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【人事Tips】ほぼ無名のベンチャー企業が初のサマーインターン参画で「エントリー数1,900人超え」を突破したわけ!

こんにちは!皆さんインターンシップは順調ですか?今回、初めてサマーインターンに参画して驚きのエントリー数にかなりの驚きと戸惑いを感じています。笑 実際どんな感じでエントリーが増えていったのか、いったいどこまで伸びるのか、シェアしていければと思います。

ずっとインターンするのが嫌だった

実はうちの会社、2年前までインターンシップに取り組めずにいました。当時、就活の中で勢いを増していくインターンを横目に「インターン」って何やったらいいんだろう?会社説明会と何が違うのかな?やっても結局「選考に繋がらない」んじゃないかな?「選考時期」までグリップできないし… そんな思いを抱いていました。

でも年々採用難易度は上がっていくし(コロナ前までは企業の採用数は年々増加)インターン参画企業は増えていくし、さすがにやらないとマズイよなと思い昨年の21新卒採用から参画を決意!時期的に選考フローに乗せやすいウィンターインターンから実施してみることにしました。

昨年のウィンターインターンはほぼ全滅

まず自分の中でインターンをすることの意味を「説明会に参加するのはハードルが高いけど、インターンくらいなら参加してみてもいいかな」という学生さんを狙いにいくというところに置きました。しかし、そもそも企画をしても、その存在を知ってもらう手段がありません。無名のベンチャー企業を知ってもらうにはどうしたらいいのか?そこで、新卒採用で初めて「マイナビ」を利用することにしてみました。

実はこれまで新卒ナビ媒体に一度も参加してこなかった当社。満を持して10月開始のプレサイト(インターンサイト)に申し込みをして、期待を胸に一番最初のインターンを10月末実施で掲載してみました。もちろん当時は来場いただく形でのリアルインターンシップ。初開催の地は、大阪でした。

なんと結果は1名。事前に応募数の欄には表示されていたものの、実際に1人だけ来てもらった学生さんには感謝と申し訳なさの気持ちがいっぱいでした。「実はインターンするの初めてで、あなたが初めての参加者です」って言ったのを今でも覚えています。

コロナが襲来、リアルからwebへの転換

21卒については別でまたお話しするとして、今年の3月にはコロナが襲来し、世の中が徐々に変わり始めました。当初から21卒の採用スケジュールは3月末までとしていたので、そこまで大きな影響はなかったんですが、3月頭の解禁に合わせた合説イベントは軒並み中止となり、21卒の学生に激震が走りました。

うちはほぼ終盤だったこともあり、あまり動揺がなかったうえに、3月開始のマイナビ本サイトをセットで申し込んでいたこともあって、せっかくだから最後に会社説明会をwebで開催してみようかなと直前に急遽思いたち、3月3日と11日に2開催だけ、ウェビナーで実施することをマイナビに公開したところ3日は42名、11日は80名の学生さんが参加してくれてビックリ!正直、過去の会社説明会でそんな集まったことなかったので衝撃でした。

会社説明会

初めてのサマーインターン、集客は懐疑的だった

コロナの影響はあったものの、22卒はサマーインターンに挑戦しようと決めていたし、会社として新卒採用を継続するかの議論はあったけれど、少人数でも継続させるべきという意見を押し通して、サマーの企画を立てることを決断。状況を鑑みて、1Dayはすべてweb開催することにしました。この決断ができたのは、何より3月の会社説明会をwebで実施した経験があったから。Zoomにいち早く触れていたから何とかなると思えたのが大きい。

ただ、3月の時は大きな合説イベントがなくなったり、web開催している他の会社が少なかったりで注目してもらえたけど、インターンには21卒で全然集客できなかった苦い記憶があり、集まるかどうかは懐疑的でした。まずはマイナビのサマープレサイトを6月にオープンさせて、8~9月に向けてゼロから企画。昨年のベースはほぼ捨てて、webでも一方的にならない、参加型で仕事の体験を感じてもらえる内容を試行錯誤しました。それがこれですね。

嬉しい悲鳴!エントリーが伸びていく!

8月頃からスタートするにしても、まずは一旦7月くらいにトライアル実施してみて、徐々に内容をブラッシュアップしていこうという事で、どうせまだ学生さんたちは本格稼働してないだろうと思いながら、7月9日に初回のイベントを掲載。前回のウェビナーでは学生さんの顔が見れず一方的に話すのが辛かったので、今回は通常のミーティング形式で実施。司会者の一覧画面には49名までしか顔が映らないので45名を定員にして、募集したところなんと!あっという間に数日で満席に!

しかも8月に実施予定の日程もどんどん埋まっていく勢いで、マジか?と。要因はコロナの影響で多くの企業が22卒採用を中止、もしくは延期していたことや、学生側の緊張感が高まっていたこと。webでインターンを実施する企業がまだ少なかったことや、学生さんのZoomに対する浸透が早かったこと、学校の授業がリモートになって時間の融通が利くようになったことなどなど。いろいろ理由はあるんだろうが、間違いなくこれは波が来ている!笑

あの有名なユナイテッド社の背中が見えてきた

ここで念を押しておきたいのが、まだまだうちは無名のベンチャー企業でサマーインターンを始めたのも今年が初めて。何なら昨年の総エントリー数は200名程度しかなかった会社なんです。それがまさかの爆上がりに正直いろいろと付いていけてません。1Dayインターンも増枠して各回90名定員にしても満席になるので、ようやく会社に言って100名→500名のプランに変更したし、LINEもずっと無料プランでやってこれたのに、1000通→15000通のライトプランに変更しました。

もちろんただ時代の波に乗っているだけじゃなくて、学生さんに興味を持ってもらえるように工夫しているし、インターンの内容も基準はないけど、大手の内容にだって負けないコンテンツを作って学生さんに「参加して良かった」と感じてもらえるように。また口コミで周りの人にも伝えてもらえるように声掛けもしてもらっている。2Daysの企画も別に組んだり、一人一人に向き合えるように質問会を実施したり、めっちゃいろいろ試している。(さまざまなTipsは別で紹介します!)

そうしたら、マイナビの企業エントリー数の累計は1900件を超え、インターンイベントへの参加エントリー数は1000人を超えてきた!そしてまだサマーインターンは終わっていない!あの有名なユナイテッド社の1700人に迫ってきているといっても文句は言われないんじゃないか(と思っている。笑)

まとめ

ここまで長々と書いてきてしまったけれど、僕が伝えたいことは。

・22卒のインターンシップは絶対やった方がいい
・webイベントは場所にとらわれないので全国から集客が可能
・学生は家にいることが多くなってるので参加しやすい
・インターンの内容は参加型(アンケート形式)がオススメ
・満足度を高めるには質問に答える時間を設けること
・最後に周りに紹介してもらうプッシュも忘れずに

すいません、全然Tipsが入ってなかったことに気が付きました。笑 一応この記事はファクトってことで、工夫した内容については、ぼちぼち紹介していくので、フォローしてくれると嬉しいです!

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