女性性に降参したらお花ってすごいね〜ってなった話(3)
◇はぐ:お花っていっつも先っちょで咲いてる
でも、お花って1番もろいところ、壊れやすいところじゃん
繊細で、薄くて、すぐ散っちゃって、
でも、そんなお花を誰もが触れる先端に咲かせる植物って、すごいよね
◆おね:うん
◇はぐ:それは、嬉しいからそうしてるんだと思うんだよね
喜びなんだよね、こんなん咲きましたよって、表現してる
それが、周りの見る人の喜びにもなるわけじゃん、わ~綺麗だなって
◆おね:うんうん
◇はぐ:それで、ハチ達もさ、お花に近寄ってきたりして、新しい種ができたりする
お花がみんなの見えるところにあるから起きることだよね
でも、もろい部分を1番先端に表すって、すごい勇気のいることじゃない?
◆おね:そうだよね
◇はぐ:うん、植物はほんとうに勉強になるし、お手本だと思う、すごいな〜って
なので、自分もなるべくそうありたい
やっぱり怖いわけじゃん
美しいものを美しいねってやってる自分の姿って、 ちょっとバカっぽいしさ、こいつ大丈夫かなみたいに思われそうだし
◆おね:はぐでも、怖さはあるんだ
◇はぐ:あるある、なかったらもっと踊ってると思う
OSHOがさ、学生時代に、雨が降ると、気持ちよくてか知らんけど、踊りながら学校に通ってたらしいの
その通学路の途中にお家があって、その住人がさ、雨の中踊ってるOSHOを窓から見つけてね、手を振って挨拶し合うようになったんだって
雨の中、濡れながら踊っている人って、どこか変じゃん、だから、その家の住人からは、おかしな人ねっ感じに見られてたと思うんだけど
その女性と子供は、OSHOの通ってた大学の先生の奥さんと子供だったらしい
OSHOがその先生にお家に招待された時に、「実は知り合いなんですよ」って話をしたってエピソードをどっかで話してるんだけどさ、
なかなかできないじゃんね
道でわ~って踊ってて、誰かとぱっと目が合って、笑顔で手を振るみたいなことって
◆おね:うん、できない
◇はぐ:でも、できたら気持ちいいよね
◆おね:うん、そうだけどね、私、そういうの多分何よりできない感じのことだと思う
もう、人前でそういうこと絶対にできないし、人前で泣くこともすごい抵抗がある
だから、大声で歌いながら自転車に乗ってる人とか見かけると、すごいな~楽しそうだなって思う
◇はぐ:うん、そうだよね
そういう姿を見せる勇気を持つってことは、植物に例えると、お花を咲かせてるってことだと思うのね
◆おね:なるほど~そういうことか
◇はぐ:そうそう。お花が咲いたら、誰かが見てくれて、そして実がなるわけじゃん
で、また新しい木が生えてくるわけだから
それを人間に置き換えると、美しいものを美しいって言えたら、人から素敵だって思われたり、お金が得られたりとかね、そういうことに繋がると思うんだよね
みんな、美しいなって感じるものが、それぞれあると思うの
けど、それを思ってても出せないみたいなことも多いよね
◆おね:うーん
◇はぐ:もうほんと、それを出すだけでホントにいいんだよ
それはすごく勇気がいることだよね、シンプルなんだけどさ
おねのお花はすごい綺麗だよ
自分だけで見るのもったいないから、ちょっとでもこうやって書き起こししたりして
見てくれる人が増えたらさ、おねが勇気を持つきっかけになるかもね
自分ももっと勇気をもってお花咲かせていきたいしさ
◆おね:なんか、放心状態…
私は、お花を咲かせるっていう状態の真逆で生きてきた感じ
ぜんぶ隠して我慢して、そういう性格になっちゃって、だからちょっとね、放心状態
◇はぐ:うん、それは、強く閉じてる蕾があるってことだからさ
固く閉じてる蕾ほど、咲いたらパッカーンって開くじゃん
◆おね:うん、なんか、何十年に1度しか咲かない花があるよね、それ思い出した
◇はぐ:あるね、うちの父が好きなりリュウゼツランっていうのがある
◆おね:そう、それそれ!
そのくらい全部自分のこと内側に閉じ込めていた感じがある
◇はぐ:うん、1度でも咲ければいいんだよ、そういうお花もあるんだから。いろんなお花があります
◆おね:そう考えると、はぐには自分を隠すとかせずにいられてるから、本当にありがたいしかない
◇はぐ:嬉しいし、かわいい
◆おね:ありがとう
◇はぐ:ありがとう