高校野球 中止でいい?
2020年5月20日に高校野球の中止が発表された。
苦渋の決断とは思うが、
withコロナ、afterコロナにおいても
活動していかなければならない状況において、
最も安易な決断をしたと思う。
「止める」ということは簡単なことで
このコロナ禍において猛烈に反対する人はなく
ほとんどの方は仕方ないとなる。
そもそも
春の大会中止の状況と今の状況では
大きく環境が違う
春はまさにコロナ感染が拡大しようとしていた時期
今は、コロナが(一旦)収束しようとしている時期
同じ判断になりますか?
また、中止理由としては、
いかにも球児たちを気遣い
球児たちの不公平感、けがの心配、学業優先
となっているが、私がいうまでもなく
球児たちは全員 大丈夫と言っている 声が聞こえる。
ここには、当事者である高校球児のことより
逆に自分たち大人が「実行する」とした際の
対応からの逃避 大人の事情が垣間見れる。
しかし、今後私たちは
「どうすればできるか」について知恵を出して
実行していかなければならない。
これは、高校野球だけでなく、
全ての経済活動、文化、スポーツ活動等において。
ここで重要となるのがリスク管理、リスク許容。
コロナに感染しないためにどうするか、
コロナに感染したらどうするか。
甲子園の一局集中が問題なら、
例えば 地方大会(おそらく全地域がするであろうと思われる)
の延長で各ブロックで甲子園の1、2回戦をするイメージで
準々決勝から甲子園でするとか。
よく言われる通り 無観客でするとか。
球児で感染者が出たら中止するとか。
個人的には、私は研究者ではないが、
真夏の炎天下 紫外線量が多い時に
コロナウイルスが猛威を振るうとは考えにくい。
第2波があるとしても、やはり寒くなる秋以降と
考えている。
今年も迎えるであろう
暑い8月。
その時に 「高校野球できたんじゃない。」
となるようでしかたがない。
しかし、高校球児の気持ちは
こんな簡単ではない。
再度 可否を検討すべき
と考える。
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