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今日の治療で思ったこと【脊柱管狭窄症のおばあちゃんを治療】
今日の患者さんからは嬉しい報告♡
今日はいつも来てくれてる、おばあちゃんの治療でした。おばあちゃんといってもアクティブシニアをまさに体現してる、若くてかっこいいおばあちゃんです。
半年ほど前に痛みと痺れで10分も歩けなくなってしまったそうです。
病院に行って、脊柱管狭窄症の診断を受けて、
「治らないと言われたけど、歩けなくなるのは嫌!」
「日々の生活に支障がないくらいにはなりたい」
ということで私の勤める鍼灸治療院に来てくださいました。
今日の治療中も色々お話していたのですが、
「昨日、外に出る用事があって歩いたけど、だいぶ歩けたの!」
と、報告してくれました。
「どのくらい歩けたんですか?」
と、聞くと
「20分位でちょっと辛くなったけど、歩くのゆっくりにしてたら、また楽になってね。1時間くらい歩けたの。」
とニコニコ。
「歩くときも恐々とじゃなく足が出せるのよ。」
とっても嬉しい報告でした。
寒さの厳しいこの季節は、症状が悪化することも多いのに。
その寒さの中で、1時間も歩けたと言うんですから!
こういうとき、本当に鍼灸師やっていてよかったなぁ!と思います。
尊敬するところいっぱいの患者さん
この方のすごい所は、情報収集力と、実行力です。
脊柱管狭窄症と言われてから、たくさんの本や雑誌を読んだそう。
そして、「本によって言っていることがバラバラ。」
「何を信じていいか分からない。」
そんな風に悩みながら、そのバラバラの意見の中でも共通している考え方や体操法を参考に日々の生活の中でちゃんと実行されていました。
さらに、これだけ情報がバラバラだから、実際にプロの指導が必要!と、来院してくれたのです。私達の鍼灸治療院を選んで来てくれたのは、普段の姿勢や生活指導、運動指導もしているという事をHPで見つけたからだそうです。
「毎日はなかなか運動できないのよ。ついついサボっちゃって。」
と、言いながら運動をしっかり続けてくれているのはしっかりしてきた体を触れば分かります!
当院からだす宿題の運動も、毎回
「どういう意味があるの?」
「この動きはあってる?」
など、理解して運動できるようにたくさん質問してくれます。
疑問点があっても迷惑じゃないかと気を使ったり、面倒だったりで、なかなか聞けないという患者さんも多いと思います。でも、彼女のように気になったことはちゃんと聞いて帰ろう!という姿勢は本当に嬉しい限りです。
「暖かくなってきたらもっと良くなっていくわね!」
と、とっても前向きな彼女を今後も精いっぱいサポートしていきたいな!と思いました。