えば配牌時に九種九牌があり流局コールした場合も流局だ。流局宣言せずに国士無双を狙う場合もあるが、その場合は当然流局には含まれない。
流局の種類を列記すると下記の通り
・通常流局 92.90% (600,892回)
・九種九牌 6.48% (41,942回)
・四風連打 0.42% (2,736回)
・流し満貫 0.11% (689回)
・四家立直 0.06% (380回)
・三家和了 0.02% (114回)
・四槓散了 0.01% (56回)
全体の16%である流局の、更なる内訳なので、
九種九牌が実際に発生する確率は16% × 6.48%=1.04%だ。
流し満貫から下は言わずもがな激レアであり、私はまだ見たことがない。
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