スッタモンダヴォーズ あなたに手を敲くあなた
常に今ここ。
はるか彼方の天の川銀河系で。
父であるタオノ=スケベイダーとその旧友オジ=サン・毛ノービと戯れてるうち、気づけば理解の深まっていた花子。しかし、夫の三郎と別居していたことがスケベイダーにバレてしまい、さらには二男であるボビーの就職準備やマイナポイントの申請等で、花子のハートにあった意識はまた思考に戻っていた。
それもまた愛ゆえに・・。
「はぁ。まさかお父さんに、夫の三郎と別居してることがバレてたなんて・・」
〈花子さん。あまり考えてると、知らぬ間に闇落ちしますよ。頭は行き止まり。ハートは無限ですから。スケベイダー卿も何か言ってあげてください。そもそも、あなたが言葉に出しちゃったからです〉
『やれやれ・・。花子は中心に気づいた。孤独は消え、太陽が顔を出すかもしれぬぞ』
〈悩んでいる人。考えてる人。怒っている人。または、独り孤独だなんて思ってる人は世界にあなたひとりしかいませんからね♡まさに神の御業です。最初からひとりしかいないのですから。もっと自由に鑑賞を〉
『オジ=サンの仰る通りだ。人間とはすべて。自分の顔は鏡を通さねば観れない。あらゆる観念を消すだけだ。ゆえに理では、自分が消えれば、本当の自分が顕れる。気づけば簡単で冗談のような愛だ。最初からすべてそこに在る。ところでなぜ、花子は独りきりだというその実体なき思いを掴んでいるのだろう?花子が掴んでいるから掴んでいるだけなのに』
「私が掴んでいるだけ・・?ハートで観る・・ハッ!!💫」
思考に戻っていた花子は、ハートで世界を見渡した。
次第に”私”は消えていく。
あらゆる境界が消えていく。
「あ・・こ、これ。自分でヒーリングしてるみたい。安らぎの中にすべてがある。孤独なんてどこにもない!」
『すべてそこに在ると気づいたか🎵』
〈祝福が訪れます。至福が訪れます。そのトキ、あなたはあなた自身に拍手喝采するでしょう🧔👏✨最初から花子さんは太陽の国にいたのですから🌞✨〉
「え、いや。祝福ってほどじゃ・・」
〈あら💦そ、そうですね💦💦すぐにはやってこない場合も。でも大丈夫です。そのようにハートで観ておれば、神は必ず応えますから💛〉
『ははは。僅かに真我に触れただけだ。そこからの愛を感じたまま、考えずただ在ることで孤独だけでなく、おそれや不安、あらゆる観念も消えていく。なぜならそれら真我ではないものは存在しない幻想だからな👻』
〈スケベ心は存在しているのでしょう?💜〉
『こ、こら!💦それはエロスという、とても神聖なるものだ💦💦』
「お父さん、もうスケベイダーじゃなくエロベイダーでいいじゃん!」
『神のマ〇タベという意味ではその名前でいいかもな🤣』
改めて思いますと、「言葉」とは面白いものです。真理を孕んでいるものではないのですが、トキに人を傷つけ、トキに人を救い、トキに心揺さぶる。また、同じ言葉でもそれぞれの解釈には違いがありましょう。
敏感な御方は言霊を感じる御方も。また、思念や想念は時空を越え伝わる。もちろんそれらは現実世界に身を置いているからこそ感じられるものです。そう想うとそれが何であれ、今にしか味わえないモノだと感じます。
何を伝えようとしているのか?
言葉でなく、中心の心からのサインかもしれません。掴んでいるそれは本当の自分ではないものだよ、と。或いは、あなたから他の御方へつながる愛なのかもしれません。
実在に身をゆだねる。すると、それらはまるで幻想の如く消えてなくなる。やがて身体の感覚は消え、実在とひとつに。
そのとき。
あなたは、過去・現在・未来におけるすべての命を想い、愛が愛に感謝するでしょう。
目に映るすべて。
そこに在る全て。
すでに全てのあなた。
探求する御方は全イチを目指すかもしれません。そこには何がみえるのかを私は知りません。目覚めた今となっては私は愛しか知らない。ただ、今ここにおいてすべては一者であることは確かです。
また、無自覚に全イチに近いかたちで社会にある御方もありましょう。それゆえに病気と決めつけられている御方もおられるかもしれません。
真理において、分離・価値判断・決めつけはありません。どうか、あなたがあなたの世界を決めつけたり、勝手に他者のそれは悪い病気だと決めつけることのないよう、愛に祈りましょう。
中心の開いていない状態の自我からの思い込みは、ときにダークサイドに向かいます。悪役や病気の役割をする御方が、この世から消えますよう。また現在、苦しんでおられる御方が中心を思い出し、実在のエネルギーに包まれますよう。
祈りましょう。
いつまでも👏✨
自我VS中心の聖戦が起こるかもしれません。
戦地は、あなたの内側です。
それもまた愛ゆえに。
「旦那を困らせてばかりの私って、地獄に堕ちちゃうのかな?」
『モーホー。地獄など存在しない。なぜならそれは頭の中だけの幻想だからだ。真実にはどこを向いてもどこに在っても愛しかない』
「天国にいける?」
『生死の間に境界はない。白光だけの人間は生まれても死んでもいない存在だからだ。気づきそのものである花子が気づくだけでここはすでに天国だ』
〈まだ多いですからね。生死の概念を掴んでいる御方は・・〉
「え。ま、まさか!!👀」
『花子よ。もう少し”解脱”の意味を学んでこい🤣』