人はみんな無意識の恐れを持って生まれてくる。自分も。あの人も。(私の人生本①:「9つの動機」)
「彼を知り、己を知れば、百戦危しからず」
古代中国春秋時代に活躍した孫子の言葉。
「現代日本は、人間関係の戦国時代や〜」
とは誰が言ったか。
誰も言ってない。
私は、人間について長いこと考えてきたので、人間関係の参考本を紹介していこうかなと思い立ちました。
今回は、
木村孝「9つの動機」
テーマは、「エニアグラム」。
古代中東の密教で、
「すべての人間は、9つのタイプの恐れうち、どれかひとつを無意識に持って生まれてきている」
という考え方です。
(簡単に各タイプの恐れ)
・タイプ1:正しくいられないこと
・タイプ2:必要とされないこと
・タイプ3:成功者と見られないこと
・タイプ4:特別と見られないこと
・タイプ5:知的でないこと
・タイプ6:何かに所属できないこと
・タイプ7:楽しく過ごせないこと
・タイプ8:支配されること
・タイプ9:平和でいられないこと
怖いのは、古代、これは、秘密裏に人を動かすために使われていたということ。
人は、無意識に自分の持っている恐れを避ける行動を取るので、これがわかっていれば、相手を意のままにできる…怖っ。
例えば、タイプ2は、「あなたのおかげ」とおだてられると、自分を犠牲にしてまでも他人に尽くしたりする。必要とされたいから。(←私)
私が、この考え方を信用してるのには理由があって。
一つは、「恐れ」からくる動機って、条件反射みたいなものだから、偽れないだろうなと思うところ。
あとは、他の占いが、誰にでも当てはまりそうな曖昧な部分を残してるのに対して、エニアグラムは、曖昧な部分がない。
読めば大体自分がどれに当てはまるかわかる。
そして、慣れれば、他人もどれかっていうのが大体わかる。私がこれにハマってたときは、そうやって人をラベリングしてたな〜(最悪)。
で、これを紹介したのは、誰かを意のままに動かそうって話ではなく。
自分と他人を知ることが、生きやすい社会を作るのに役立つと思うから。
○自分に対して
→自分が恐れていることを、他人は恐れていないのだとわかれば、それ以上恐れなくて済む。
○他人に対して
→立派な人も、強がってる人も、恐れを抱えているんだと思えば、可愛らしく思えるようになる。同じなんだと思える。
本の中でも書かれているように、
自分と他人のタイプを知る目的は、個々の恐れを癒やして、囚われのないタイプ10を目指すこと。
「エニアグラム」で調べれば、ネットにもいっぱい情報あるので、ご興味ある方は、見てみてください〜。
タイプ10、目指しましょう!
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