noteはじめてみます!その理由と計画。
株式会社HAGISTUDIOの代表取締役で建築家の宮崎晃吉です。
東京谷中を拠点に最小文化複合施設HAGISOや、まちやどhanare、食の郵便局TAYORIなどを運営しつつ、設計活動をしています。
来年を目処にある出版社の方と話してHAGISOを中心に一冊の書籍をつくることになりました。正確には特に契約などはしていないので、一応そうなる予定です。
なぜ本を作るのかというと、HAGISOを始めてからももう5年半経つので、僕や身の回りに起きた色々な面白いことをそろそろまとめておかないと忘れそうですし、それどころか記憶の中で勝手に事実が変わっていきそうです。
ところが原稿を書く手が全く進まないww
もともと夏休みの宿題も直前になって始めてすぐ開き直るタイプですので、明確な締切がない業務を自分を律しながら進めるというのが極めて困難なのです。なにか定期的に原稿を書かなければならない理由が必要だ… そんな超個人的な都合でnoteを始めさせていただきます。
計画はこうです。
書籍は文字数にして12-15万字くらいになるのではということなので、noteで一回3000字くらいを40回繰り返せば一冊の本になるわけです。最終的に書籍として販売するので無料というわけにはいかず、有料noteとします。
それらをまとめてnoteの有料マガジンとしてこれも販売します。有料マガジンは途中で価格変更が可能とのことですので、最初は1000円くらいからはじめてマガジンに含まれるnoteが増えていくのに合わせて最終的には書籍よりも高い値段まで上げていく予定です。書籍は2000-2500円くらいになる予定とのことですので、最終的にはマガジンの上限は3000-3500円くらいの予定でしょうか。購入者は購入時の価格で、その後のnoteもすべて読めるということですので、早く購入するほどお得になります。
最終的に原稿が出揃ったところで加筆修正して本として仕上げます。実際誰もマガジンを買ってくれない恐れもありますが、「書籍原稿のために書いてる」という言い訳も立つというわけです。(それはそれで書籍自体危ぶまれますが...)
肝心の本の内容はというと、基本的には時系列にHAGISOを作る前の段階から、現在までの出来事を追っていきながら、ローカルに根ざす軸を持ちながら活動することの楽しさ、可能性とともに困難さもお伝えする、リアルな内容にしていきたいと思っています。
読んでほしい読者層としては、まずはこれから各地域で場を用いた自立的なビジネスを始めようとする人たち。そこにまちづくりや建築の専門性を持った人たちも関係してくると思います。あとはこれから社会に出ていく学生(特に建築)。こんな感じでも生きていけるんだねと少し視野を広げるかたちで救いになれば。
ひとつご注意させていただくと、このシリーズは私の極めて個人史的なもの・実体験を中心にそこから枝葉を伸ばしつつ書いていく予定です。どうしても私自身の話が多くなってしまいますので、宮崎個人に微塵も興味を感じない方は読まれないことをおすすめしますw
こんな不純な?動機で始めさせていただきますが、何卒よろしくお願いいたします。
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